ブックマーク / synodos.livedoor.biz (29)

  • SYNODOS JOURNAL : 臨床心理士による児童の活動グループ ―― SNAPのささやかな挑戦 西村馨

    2013/3/189:0 ツイート 臨床心理士による児童の活動グループ ―― SNAPのささやかな挑戦 西村馨 ■児童の活動グループ「SNAP」の始まり わたしの勤務先の大学院で臨床心理学を学ぶ大学院生が、有志で子どもたちのグループ活動を始めたのは、かれこれ10年程前のことである。彼らは臨床心理士の資格を持つ前の段階であったし、ボランティアでやっていることでもあったので、問題を持った子どもたちへの心理療法ということではなく、「のびのび遊びたい子、元気になりたい子」を対象とした遊びと勉強のグループを始めた。これが予想外の発展を遂げることになった。 初めは3名の小学生で、学校でいじめられていた男子、軽い身体障害がある男子、そして取り立てて問題はないがおとなし目の女子だった。週1回2時間ほど、大学の教室と園庭を使って、宿題をやり、遊んでいた。スタッフは大学院に入りたての男女1名ずつ。よくわからな

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    YOW 2013/03/21
    ”テストを通してではなく、おもにグループ活動中の「関わりながらの観察」を通して行うことに重点を置いている。どこでその子が苦労するのかを見、それはなぜかを検討する”
  • SYNODOS JOURNAL : セクシャル・マイノリティ/LGBT Q&A【基礎知識編】 遠藤まめた

    2013/3/69:0 ツイート セクシャル・マイノリティ/LGBT Q&A【基礎知識編】 遠藤まめた Q1 セクシュアル・マイノリティとはどのような人たちのことを指すのですか? セクシュアル・マイノリティとは、現在の社会のなかで「これが普通」「こうあるべき」だと思われている「性のあり方」に当てはまらない人たちのことを、まとめて指す総称のことです。 「性のあり方」には、いろいろな側面があります。生物学的にオスであるかメスであるか(=セックス)、という問いにかぎらず、社会的にどのような性役割(=ジェンダー)を持って生きているのか、あるいは誰とどのような恋愛や性愛の関係を持つのか/持たないのか(=セクシュアリティ)、ということなどの「さまざまな要素」が複雑に絡んでいます。  これらの要素は、個人の意思では変えることができない(「好きでやっているんでしょ」とは言えないような)部分を多く含んでいま

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    YOW 2013/03/06
  • SYNODOS JOURNAL : 安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること 児玉真美

    2012/9/2811:0 安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること 児玉真美 アシュリー事件―メディカル・コントロールと新・優生思想の時代 著者:児玉 真美 販売元:生活書院 (2011-10) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る 尊厳死法制化をめぐる議論で、尊厳死を推進しようとする人たちの中から「既に安楽死や自殺幇助を合法化した国では、なんらおぞましいことは起こっていない」という発言が出ることがある。私はそうした発言に遭遇するたびに、そこでつまづき、フリーズしたまま、その先の議論についていくことができなくなってしまう。 「おぞましいこと」は当に起こっていないか? それとも現実に何が起こっているかを、この人は知らないのか? しかし、これだけ尊厳死法制化に積極的に関わってきたこの人が、当に知らないということがあるだろうか? それとも現実に起こっていることを十分

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    YOW 2013/01/22
    「オレゴンでは、癌患者に対して"抗癌剤治療の公的保険給付は認められないが自殺幇助なら給付を認める"という趣旨の通知が届く。本来なら終末期ではない人や精神障害者に致死薬が処方、限られた医師が多数の処方箋」
  • SYNODOS JOURNAL : リフレ政策とは何か? ―― 合理的期待革命と政策レジームの変化 矢野浩一

    2012/12/189:0 リフレ政策とは何か? ―― 合理的期待革命と政策レジームの変化 矢野浩一 著者からの注釈:この小文は(この節の要約)だけを読んでも概要が理解できるように書かれているため、忙しい方はそこだけでも読んでいただければ幸いです。 ■前回の記事との関連 (この節の要約)今回の記事では、前回の記事でご説明したリフレーション政策の学問的背景をご説明します。なお、前回の記事とは異なり、中級向けの内容になるため、言葉遣いを改めさせて頂きます。 前回の記事「『二つの悪』の悪い方と戦う ―― リフレーション政策と政策ゲームの変更 http://synodos.livedoor.biz/archives/2005746.html」では一般の方向けに(少し易しめに)リフレーション政策についてご説明しました。今回の記事では「もう少し学問的背景を知りたい」という方向けに(少し難しめに)解説し

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    YOW 2012/12/18
    "合理的期待とは「民間が政府の将来の政策を予測し、その予測に基いて行動をする」という仮説。リフレ政策とは合理的期待(と政策レジームの変化)を基盤とした政策"
  • SYNODOS JOURNAL : 正当性と正統性 大屋雄裕

    2011/6/2012:26 正当性と正統性 大屋雄裕 たとえば典型的な事例として、敗訴判決を受けて行政訴訟の原告側弁護団が「不当判決」という垂れ幕を掲げて出てくるような場面を想像してほしい。もちろん彼らは当該判決に不服であり、それが「正しくない」ものだと思っているのだが、しかしなおそこで否定されている「正しさ」と否定されていない「正しさ」の差異を、われわれは考えることができる。 ■ふたつの「正しさ」と「せいとうせい」 前者は、この事例において納得のいく結論を与えているかどうかという問題である。仮に彼らの満足行くような判決が出されていたとしたら、「正当な判断だった」とうなずくことになるだろう。このように、特定の判断が「正しい」か「正しくない」かを問題にするのが「正当性」(justness)である(なお、《正当であると証明できること》=「正当化可能性」justifiability、あるいはそ

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    YOW 2012/12/16
    そういえば正統性という言葉の使い方がなんかオカシイ人がいるので参考にポチる
  • SYNODOS JOURNAL : 並立制・併用制・連用制(上) 大屋雄裕

    2012/2/1411:58 並立制・併用制・連用制(上) 大屋雄裕 今は昔のことだが、大御所先生が当時刊行したばかりの憲法の教科書で勉強していたところ、小選挙区比例代表並立制と併用制の区別がまったくできていない記述に出くわして仰天したことがある。政権交代から選挙制度改革へとまさに進んでいる時期だったにもかかわらず、というのは選挙制度というのが所詮は技術的な問題に過ぎないと軽視されていたということなのか、それだけこのあたりの違いがややこしいということなのか(その後の版では修正されている)。最近は衆議院の定数是正にからんで小選挙区比例代表連用制の導入という話題が出ているが、相変わらず制度の中身を理解せずに議論している人があちらこちらにいるのを見ると、やはり後者なのかもしれない。 ■連用制ここがおかしい? というのは産経新聞が前回総選挙のデータを基礎にした試算を公表し、連用制では一票の価値に大

  • SYNODOS JOURNAL : 「二つの悪」の悪い方と戦う ―― リフレーション政策と政策ゲームの変更 矢野浩一

    2012/12/119:0 「二つの悪」の悪い方と戦う ―― リフレーション政策と政策ゲームの変更 矢野浩一 著者からの注釈:この小文は(この節の要約)だけを読んでも概要が理解できるように書かれているため、忙しい方はそこだけでも読んでいただければ幸いです。 ■「二つの悪」の悪い方 (この節の要約)この小文では「二つの悪の悪い方=デフレーション」と戦うための方策である「リフレ政策」について説明します。 「インフレが良いと言うのではない、デフレが悪なのである」石橋湛山(エコノミスト・政治家であり、第二次大戦前から戦中にかけて反軍国主義の論調を貫いたことでも知られる。以下、湛山)は生前そう繰り返し述べたそうです(半藤一利「戦う石橋湛山」東洋経済新報社)。湛山は、昭和恐慌(後述)の惨禍を目の当たりにしたエコノミストの一人ですが、その彼が死去してから約40年。我々はまだ、この二つの悪(インフレとデフ

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    YOW 2012/12/12
    素人にもわかりやすい文かと
  • SYNODOS JOURNAL : 「障害者の性」問題を通して、新しい「性の公共」を考える 坂爪真吾

    2012/11/129:0 「障害者の性」問題を通して、新しい「性の公共」を考える 坂爪真吾 「障害者の性」問題を解決するための非営利組織「ホワイトハンズ」代表の坂爪真吾さん。 障害者への射精介助を中心に、現在は全国18都道府県でケアサービスを展開している。 事業立ち上げのきっかけや今後の活動などについてお話を伺った。 (聞き手:荻上チキ) ■性産業の社会化 荻上 『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』が話題ですね。ホワイトハンズの活動をはじめてから何年目になりますか。 坂爪 2008年からスタートして今年で5年目になります。 荻上 活動内容はどういったことを? 坂爪 「障害者の性に関する尊厳と自立を守る」という理念を掲げて、性的な面でのケアサービスを行っています。自力で射精行為ができない重度の男性身体障害者に対する、射精の介助がメインです。介助方法は、普通の訪問介護と同じ倫理・サービス

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    YOW 2012/11/12
    「バリアフリーのヌードデッサン会"ららあーと"は、自閉症などの発達障害、統合失調症などの精神障害を抱えた方たちに好評。女性の裸を描くことで精神的に落ち着いたとか、対人恐怖症が消えたという報告も」
  • SYNODOS JOURNAL : 建築と社会学の新しいアドレス 「答えが運ばれてくる前に」 藤村龍至×南後由和

    2012/10/169:0 建築と社会学の新しいアドレス 「答えが運ばれてくる前に」 藤村龍至×南後由和 南後氏         藤村氏 超線形プロセスから批判的工学主義を経て、列島改造論2.0に向かう建築家と、街から美術館、書店を遊歩する社会学者与えられた答えに満足しない二人が自分たちで見出したものは? 人口減少や「縮退」を運命や宿命ではなくポジティブに読み替える  (司会:荻上チキ) ◇何ものかへのレクイエム 荻上:藤村さんに質問ですが、都市計画をオープンで作っていくという方法論はもちろん昔から、あえて位置づけるとすると、何へのカウンターとしてそうした手法が重視されているのか。あるいは、言い換えると、藤村さんが何への応答としてそうした方法論を身体化されたのでしょうか。 藤村:私がまちづくり系の研究室にいた1990年代のおわり頃、「地方分権」というスローガンが具体化して、市町村レベルで意

  • SYNODOS JOURNAL : 「幻惑する知」に抗するために〜オウム・ポストモダン・死生観 大田俊寛×山形浩生 

    2012/9/269:0 「幻惑する知」に抗するために〜オウム・ポストモダン・死生観 大田俊寛×山形浩生  大田氏        山形氏 (撮影 / エスクリエイティブフォト) ■近代の構造的矛盾 大田 少し大きな話になりますが、私は近代の構造そのもののなかに、「反近代主義」を生み出してしまう要素が潜んでいるのではないかと考えています。近代の良い点、成功した点は間違いなくあるわけですが、実はその近代の長所や成功そのものが、弱点や難点を生み出す原因にもなっているという、ある種のジレンマのような構造になっているのではないでしょうか。中世から近世になると、平均寿命は若干伸びましたが、それでも四〇歳から五〇歳程度にとどまっていた。ところが近代になって、国家福祉・経済機構・科学技術などが進歩することにより、人間はなかなか死ななくなりました。平均寿命は八〇歳くらいに伸び、一九世紀初頭に一〇億人であった

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    YOW 2012/09/26
    何ぬねの 後で
  • SYNODOS JOURNAL : 中国化する日本 ——政治・経済・文明観のアーキタイプ 與那覇潤 × 飯田泰之(前編)

    2012/9/199:0 中国化する日 ——政治・経済・文明観のアーキタイプ 與那覇潤 × 飯田泰之(前編) 中国化する日 日中「文明の衝突」一千年史 著者:與那覇 潤 販売元:文藝春秋 (2011-11-19) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る 「日特殊論」の原型を、源平合戦の時代まで探しにいく—— 話題の『中国化する日』の真意を探る対談の前編。 『ALWAYS』に涙する精神は、1000年前からセットされていた? ◇なぜ中国は「ヨーロッパ化」しなかったのか 飯田 與那覇さんの新著『中国化する日』は各方面で話題騒然となっていますね。ご自身で注意書きを加えられていますが、「中国化」という言葉には、今の情勢では全日人が「ドキッ」としてしまう。 與那覇 事前の予想通り、「中国の国家資主義」とか「南シナ海政策」といった、経済学または地政学的な話だと思って手に取られた方

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    YOW 2012/09/20
    「本来は経済効率的には非効率であるはずの身分制度や封建制を残したら地域を超えた不況や貧困の蔓延をブロックするショックアブソーバーとして機能したが、恩恵を得られる人と得られない人が固定化」
  • SYNODOS JOURNAL : リスクと無駄とコスト  山口浩

    2012/9/69:0 リスクと無駄とコスト  山口浩 8月が終わった。この夏心配された電力不足問題については、少なくともこれまでのところ、懸念されたような深刻なトラブルは発生していない。今もまだ残暑は厳しいので安心はできないが、突発的な大停電や、それを避けるための計画停電のような事態に陥るおそれは次第に低くなってきているといってもいいだろう。4月にこのシノドスジャーナルで、「この夏猛暑にならないように祈ろう」といったようなことを書いたが、祈りが通じたかどうかは別として、起きてほしくないと願った事態が発生しなかったことはたいへん喜ばしい。 「この夏を乗り切るために私たちがすべき10のこと」http://synodos.livedoor.biz/archives/1921452.html もちろんこれは、企業や家庭など各所における節電努力があってのことだ。特に、余力が厳しいとされていた関西電

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    YOW 2012/09/06
    「原発のリスクは他のリスクとは違うというなら、何がどのくらい違うか考えなければならない。どのリスクがどの位危険か、その危険を低減するためにどの位のコストが必要か、結論としてどのリスクをどの位とるのか」
  • SYNODOS JOURNAL : 選挙制度はどう改革されようとしていたか 大屋雄裕

    2012/9/49:0 選挙制度はどう改革されようとしていたか 大屋雄裕 ■多数派支配の限界 Synodos Journalにおいて、いわゆる尊厳死法案の問題が数人の論者によって取り上げられていた。私にはその問題について知見も特定の意見もない。ただ、人の望まない死が強制されるようなことは望ましくないと考える一方、「生命への権利」をどれだけ擁護しても「冷たい方程式」のような極限事例において生への可能性を規定するのは《どれだけの資源があるか》であり、相対的な多数を生き延びさせるために少数派に死が迫られることもあり得るだろうと思うだけである(もちろん現代日社会がそのような極限的状態にあるとはまったく考えていない)。 私に言えるのはただ、仮にそのような決定が必要な状況があったとき、《誰が死ぬか》をむき出しの暴力が決めるよりは、民主政プロセスに委ねられた方が「まだまし」だろうという程度のことであ

  • SYNODOS JOURNAL : 中国人の愛国心と「国家」と「家」の伝統的な概念  西本紫乃

    2012/8/2216:54 中国人の愛国心と「国家」と「家」の伝統的な概念  西紫乃 8月15日、香港人活動家らが尖閣諸島に上陸したことをきっかけに、再び緊張がたかまった日中間の領土問題だが、19日に今度は日の地方議員ら10人が尖閣諸島に上陸したことが、中国国民の反日感情を極度に刺激することになった。赤い横断幕、ひっくり返される日車、打ち破られた日ラーメン店のガラス、こうした破壊行為に及んでいるのは、都市の労働者階級とみられる20〜30代の若者が中心だ。 日ではこうした反日デモについて、中国国内のさまざまな矛盾や不平等をその背景にみいだし「不満のはけ口」と理解するむきがある。しかし、人々が日常的に抱える屈した感情だけが、かくも激しい憎悪感情をひきおこす要因だといえるのだろうか。 19日、私の中国人の知人が、日人の尖閣諸島上陸の報道に憤慨して微博で「悪くおもわないでね、でも

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    YOW 2012/08/23
    「広州在住のある"勝ち組"女性の場合、福利厚生が手厚い国営系の会社で働いているということもあり、どこかまだ"家国同構”の意識がのこっているのだろう」なるほどな
  • SYNODOS JOURNAL : 橋下現象はポピュリズムか? −大阪維新の会支持態度の分析− 善教将大・坂本治也

    2012/7/249:0 橋下現象はポピュリズムか? −大阪維新の会支持態度の分析− 善教将大・坂治也 1. はじめに 2011(平成23)年11月27日に投開票が行われた大阪市長・府知事同日選挙(以下「大阪ダブル選」)において、地域政党大阪維新の会の代表である橋下徹氏と同会幹事長の松井一郎氏が当選したことは、既に広く知られる通りである。大阪都構想を含め、教育制度や公務員制度の抜的改革を推進すべき政策として掲げていた両氏は、当選後すぐに選挙で争点となった政策を実現すべく動き出し、2012(平成24年)5月には「大阪教育行政基条例案」が大阪市議会で可決されるなど、着実に成果を蓄積させつつあるように見える。 もっとも、そのような成果をあげつつも、大阪維新の会ないし橋下氏の政治スタイルに対する批判を展開する書籍や論稿は多く、また一部の有識者からは「橋下はポピュリストだ」などと論難されても

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    YOW 2012/07/25
    「支持が約60%と不支持より多いが内訳を見てみると圧倒的に「穏健」層が多く、「熱狂」層の割合は全体の10%程度。他方、不支持について見てみると、支持での傾向とは逆に、「潜在」層よりも「拒否」層の方が多い結果」
  • SYNODOS JOURNAL : 放射線の健康影響をめぐる誤解 片瀬久美子

    2012/7/199:0 放射線の健康影響をめぐる誤解 片瀬久美子 東京電力の福島第一原発の事故から1年数ヶ月過ぎて、福島県内に住む人達の被曝量の計測が進み、そのデータが次々と公開されてきました。健康被害のより正確な見積もりが可能になってきたことで、事故当初に情報も少なくパニックになっていた頃と比べると、社会の様子は落ち着いてきました。被災地では、復興に向けての取り組みが格的に行われるようになってきています。しかし、一方で放射線をめぐるあやしい情報はまだしきりに流され続けており、それによって不安を募らせている人達もいます。ここでは、誤解されがちな放射線の健康影響について解説します。■誤解されがちな放射線の健康影響 【その1.甲状腺の検査結果】 原発事故による子ども達への健康影響を心配して甲状腺検査を希望する人達が増えています。  今年2月23日発売の週刊文春に、札幌で自主的に行われた甲状

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    YOW 2012/07/19
    「子ども達の甲状腺の被曝量の分布をチェノルブイリのケースと比較」「長崎で調査したケースとを比べて、福島県の子どもたちの甲状腺の状態は明らかに異常という指摘がネット上の複数のブログに書かれたが」
  • SYNODOS JOURNAL : 世代間格差は「解雇規制の緩和」では解消されない【完全版】 安藤至大

    2011/2/57:0 世代間格差は「解雇規制の緩和」では解消されない【完全版】 安藤至大 ◇「ソリティア社員」と仕事がない若者◇ 3月末に卒業予定の大学生に関して、昨年12月1日時点での就職内定率が68.8%と低く、過去最低を更新したことが一月中旬に報道されました。 このように若者が仕事をみつけにくい一方で、すでに正社員として働いている年長者は終身雇用により過剰に守られているのではないか、したがって解雇規制の緩和が必要ではないかといった意見が、最近頻繁にみられます。 このような主張における「解雇規制の緩和」が、実際にどのような制度変更を意味するのかは必ずしも明らかではないのですが、暇なのに高給取りの正社員が1人解雇されれば若者が1人以上雇われるだろうという期待が、このような言説を支えているようにも思われます。 そこで稿では、この議論のどこに問題があるのかを指摘し、世代間格差の是正のため

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    YOW 2012/06/09
    「年長者の現在の高い賃金は、年功賃金制度による場合も。高度成長期に大企業を中心として年功賃金が採用された。これは若い内は給料の一部を強制的に社内預金、後に賃金に上乗せされるかたちで払い戻される制度」
  • SYNODOS JOURNAL : 【ふくしまの話を聞こう】 福島で生きるための放射線知識 佐藤順一

    2012/6/69:0 【ふくしまの話を聞こう】 福島で生きるための放射線知識 佐藤順一 「ふくしまの話を聞こう」第1部 佐藤順一氏講演    ——2012年4月28日東京・新宿歴史博物館(主催:福島おうえん勉強会)  「福島おうえん勉強会」は、放射線の影響が心配な小さなお子さんをお持ちのお母さんたちの疑問に応えるような勉強会を、東京でやっていこうということから始まりました。講演会などで先生方のご意見を聞いてもどうも腑に落ちないことが多い、これを消化するには小さな勉強会で悩みを打ち明けながらやればいいのではないか、と集まりを企画したのが最初になります。現地の方たちはどういうことを考えて、どういう生活をしているのか、ということを、私たち東京近辺にいる人間は学ぼうと、市井で活動を続けるお二人をお招きしました。(主催者挨拶より)佐藤 ただいまご紹介にあずかりました、郡山市で「佐藤塾」という学習塾

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    YOW 2012/06/06
  • SYNODOS JOURNAL : 「生活保護制度に関する冷静な報道と議論を求める緊急声明 」 生活保護問題対策全国会議

    2012/5/319:0 「生活保護制度に関する冷静な報道と議論を求める緊急声明 」 生活保護問題対策全国会議 ■1 人気お笑いタレントの母親が生活保護を受給していることを女性週刊誌が報じたことを契機に、生活保護に対する異常なバッシングが続いている。  今回の一連の報道は、あまりに感情的で、実態を十分に踏まえることなく、浮足立った便乗報道合戦になっている。「不正受給が横行している」「働くより生活保護をもらった方が楽で得」「不良外国人が日の制度を壊す」、果ては視聴者から自分の知っている生活保護受給者の行状についての「通報」を募る番組まである。一連の報道の特徴は、なぜ扶養が生活保護制度上保護の要件とされていないのかという点についての正確な理解を欠いたまま、極めてレアケースである高額所得の息子としての道義的問題をすりかえ,あたかも制度全般や制度利用者全般に問題があるかのごとき報道がなされている

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    YOW 2012/05/31
    「本来、生活保護法上、扶養義務者の扶養は、保護利用の要件とはされていないこと」「生活保護法77条に定められていることなどの扶養の在り方に関する正しい議論がなされないまま」
  • SYNODOS JOURNAL : 比較優位の原理と生産性の変化 安藤至大

    2012/1/3010:37 比較優位の原理と生産性の変化 安藤至大 1,はじめに 「誰にでも出番がある社会を実現するために」と題した前回の記事では、まず比較優位の原理とは何かを数値例を用いて説明した上で、結論が成り立つためにはいくつかの前提条件が必要であることをお話ししました。 その前提条件とは、(1)仕事の総量に上限がないこと、(2)仕事の切り分けが容易であること、そして(3)最終的な消費量のみが関心事であることの3点でした。 じつは、他にも重要な前提条件があります。上の3つよりも、むしろこちらの方が重要かもしれません。お気づきになった方はいらっしゃいますか? 2,阿部さんと伊東さん さて、まずは前回の復習から始めましょう。 お話の登場人物は阿部さんと伊東さんの二人です。まず阿部さんが無人島に流れ着き、野菜作りや魚釣りをして自給自足の生活をしていたところに、伊東さんも流れ着きました。二

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    YOW 2012/05/15
    TPP問題についてはこれ読めって言われた。あとで