新年度となり各地で入学式が行われていますが、東京工業大学はことしから学長の式辞をすべて英語で行い、「皆さんの将来の舞台は世界です。限界を作らず挑戦する志を持ってほしい」と呼びかけました。 新入生1135人に対し、三島良直学長は「皆さんの将来の舞台は世界です。目標のために自分の力をどこまで伸ばすことができるか、限界を作らず挑戦する志を持ってほしい」と呼びかけました。 式辞が英語で行われることは式が始まるまで新入生たちには知らされていなかったということで、新入生は配られた日本語訳を見ながら学長のことばに耳を傾けていました。 東京工業大学では今年度から4学期制を導入して留学しやすい環境を整えたほか、平成30年度までに大学院の専門科目の授業をすべて英語で行うということです。 男子学生の1人は「国際的に活躍できるよう大学でしっかり学びたい」と話していました。