2008年からスタートした近年の表現規制問題は、10年近い時を経て様変わりしました。 活動を始めた当初は、創作物規制の話をするだけで嫌がられたり、「(漫画など)けしからん」と叱られるといった事もありましたが、最近は表現規制に反対してくれる議員も多くなりました。 表現規制に反対の声を上げる団体もいくつか生まれ、2008年当初より、裾野が広がってはいるように感じております。 ただ、10年近い時の流れは大きく、2008年頃の状況はもとより、2010年の東京都青少年健全育成条例の改正、 いわゆる「非実在青少年騒動」も詳しくは知らないという方も少なくありません。 そこで今回は、東京都健全育成条例の改正やその後の審議会に関わってこられた前都議会議員あさの克彦さん、 この問題を継続的に取材されている「マンガ論争」編集長の永山薫さんをお招きし、裏話を交えながら、この10年を振り返ってみます。 日時:9月1