Googleの最高経営責任者(CEO)のEric Schmidt氏は現地時間10月3日、英国のボーンマスで開催された保守党の年次大会で基調演説を行い、その中でインターネットの魅力について語った。 Schmidt氏は、党の活動家や議員らに対し、政治家は、誰もがインターネット上で自由にデータにアクセスできる環境の創設に貢献する義務があると語った。また同氏は、ウェブの急速な成長が一部の政治家の悩みの種になっていることを認めた。 Schmidt氏は、「インターネットは知識の民主化を促している」と述べ、さらに次のように続けた。「しかし、インターネットは発展途上の段階にある。今、インターネットは初めて力を試されている。各国政府もインターネットへの対処法を必死に模索しており、また、プライバシー問題など、多くの懸念を抱えている」 規制は魅力的な手段だが、規制ではインターネット上で溢れる情報の波を抑えること