本連載では、これまでJavaFXのユーザインターフェースに関する部分に関して解説を行ってきました。ここまでくれば、ほとんどのGUIを作り上げることができるはずです。 しかし、ある重要な部分が抜け落ちています。それが今回紹介する通信や非同期処理です。 RIAで特に重要となるのが、HTTPを使用した通信です。多くのアプリケーションはHTTPでサーバとやり取りを行い、情報を送受信します。また、RESTを用いたWebサービスも多く使用されています。 このような通信はローカルのアプリケーションに比べると多大な時間が必要です。そのため、何も考えずに通信を行ってしまうと、アニメーションがストップするなどGUIの応答性の低下を招いてしまいます。そこで、GUIの処理が行われるスレッドとは別のスレッドで通信を行うのが慣例となっています。 JavaFXはAWTやSwingと同じようにイベント駆動でアプリケーショ
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