30日午前3時半ごろ、京都市下京区の国道1号の五条高倉交差点付近で、「道路に水があふれている」と通行人から110番があった。同交差点南側のアスファルトが複数箇所で隆起して道路から大量の水があふれ出し、一帯が冠水した。 京都市上下水道局によると、原因は上水道管の老朽化とみられる。現場の上水道管は、1959年ごろの設置とみられ、設置から約65年が経過しているという。 午前8時半現在、上水道の流路を変更するための作業に取りかかっているが、今後、周辺の最大6千軒で濁水が発生する恐れがあるという。復旧の見通しは立っていない。 この影響で、30日午前4時40分ごろから、国道1号は五条通堺町交差点から高倉交差点までの西向き車線を通行規制し、対面通行となっている。このため、東西両方向に大規模な渋滞が発生している。 現場は、アスファルトが複数箇所で20~30センチ隆起しており、そこから水があふれている。五条
