誰しも一度は勉強ができる自分を想像したことがあるのではないだろうか。でも、現実は厳しい……とあきらめてはいけない。 <勉強>ができるようになるポイントを、気鋭の哲学者が教えてくれる本がある。 その名も『勉強の哲学』(文藝春秋)。筆者は東京大学を卒業し、パリ第10大学に留学した経験もある千葉雅也・立命館大学大学院准教授である。 なんとも勉強ができそうな経歴をもつ、1978年生まれの若手哲学者だ。専門はフランス現代思想。 2013年に発表したデビュー作『動きすぎてはいけない』(河出書房新社)は論壇の話題をさらった。SNS全盛の時代に「もっと動けばよくなる」とか「つながること」よりも、<切断>の重要性を論じた鮮烈な一冊だった。 ところで、今回の問題は<勉強>であった。 <勉強>ができるとはどういうことなんだろう。千葉さんはこう話す。 「<勉強>ができる、とは新しい言葉を獲得することであり、それに
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