東証が1月に運用を始めた「arrowhead」システムと「arrownet」ネットワークの構築と運用後の状況を説明し、計画通りの性能を発揮していると強調した。 東京証券取引所(東証)の新株式売買システム「arrowhead」およびネットワークの「arrownet」について、arrownetの構築を支援したジュニパーネットワークスと東証が3月8日、報道機関向けにネットワーク構築と運用後の状況を説明した。 東証が1月4日から運用しているarrowheadとarrownetは、株式の注文や約定、注文板などの取引情報およびこれら情報の配信の高速化、海外ネットワークとの連携強化を目的に構築されたもの。ジュニパーは、arrownetにおける基幹装置としてエッジルータの「M 320」「M 120」を提供した。 arrowheadおよびarrownetを構築した背景について、東証の鈴木義伯常務兼最高情報責
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