“白衣のファイター”の戦いが、再び始まる。現役医師のキックボクサー、MASATO BRAVERY(岡田将人、30=BRAVERY GYM)が5日開催のKNOCK OUT代々木大会(東京・代々木第2体育館)で格闘家復帰戦を戦う。大分大医学部在学時の21年12月に1度は競技を離れたが、昨年末から活動を再開。RIZIN参戦経験もある渡慶次幸平(34=クロスポイント吉祥寺)とKNOCK OUT-BLACKスーパーウエルター級3分3回(延長1回)で対戦する。関東の病院に勤務しながら拳を交える異例の挑戦への思いを聞いた。 医者の国家試験に合格後、昨春から故郷の大分県を離れ関東へと拠点を移した。研修医として新たな人生を歩んでいたが、大分時代の活動を知る勤務先スタッフらの後押しもあり、復帰を決意。「自分の昔の活動を知っていて『また試合が見たい』と言ってくれる人もいて。大分でお世話になった人たちにも頑張って