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ブックマーク / mikiki.tokyo.jp (11)

  • 音楽っていいな――フェアーグラウンド・アトラクション(Fairground Attraction)奇跡の再結成 & 35年ぶりの来日公演をレポ | Mikiki by TOWER RECORDS

    1990年、突然の解散から34年の時を経て、奇跡の再結成と35年ぶりの来日公演をおこなった伝説のグループ、フェアーグラウンド・アトラクション。活動再開の地に選んだのは、バンドと特別な縁を持つここ日。世界中のファン垂涎の奇跡の瞬間を捉えた、2024年6月27日の東京・SHIBUYA CLUB QUATTRO公演のオフィシャルライブレポートが届いた。 *Mikiki編集部 音楽っていいな、歳を重ねるのも悪くないことだなと心から思える、贈り物のような一夜だった。 人気絶頂にあった1990年、たった1枚のオリジナルアルバム『The First Of A Million Kisses』を残して突然解散してしまったフェアーグラウンド・アトラクション。その印象があまりにも鮮やかだったので、昨年12月、34年ぶりのリユニオンが伝えられたときには心底驚いた人も多かったはずだ(筆者もその1人)。実際、来日ツ

    音楽っていいな――フェアーグラウンド・アトラクション(Fairground Attraction)奇跡の再結成 & 35年ぶりの来日公演をレポ | Mikiki by TOWER RECORDS
  • SPANK HAPPYと“普通の恋”に人生を狂わされて――アーバンギャルドら7人が第二期(菊地成孔&岩澤瞳)サブスク解禁に寄せて綴る | Mikiki by TOWER RECORDS

    2023年12月6日、ほぼ廃盤状態だった第二期SPANK HAPPYのシングルとアルバム、および〈菊地成孔 feat. 岩澤瞳〉名義のシングル“普通の恋”が、ついにサブスク解禁された。第二期SPANK HAPPYとは99~2004年、菊地成孔と岩澤瞳の2人で活動した時期の通称で、その歌・詞・サウンド・ライブ・ビジュアル表現などはカルト的なファンやフォロワーを一部に生んだことで知られている。菊地いわく〈作り出した私の思惑を遥かに超えて、人々を狂わせ、磔にしたまま、永遠に古びない〉二期スパンクスの作品、そして存在それ自体。Mikikiは、そんな二期スパンクスと“普通の恋”に人生を狂わされてしまった音楽家や表現者からのコメントを集めた(掲載は五十音順)。 なお二期スパンクスの全曲をDJプレイするパーティー〈2期スパンクハッピー・レトロスペクティヴ〉が来年、2デイズにわたって開催されることが決定、

    SPANK HAPPYと“普通の恋”に人生を狂わされて――アーバンギャルドら7人が第二期(菊地成孔&岩澤瞳)サブスク解禁に寄せて綴る | Mikiki by TOWER RECORDS
  • Hana Hopeとは何者か? TOWA TEIらが賛辞を送るZ世代シンガーのデビューを機にその歩みを辿る | Mikiki

    歌は感情や想いの大切な出口 TOWA TEIやROTH BART BARON、am8らの作品にボーカリストとしてデビュー前から参加し、そのスモーキーでノスタルジックな歌声が話題となっていたHANA。これまでずっと謎のベールに包まれていた彼女が、ついにHana Hope名義でのファーストシングル『Sentiment / Your Song』でデビューを果たした。 音楽好きの家庭で育ち、物心がついたときにはすでに人前でよく歌を歌っていたというHana Hope。とりわけお気に入りだったのは、父親の車の中にあった『Songs For Japan』(2011年)。東日大震災の復興支援を目的としたこのチャリティーアルバムに収録された、ジャスティン・ビーバーやブルーノ・マーズなどの楽曲を全て暗記するほど聴き込んでいた。 先日、筆者が行ったオフィシャルインタビューで歌が好きな理由について尋ねると、ひと

    Hana Hopeとは何者か? TOWA TEIらが賛辞を送るZ世代シンガーのデビューを機にその歩みを辿る | Mikiki
  • そして空気公団はつづいていく。ひとりになった山崎ゆかりが新作『僕と君の希求』を作るまで | Mikiki by TOWER RECORDS

    空気公団がニュー・アルバム『僕と君の希求』をリリースした。長らく活動を共にしてきた戸川由幸、窪田渡の2人が前作『僕の心に街ができて』(2018年)のツアー最終公演をもって脱退。作は、空気公団が山崎ゆかりのひとり体制になってからの初作品である。 97年の結成時からメンバーであり、山崎とともにバンドの根幹を支え続けた戸川。2006年作『あざやか』への参加を機に加入し、〈空気公団 第2期〉における音楽的な飛躍を後押しした窪田。両者の不在は空気公団にいかなる影響を与えたのか。 山崎ゆかりは、このインタビューで〈空気公団は誰もいなくても空気公団〉と語った。その発言の背後にあるのは、音楽家ではなくて、音楽そのものとそれを聴く人間との繋がりこそがもっとも大切である、という強固な信念。では『僕と君の希求』というアルバムは、リスナーとどのような関係を育んでいくのだろう。 千ヶ崎学(ベース)、奥田健介(ギタ

    そして空気公団はつづいていく。ひとりになった山崎ゆかりが新作『僕と君の希求』を作るまで | Mikiki by TOWER RECORDS
  • ジャガ・ジャジスト(Jaga Jazzist)をTAKU INOUEが語る。北欧ジャズ集団にゲーム/アニソンの俊才が魅せられた理由 | Mikiki by TOWER RECORDS

    ラーシュ・ホーントヴェット率いるノルウェーの8人組、ジャガ・ジャジストがニュー・アルバム『Pyramid』をリリースした※。2015年リリースの前作『Starfire』から数えて5年ぶりとなる作は、長きにわたって関係を築いてきたレーベル、ニンジャ・チューンから新たにブレインフィーダーへ移っての最初のリリースだ。 94年の結成以来、ジャズ、ポスト・ロック、エレクトロニック・ミュージック、プログレッシヴ・ロック等々を織り交ぜつつ、一作ごとにドラスティックに変化しつづけるユニークなサウンドで20年以上に渡って活動を続けてきた彼ら。『Pyramid』には、ブレインフィーダーという新天地ならではの新境地を拓く、エネルギッシュながら端正な4曲が揃っている。長いバンド・ヒストリーで初となるセルフ・プロデュース作であり、わずか2週間でレコーディングされたという背景も手伝ってか、濃密なグルーヴがにじみ出て

    ジャガ・ジャジスト(Jaga Jazzist)をTAKU INOUEが語る。北欧ジャズ集団にゲーム/アニソンの俊才が魅せられた理由 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • 「私は私、あなたはあなた、だからこそ出会える」中村佳穂――音楽を愛し、音楽に愛されし才媛の生きる道 | Mikiki

    気がつけば、中村佳穂は話題の存在になっていた。キャリア初インタヴューもMikikiに掲載されているが、2016年に〈フジロック〉出演を果たし、初作『リピー塔がたつ』をリリースした彼女は、2017年に入るとtofubeats『FANTASY CLUB』に参加。ペトロールズのカヴァーやKan Sanoとの共演でも話題を振りまきつつ、矢野顕子に喩えられる即興パフォーマンスと〈うた〉の力で、日中のフェス/ライヴを賑わせてきた。 圧倒的にモダンな輝きを放つニュー・アルバム『AINOU』は、天才と呼ばれてきた彼女のイメージをいい意味で覆す作品だ。現行のブラック・ミュージックと、日で独自進化してきたエレクトロニカのエッセンスが溶け合いながら、歌はビートに寄り添い、言葉は時代の空気を捕まえながら、見たことのない景色を描いている。リリース前から賛辞が飛び交っていたが、この原稿がアップされる頃には大騒ぎに

    「私は私、あなたはあなた、だからこそ出会える」中村佳穂――音楽を愛し、音楽に愛されし才媛の生きる道 | Mikiki
  • 【西山瞳の鋼鉄のジャズ女】第2回 BABYMETALやロブ・ハルフォードなど、ハイトーン・ヴォイスの魅力 | Mikiki by TOWER RECORDS

    クラシックとユーロ・ジャズからの影響をもとに、国内外で活躍を続けてきたジャズ・ピアニスト、西山瞳。ジャズ界に長く身を置きながら、NHORHMとしてへヴィメタル・カヴァー盤をリリースしたり、BABYMETALへの並々ならぬ愛をつづった記事でMikikiの年間アクセス・ランキングの首位を獲得するなど、メタル愛好家としても知られる彼女。そんな〈メタラーのジャズ・ピアニスト〉という立ち位置から、へヴィメタルについてアレコレ語り尽くす連載〈西山瞳の鋼鉄のジャズ女〉がスタートしました! ベビメタ・フィーヴァーも相まって〈近年ヘヴィメタルが再び盛り上がってきている〉という人の証言もあるなか、西山瞳があらゆる角度からそのおもしろさを熱くお伝えしていきます。第2回となる今回は、〈ハイトーン・ヴォイスの魅力〉についてつづっています。 *Mikiki編集部 ★西山瞳の“鋼鉄のジャズ女”記事一覧 前回、高校の時

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  • 見汐麻衣が語る初のソロ・アルバム『うそつきミシオ』 | Mikiki by TOWER RECORDS

    ――どの段階で〈歌謡曲と黎明期のニューミュージック〉っていうコンセプトができたんですか? 「トータルで13曲ぐらいつくったんですよ。つくってる時はわからなかったんですけど、ぜんぶできて自分で1回通して聴いたときに〈あっ、これはそういうことだ〉っていうのがあった。〈そういうのやれ〉ってことだって。自分のなかに少なからず蓄積されてきた音楽に対するいろんな仮説みたいなものをはじめてひとりで具現化したときに、それが答えとして出てきたテーマだったっていう。〈私はやっぱりこういうことがやりたいんだ〉って」 ――いま考えなおしてみて、はじめて自分のソロ・アルバムをつくるにあたって、なんでそういうテーマが出てきたんだと思いますか? 「たぶん、単純に、好きなのよ。もうほんと、端的に言うとそれで。自分でも突き詰めて考えたの……突き詰めてというか、そんな堅苦しいもんじゃないけど。ちっちゃいときの音楽環境って自分

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  • くるり岸田やBOSEらが賛辞贈る京都の女の子・中村佳穂―新世代ジャズやソウルと共振する、非凡な驚きに溢れた初作を語る | Mikiki by TOWER RECORDS

    先日、group_inouのSoundCloudで公開された“CHOICE”のカヴァーを耳にした人はどれくらいいるだろうか? iPhoneのマイクで録音したような粗い音像が印象に残るピアノの弾き語りをベースに、そこへ多重録音でハーモニーやコーラスを加えた、R&Bのような童謡のような、実に魅力的なカヴァーに仕上がっている。 それを手掛けたのが、稿の主役・中村佳穂。京都精華大学に入学した20歳から格的に音楽活動をスタートし、今年の春に卒業したばかりの現在24歳という若さながら、くるりの岸田繁や高野寛らが賛辞を贈り、過去の2作品はほぼ手売りのみで1,000枚を完売。今年はキセルとグッドラックヘイワのツーマン・ライヴでオープニング・アクトを務め、さらに〈フジロック〉や〈ボロフェスタ〉への出演も果たしている。 そして、彼女を現在サポートしているのが、SIMPO RECORDSの小泉大輔だ。くるり

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  • BABYMETALの姿に涙が止まらなくなるのDEATH! ジャズ・ピアニスト西山瞳が熱く綴る、3人の少女たちが挑んだ偉業の記録 | Mikiki by TOWER RECORDS

    ここ数年の国内外における快進撃は言うに及ばずではあるが、今年はさらにその規模を拡大したBABYMETAL。4月にセカンド・アルバム『METAL RESISTANCE』を世界同時リリースし、日のみならず欧米各国のチャートを席巻し(USビルボード総合チャートでは39位に!)、それを引っ提げたワールド・ツアーはイギリス、ドイツ、フランスなどヨーロッパを中心に、アメリカや日(東京ドーム2日間で計11万人動員)で開催された。その合間にはUKの〈Download Festival〉など欧州各地の大型フェス、日では〈フジロック〉〈サマソニ〉〈RISING SUN〉〈ROCK IN JAPAN〉の4大フェスに総出演と、なんだかもう途轍もないことになっている。さらに12月にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのUKツアーのゲストとして共に回るほか、米ワーナーブラザーズの短編アニメーション化が決まるなど、

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  • 第4回:大変なことがクラシックの世界で起きている―チェンバー・ミュージックの多様性を象徴する2015年ベスト10選 | Mikiki by TOWER RECORDS

    Mikiki読者のみなさん、ちょっと遅くなりましたがあけましておめでとうございます。このブログを2016年もがんばりたいと思います、今年もよろしくお願いします! 2016年はデヴィッド・ボウイを筆頭に、ミステリー・ジェッツ、サヴェージズ、ドーター、アンダーソン・パックなど、すでにおもしろい新譜がたくさん出てきていますね。今回はその辺の新譜を紹介しようかなぁとも思ったのですが、ふと気づいてしまいました。自分が2015年の年間ベストを選んでいないことに。 というわけで、今回のテーマはぼくの〈年間ベスト・アルバム2015〉でいこうと思います。2015年はとにかく大豊作な一年で、あらゆるジャンルで良い新譜がガンガン出てきたように感じます。そのなかで、ぼくがもっとも注目して聴いていたのはクラシック~現代音楽の流れを汲んだインディー・クラシック(このジャンルについては連載第1回で簡単に説明しました)や

    第4回:大変なことがクラシックの世界で起きている―チェンバー・ミュージックの多様性を象徴する2015年ベスト10選 | Mikiki by TOWER RECORDS
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