コンシューマゲーム業界は、常に次の世代のゲーム機について研究を行っている。2015年に亡くなった岩田前社長は、生前に任天堂が次世代機Switchを使ってどういったビジネスをしていくかプランを組み立てていて、現在の任天堂はその計画に沿って事業を展開している。まだ、ハードウェアに関しては岩田さんの影響が残った状態だ。 しかし、ゲームソフトについては発売のギリギリまで仕様を練りこむ必要がある。そうして作られた2017年のソフトには、岩田さんの影響があまり残っていないはずだ。ポスト岩田体制を構築し、任天堂は大きな転換期を迎えている。 この2年間、ポケモンGOフィーバーのお陰で株価は上昇ムードだったものの、任天堂の据え置きゲーム機の状況は芳しくなかった。Splatoon以降の、いまいちパッとしないWii Uのソフトラインナップと、前年比でマイナスになり続ける売り上げに「コンシューマビジネスは終わりだ