東京・新宿の歌舞伎町で客引きに誘われて訪れた飲食店で高額な料金を請求される「ぼったくり」のトラブルが相次いでいることを受けて、警視庁は、22日夜から対策の態勢を強化し、客引きを利用しないよう注意を呼びかけました。 このため、警視庁は、22日夜から対策の態勢を強化し、新宿警察署で行われた出発式では、青木樹哉署長が「オリンピックを控えて外国人観光客も増えているため、このままでは日本の治安状況全体にマイナスイメージを持たれかねない。集中した取締りでぼったくりを根絶しよう」とあいさつしました。 続いて、警察官およそ30人が歌舞伎町に出て、通りかかった人たちにチラシを配り、客引きを利用しないよう注意を呼びかけたほか、違法な客引きがいないかパトロールしました。 警視庁は、しばらくの間、チラシ配りやパトロールなどを毎晩続けることにしていて、生活安全部の長島秋夫理事官は、「トラブルの通報が多い店は20軒ほ