安倍晋三というと、自ら「岸元総理の孫」を売りものにしていて、例の安倍が祝電を送った統一協会系総会でも、わざわざ「岸元総理のお孫さんでいらっしゃり」という枕詞つきで司会者に紹介されているほどだ(笑)。 ところで、現在、野口英昭さん怪死問題、安晋会の件、統一協会祝電問題や今回の昭和天皇の件など、買い集めた新聞・雑誌等の資料があふれ返ってきたので、整理を始めている。 その過程で、「AERA」 2006年3月20日号の安倍晋三特集が、非常に興味深い記事であることを再発見した。 特集は、「安倍晋三 怪異な人脈」と題された、安晋会、ゴールネット社、杉山敏隆(びんりゅう)氏および慧光(えこう)塾を取り上げた、AERA編集部取材の記事(但し記事中では、安晋会は実名だが、他はG社、S氏、E塾などとイニシャル表記になっている)と、「昭和の妖怪継ぐ血と骨」と題された、ノンフィクション作家・吉田司氏の書いた記事の