先日鳥人間コンテスト2010の放送があった。 昔所属していたサークルがディスタンス部門で優勝。 OBなんで全く関係ない人間だけれど、嬉しい限り。 そんな鳥コンの放送日にして知った@kazuhito さんのつぶやきで知った人力はばたき機があるってニュースですごくビックリした。 Human-Powered Ornithopter(HPO)っていう言葉も初見だった。 カナダの学生チームが人力のはばたき機を作ってはばたき時間19秒、距離145mのフライトに成功した、というもの。 ただし、自力離陸ではない。車で牽引してもらい、離陸後19秒間羽ばたき続けられたという記録。 羽ばたきは揚力を生む動作じゃなくて、推力を生むためのものなので正直わかりにくいが、高度・速度の低下なしで19秒間いられたのは羽ばたいていたから。 現在FAIに認証してもらうための申請をしているところ。機体はこれ以上飛ばすことなく、博
カナダの人力羽ばたき機が飛行に成功! 人力機方面でお世話になっているKさんより、奇しくも今年の鳥人間コンテスト放映日というタイミングで、大変興味深いニュースを教えていただきました。University of Torontoの学生が製作した人力羽ばたき機が、飛行に成功したというのです。Human-Powered Ornithopter (HPO) Projectのサイトに掲載された情報によると、今年の7月31日と8月2日に行われた試験飛行で、Snowbirdと名付けられた機体は最長19.3秒の定常飛行に成功したとのこと(離陸は自動車による曳航に頼っていますが)。YouTubeのOrnithopterProjectチャンネルで既に複数の動画が公開されているのですけど、かつて見たことのないほどダイナミックに羽ばたいている様は、とても衝撃的でした。こと人力羽ばたき機の実機製作については、河合一穂さ
人力飛行機から完全に引退してるのでウザOBとしてもう少し人力飛行機のTips記事. そのうちDAEシリーズから完全に脱してもっと良い性能の翼型の人力飛行機ばっかりになったら楽しいだろうなと妄想してる. 人力飛行機の翼型の選び方に関する記事で日本語で使えるものって知ってる限り存在しないので書く. 設計者志望の人の参考程度に.あくまで参考程度に.独学で人からの判断を伺ったこと無いので. 低レイノルズ数での性能 レイノルズ数10^6以上の領域では翼型の性能は変化しにくいが,人力飛行機な領域(低レイノルズ数)の10^5だとレイノルズ数によって翼型の性能が変わってくる. 境界層が層流から乱流に変わるまでに生まれる層流剥離泡(separation bubble)の挙動と遷移点の位置の影響が大きいらしい. 翼型 前の記事で翼型の読み込みのところに具体的な名前を上げたものから選ぶ Daedalus 87/
先日ISSに滞在する宇宙飛行士候補が選ばれましたが、そのうちの一人、大西卓哉さんに衝撃の過去があることが発覚しました。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090309-00000562-san-soci 【プロフィル】大西卓哉 ▽スポーツ 大学時代は草野球のほか、「鳥人間コンテスト」に参加 「「鳥人間コンテスト」に参加」 ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |! cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・ ミミ:::;,! u `゙"~´ ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ ゞヾ ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ ミ::::;/  ゙̄`ー-.、 u ;,,; j ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\ ,r゙ゞ゙-
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
単発複座というだけで何か触れてはならないハンディキャップを背負った存在のように思える上に、さらにまた7.7mm四連装球形動力銃座を装備し、前方固定機銃を持たないという常人には理解しがたい設計であるためにボルトンポール デファイアントは「珍機」として知られ、そして実戦ではまったく活躍できず、昼間戦闘から引き上げられて夜間戦闘機として使われ、最後は標的曳航機として雑用に向けられたという情けない戦歴が駄作機としての評価を決定的にしているようです。 ・7.7mm動力銃座が攻撃兵器になり得るという誤解の産物 ・ブリストルF2B以来、イギリス伝統の複座戦闘機、最後の生き残り 他にもあるかもしれませんが、デファイアントについてはこんな評判が代表的であるようです。複座戦闘機が弱ければF14トムキャットは弱いのか、とか、動力銃座が攻撃兵器にならないなら究極の夜戦、P-61の銃塔は防御用か、などと臍の曲がった
ESA(欧州宇宙機関)の宇宙輸送船「ジュール・ベルヌ」が、国際宇宙ステーションへのドッキングに成功しました。 ジュール・ベルヌは宇宙のトラックとでも呼んだらいい宇宙船で、今回は約3400kgに及ぶ資材、補給品、水、食料、ガスを運びました。人間の飛行士は乗っていません。 26日間旅を続け、それから時速約2万6999kmで目的物に接近し、2cm以内の誤差できっちりドッキングを成功させそうです。ドッキングは自動で行われ、人工知能がサポートしたのだとか。 動画はNASA TVより。残念ながら自動ドッキング自体は史上初、というわけではないのですが、その様子は圧巻です。 [NASA] Addy Dugdale(MAKI/いちる) 【関連記事】 ・世界初の「スペース・ポート(宇宙港)」 ・Virgin Galacticの宇宙船テスト中に事故 ・宇宙旅行用飛行機「スペースシップ・ツー」の内部レビュー
日本の航空機工業について「戦時に熟練工を徴兵するような配慮の無さが不良品の山を築く原因となった」という批判をよく見かけます。なるほどもっともな事です。育成に時間の掛かる熟練工を工場から戦場に駆り出してしまえば工場には未熟な新人しかいなくなりますから製造現場はさぞかし混乱することでしょう。そんなことにさえ気づかずただ単に兵隊の頭数を揃えれば良いとする軍部の無配慮が敗戦を早めたのだと説かれると、思わず相槌を打ちたくなります。 しかし、現実は違います。熟練工を徴兵してもしなくても「何も変わらない」が本当です。それが証拠にアメリカもイギリスもドイツも工場から熟練工をどんどん徴兵しています。それはなぜでしょうか。 軍備拡張時代初期の1935年から第二次世界大戦突入後の1941年までのイギリスでの主要航空機工業関連会社の就業者数は次の通りです。 1935年 機体関係 15000名 発動機関係 120
日本の航空発動機についてその製造工程などを形容して「職人芸」という言葉がよく使われます。私などは昨今の懐古趣味的風潮から「これは誉め言葉なのだろう」とばかり思っていましたが、どうも批判的に使われているようです。ふだん「人道」とか「人命」といった言葉を好んで用いる向きもなぜかこういった分野では機械的で味気ない人間疎外の象徴のような流れ作業の産物をありがたがるようで、世の中の不思議のひとつと言えます。 さて、日本のなんという会社の何型の航空発動機がどんな工程で「職人芸」なのか、と訊いても「職人芸」派の方々は「誰それがそう回想していた」「誰先生がそういった」程度の答しか返って来ません。これもまた困ったものなのですけれども、私としても「職人芸」は誉め言葉だと思って、そんな方々が喜ぶようにと二十世紀前半における航空エンジンの最高傑作として知られる「マーリン」の生産を開始したロールスロイスの発動機工場
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