ソウル大学の最高位関係者は今月19日、「黄禹錫(ファン・ウソク)教授事態と関連し、2005年度サイエンス誌論文だけに限らず、黄教授の過去の研究全体を検証する」と述べた。ソウル大学の調査委員会はこれと関連し、黄教授研究グループの獣医科大学の研究室を全面的に閉鎖するなど、幹細胞研究を中断させた。 また、黄教授研究グループのなかで、もっとも先に「幹細胞は存在しない」と宣言したミズメディ病院の盧聖一(ノ・ソンイル)理事長は、本紙とのインタビューで「黄教授に提供した卵子の総計は、およそ880個」と述べた。 これは「185個の卵子を利用して11個の幹細胞を作製した」という黄教授の主張と違うものだ。 ソウル大学の最高位関係者はこの日、「調査委員会の調査範囲は、2005年度のサイエンス誌に掲載された論文、2004年度のサイエンス誌論文、クローン犬スナッピーなどまで拡がるだろう」と述べた。また、同関係者