家電大手3社の成功と失敗、リストラの本当の意味とは家電大手のシャープが、15年3月期に2223億円という巨額の赤字を計上し、金融団の協力を前提に抜本的な経営再建が求められることになりました。シャープと言えば、国内家電冬の時代入りとも言われた2、3年前から、他の大手家電メーカーと時を同じくしてリストラを進めてきました。しかし結果的には、唯一リストラ効果が見えないのはなぜなのでしょう。あるべきリストラへの取り組みついて、家電業界を例に考えてみましょう。 リストラとは整理・削減ではなく再構築 「父が会社をリストラされました」「あいつは今回のリストラ要員だ」などと言う表現で使用されるリストラという言葉は、「整理・縮小」「人員削減」「無駄排除」「コストダウン」などの用語で置き換えることが可能です。こう言う使われ方をすることが多いからでしょうか、どうも日本語で「リストラ」と聞くと後ろ向きな用語という印
![家電大手3社の成功と失敗、リストラの本当の意味とは [マネジメント] All About](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f7f7cbda65427ddeec6d60a43a5e4398d82e18b7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimgcp.aacdn.jp%2Fimg-a%2F1200%2F900%2Faa%2Fgm%2Farticle%2F4%2F5%2F4%2F8%2F0%2F4%2Ftopimg_original.jpg)