2018東地中海地域イスラエルパレスチナ 公開日:2018/05/15 5月14日、エルサレムへの米国大使館移設の開設式が行われた。アメリカからサリバン国務副長官、クシュナー上級顧問、イヴァンカ大統領補佐官、ムニューシン財務長官が参加した。トランプ大統領は式に参加しなかった。 『ハアレツ紙』が報じたところ、開設式に参加しなかった大使は、86カ国中54カ国に上る。欠席した国はオーストリア、ハンガリー、ルーマニア、チェコを除くEU諸国、およびロシア、エジプト、インド、日本、メキシコ、アンゴラ、カメルーンなどである。 開設式に伴うパレスチナ側の行進に関して、『ハヤート紙』(汎アラブ紙)は、パレスチナ人が53名死亡、約2300人が負傷したことを「黒い火曜日の虐殺」と題して報じ、イスラエル軍は催涙弾や実弾を境界フェンス付近のキャンプに対して発射したと伝えた。また、イスラエル空軍が「ここ数時間にハマー