ブックマーク / note.com/anon_press (2)

  • 十三不塔「白蛇吐信」|anon press

    ◆作品紹介 かつて師が語った不可思議な記憶を、とある相手に向けてふたたび弟子が語り直す——陽明学の祖・王陽明とその弟子・徐曰仁(徐愛)が、ありえたかもしれない歴史を辿り直す。しかし、いかなる歴史を辿ろうとも、そこにはそれぞれに応じた悲喜がある。だからこそわれわれは、過去を振り返るときに、未来を描くときに、何かを語るときに、迷い彷徨うのだろう——蛇行する物語。創世神話から外宇宙までを貫いて聳える竹。その内外を這う蛇のゆらめく軌跡の先で、何が語られたのか。ぜひその目で見届けていただきたい。(編・青山新)

    十三不塔「白蛇吐信」|anon press
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    about42 2022/12/15
  • 伊藤なむあひ「偏在する鳥たちは遍在する」|anon press

    ◆作品紹介 十九歳を迎えた者たちは皆、そこに就職する。そう、ヤマザキホールディングスに。あらゆる二項対立を消し去るランチパック、どこまでも続く「ミミ」の道、デイリーヤマザキ天国店。柔らかい白昼夢のようなヴィジョンが発酵してむくむくと膨れあがり、わたしたちを優しく包み込む。確かにランチパックが裏返ったならば——二枚のパンが背中合わせに重ねられたならば——それは世界をまるごと挟み込んでいると見立てられるのかもしれない。ポップなイメージの中で無限に加速し続ける資主義的拡大再生産の車輪。その結末に広がる静かな風景をぜひ、噛み締めていただきたい。(編・青山新)

    伊藤なむあひ「偏在する鳥たちは遍在する」|anon press
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    about42 2022/09/11
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