トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 駅員への暴力やまず 鉄道各社、対策など苦慮 2013年6月8日 15時00分 鉄道の駅員らへの暴力行為がやまない。JR東海管内では2012年度、155件と過去最高を記録。私鉄でも多発しており、酔っぱらって暴行に及ぶケースが目立つ。鉄道会社も、警備体制を強化するなど対策に乗り出しているが歯止めがかかっていない。 先月末、JR中央線多治見駅で、終電を降りた30歳代男性が車内に携帯電話を置き忘れたことに改札口を出た後に気づき、取りに戻ると言い張った。電車は車庫に入るため発車するところで駅員が制止したところ激高。怒声を上げながら駅員を平手打ちし、つばも吐きかけたため、駅員は警察に通報し、署員に引き渡した。男性は酒に酔っていたとみられる。幸い駅員にけがはなかったが、激しい暴行でけがを負うケースもある。 JR東海によると、データを取り始めた0