■ゼア・ウィル・ビー・ブラッド (監督:ポール・トーマス・アンダーソン 2007年アメリカ映画) ワッシュさんのところの「映画ゼロ年代ベストテン」を読んで、「『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』まだ観てねえなあ」と思ったのである。劇場公開時、なんとなく評判がいいのは知っていたが、監督のポール・トーマス・アンダーソンがあんまり好きじゃなかったのと、ダニエル・デイ=ルイスの顔が昔から苦手だったのと、ストーリーにどうも興味が湧かなくて観ていなかったのである。20世紀初頭のアメリカ西部で石油掘りを生業とするアコギなオッサンの話らしいんだが、要するに金儲けの話なんだよな。オレ、経済が絡むものって全然ダメなのよ。バクチとか金勘定とか、なんか意味が分かんないの。だからいい歳こいて未だに給料貰ってもDVDとかCDとかゲームばっかり買ってロクに貯金も貯まらない有様でな。いやそんなことはどーでもいいんだけどな。