■「淑女」像変える歴史認識の転回 歴史観の転換は、生きている間に、そうお目にかかれるものではない。当然視されてきた既成概念や価値観がひっくり返るのは、数学や物理学の世界では、よほどの発見がない限り不…

応天門の「応」の字を間違ったようです。 今昔物語集 (巻十一の九話)に、勅命によって諸門の額を書くことになった弘法大師が、額を応天門に打ち付けてから見たところ、初めの字「応」の点が無く、筆を投げて点を打ったという逸話があり、この話からことわざが生まれたようです。 1.自館所蔵のことわざ辞典で、「弘法にも筆の誤り」を調べたところ、弘法大師が勅命により諸門の額を書くことになったが、応天門の額を打ち付けてから見たところ、初めの字の点が無く、驚いて筆を投げ点を打ったという話が今昔物語集 巻十一の第九話にあり、このような話からこのたとえが生まれたとの記述がありました。 『世界の故事・名言・ことわざ・総解説』自由国民社 P123 2.自館所蔵の語源辞典でも調べてみたところ、嵯峨天皇の命令で応天門の額の字を書いたが、「應(応)」の字の「心」の点を一つ落としてしまい、そこからこの句が使われるようになったと
「ことばはどうやってうまれたの?」という小1の息子の質問にこたえられるような本を探しています。どのように調べたらいいでしょうか。言語なのか歴史なのか、どんな分野の本を探せばいいのかも分かりません。普段から時々大人びた質問をします。私が読んで子どもに紹介してもいいし、子ども向けで一緒に読める本がもしあったらいいなと思います。 ●ことばの誕生 〇児童書 *難しい場合は大人が一緒に読んであげてください。 ・『それ日本と逆!?文化のちがい習慣のちがい 第2期2』須藤健一/監修 学研プラス 2017.2 ISBN:978-4-05-501222-5 *P40“ことばはどのようにして生まれたの?” ・『ことばのふしぎなぜ?どうして? 1・2年生 』村山哲哉/監修 高橋書店 2012.11 ISBN:978-4-471-10322-4 *P12~15“じゃあ、言葉を最初に話した人はだれ?”“言葉のはじま
東京大学医学部卒(生物統計学専攻)。東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、現在はデータを活用する様々なプロジェクトにおいて調査、分析、システム開発および人材育成に従事する。著書に『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社)、『1億人のための統計解析』(日経BP社)などがある。 マンガ 統計学が最強の学問である 統計学の解説書ながら42万部超えの異例のロングセラーとなっている『統計学が最強の学問である』。そのメッセージと知見の重要性は、統計学に支えられるAIが広く使われるようになった今、さらに増しています。そしてこの春、ついに同書の内容をベースにした『マンガ 統計学が最強の学問である』が発売されることになりました。その発刊を記念し、『統計学が最強の学問であ
飛脚は何を運んだのか ――江戸街道輸送網 (ちくま新書 1841) 著者:巻島 隆 出版社:筑摩書房 ジャンル:ノンフィクション 「飛脚は何を運んだのか」 [著]巻島隆 本書は日本の飛脚制度の発達史だが、著者の視点の広さと深さにより、あらゆる分野を網羅した江戸期の社会史になっている。飛脚は平安末期の戦線報告に端を発し、鎌倉期に制度化に向かい、江戸期にはビジネス化していったという。 特に江戸期の飛脚にはその事業形態、経済や物量の動き、通信、さらには災害での輸送物の消失に対する賠償など、現代の企業の芽は全て揃(そろ)っていたことが詳述されている。こうした見方には説得力がある。戦国体制に戻さない知恵でもあったといい、それが国内流通を推進し、メディアの役も兼ねたと指摘する。 江戸期に飛脚を利用した人々は、実に多岐にわたる。幕府、大名家、旗本、商人、村・町名主、文人などだ。著者は曲亭馬琴の日記を分析
めぐみ読書垢 @PfZd4o8yhZXmCN8 読書垢です。好きな作家さんは、三浦しをんさん。(好きな作家さん多すぎて書けない)小説もノンフィクションも好き。最近は中山七里さんの沼にハマってしまっています💦 めぐみ読書垢 @PfZd4o8yhZXmCN8 この本、凄くないですか?700ページもあって、定価2200円は、お値打ちだと思うんです💕本屋さんで最後の1冊になってたので、思わず手に取りましたが、一気に読むか、他の本を読みながら、間にちょいちょい挟んでいくか、思案中💭(´-`).。o() #本 #本が好き #本の情報 #本屋さん pic.x.com/y39DwWs6Bj 2025-04-19 22:04:15
2013年にロバート・ステッカー『分析美学入門』という翻訳書を出した。 分析美学入門 作者:ロバート・ステッカー,森功次 勁草書房 Amazon ありがたいことにこの訳書はその後いろいろな大学でテキスト採用され、日本の学部教育では今では美学の基本書としての位置づけを与えられるようになっている(まぁ日本語で読める類書がまだないからそうなるのであって、本来はこれに代わるもう少し入門的なテキストを誰かが書くべきなのだが)。 『分析美学入門』は2010年刊行の2nd editionを底本にしている。原著の刊行からはもうもう15年が経った。各トピックの議論はその後もいろいろと発展してきているので、『分析美学入門』の議論はすこし古くさくなっているところがちらほらある(そして2nd editionでも多くの箇所は2005年刊行の1st editionの記述のままになっているので、その意味でも議論が少し古
第一学習社『カラー版新国語便覧』 「値段に対して本の価値が高すぎる!」――目下SNSで話題のこのベストセラー、改めて手にとると確かに情報量が凄まじい。え、カラーでこの厚みで950円? しかも自分が学生時代に使っていたものよりずいぶん親切なつくりになっているような……? 今回取り上げるのは第一学習社『カラー版新国語便覧』。便覧――教科書でも問題集でもない、ロッカーに置きっぱなしだったという人も多かろう、分厚くて重たいアレである。 そもそも国語便覧や資料集のような、教科書会社が発行する副教材は学校専売であることが多く、本来なら一般に出回らない。本書が例外的にオンラインショップでの販売に至ったきっかけは、web上のとある記事が今年に入ってバズり、「読みたい!」という声が数多く寄せられたからだ。 「【編集は語る】第一学習社 国語課のディープな座談会『国語便覧』」と題されたそのコラムでは、それぞれ現
神田裕子著の『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』(三笠書房)について ブログ2025.04.18 2025年4月18日 一般社団法人 日本自閉症協会 会長 市川 宏伸 4月22日発売予定の新刊「職場の『困った人』をうまく動かす心理術」(三笠書房)は障害に対する誤解を生み、差別や偏見、分断を助長するものと判断します。このような本を、90年を超える歴史がある三笠書房が発刊されることは誠に残念です。 現在、この本は表紙と帯、および目次をネット上で見ることができますが、それでも差別や偏見を助長すると判断する理由は以下の通りです。 ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如多動症)の発達障害を一方的に「困った人」として扱っていることは誤解を生みます。障害名を人のタイプに結び付けているために障害に対する誤解を生むとともに、表現されている特徴を有する人を障害者とする偏見をも生みます。ASDの
すぎもとたつき(杉元樹/스기모토 타츠키/Tatsuki Sugimoto) @TatsukiSugimoto 恥を忍んで皆さまにご教示を乞いたいのですが、こういう日本古典の基礎知識はどのように学べばいいのでしょうか? 源平、赤穂浪士、勧進帳などは知っていましたが、その他の(とくに教科書や国語便覧にはのっていない)ものは、ぜんぜん知りませんでした…… よき入門書などはありますでしょうか? x.com/kirihiko_/stat… 2025-04-15 21:16:09 神保喜利彦@文フリ東京(P11・南1-2)『東京漫才師大系』売ります @kirihiko_ これは前から言っているが、伝統芸能が既に失った領域ってこれだけ大きいんですよ。つい40年前までコントとかで演じられていた『松の廊下』『討ち入り』『吉野山』『湯島の白梅』『勧進帳』などの基礎教養がないんだから。「物語を知っている」の前
データをいろいろ見てみる @shioshio38 > 万博の来場者数、開幕翌日は半減して5万人 協会「さらに情報発信」 https://t.co/B43mvVHIUz この記事は興味深い。分析のサンプルケースになっている。 何故、日曜日(13日)と平日(14日)を比較しているのか? 平日に入場者は減るのは当たり前なのに、何故かその要因は無視する。 比較するなら来週や再来週の土日とGWであろう。 データ分析屋さんが休日平日要因無視してイベント分析しとかたら普通に怒られると思うのだけれど。 2025-04-15 15:01:09 リンク 朝日新聞 万博の来場者数、開幕翌日は半減して5万人 協会「さらに情報発信」:朝日新聞 大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は15日、開幕翌日の14日の一般来場者が5万1千人だったと発表した。13日の11万9千人から、半分以下になった。運営スタッフなど関係
ノーベル賞学者としても有名な天才物理学者・数学者のロジャー・ペンローズが、1970年代から半世紀にわたって探し求めてきた「ある図形」が話題になっています。 その名は「アインシュタイン・タイル」。 2023年にようやく発見されたその図形とは、いったいどのようなものなのでしょうか? ペンローズが考案した「ペンローズ・タイル」を超える“幾何学上の大発見”について、ビジュアル重視でやさしく詳しく解説した『ペンローズの幾何学』が刊行され、たちまち大増刷と大きな反響を得ています。 パズル感覚で楽しむことができ、しかも奥深い「平面幾何」の世界を探訪してみましょう。 「フレーム」とはなんだろう前回の記事でご紹介した「テセレーション」を作る際に重宝されるのが、「フレーム」という考え方です。 たとえば、ここまでに紹介した正方形のフレームとして使われたのは、よく窓枠の絵などで見かけるように、「田の字」を並べたよ
省力化栽培で儲かる仕組みを ―スマート農業関係の本はこれまで複数冊、執筆されています。初期の頃と現在で変わった点は。 「大きく違う点は二つ。一つは技術の革新。高齢農業者が自分でスマートフォンを活用できるようになり、無線技術のデータのやりとりも進歩した。二つ目は農業者自身の意識変化。10―15年前は農業者人口も今より多かったため、スマート農業というと『小規模農家を切り捨てるのか』との反対意見が強かった。今日では農業者人口が半減し、今後さらに半分になることが予想されている。スマート農業をやらないと地方が成り立たない時代になり、やらなければとの危機感が広がっている」 ―上空から作物の生育状況を飛行ロボット(ドローン)で撮影して収穫日を予測するなどのやり方は一定程度、普及してきました。 「ドローンもセンサーも高性能化が進み、直近では100点満点で90―95点の成績が取れるようになった。さらに点数を
TOPPANホールディングス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長CEO:麿 秀晴、以下TOPPANホールディングス)が運営する印刷博物館では、2025年4月1日(火)付で小説家の京極夏彦氏が新館長に就任しました。 京極夏彦新館長就任の背景 印刷博物館は凸版印刷(現 TOPPANホールディングス)創立100周年事業の一環として2000年10月に開館し、以来、印刷全般を扱う日本初の本格的な博物館として、国内外から年間3万人以上の入館者を集める施設です。印刷の文化的側面を研究する印刷文化学を提唱しつつ、多数の企画展を開催し、館内の印刷工房を中心とした教育活動などを通して、社会/文化の発展に貢献してきた印刷の役割と意義を広く発信しています。 京極夏彦氏は、小説家として1994年、『姑獲鳥の夏』でデビュー以降、独自の世界観を持つ作品を次々と上梓し、直木賞をはじめ日本推理作家協会賞、山本周五郎
著者: 國分功一郎 , 中島岳志 哲学者・國分功一郎さんの『中動態の世界 意志と責任の考古学』がついに文庫化! それを記念して、政治学者・中島岳志さんとの対談をお送りします。 対談は6年前、2019年1月に実施。当時、東京工業大学(現・東京科学大学)の「同僚」で、かつ「同学年」のふたりが、それぞれの著作(『中動態の世界』や『親鸞と日本主義』など)について語り合いました。『中動態の世界』で國分さんが、「いまわれわれは言語と思考の関係を社会や歴史のなかで考えるという、ある意味では当たり前の出発点に立っている」と述べたように、「言葉」についてスタートした対談は、やがて政治や思想といった領域にまで広く深く展開していきます。知性と覚悟にみちあふれた濃厚な議論をお見逃しなく! 【第1回】 言葉はどこからやって来るのか――中動態と与格構文(4月4日配信) 【第2回】 尻の政治――立憲主義と民主主義(4月
『雑誌出版ガイドブック』(橋本健午著 日本エディタースクール出版部 2000)〔023-は〕90pの「先付けされる<月・号>表示」という項に“例えば、3月に<5月号>が発売されたり、週刊誌も発行日が発売日より先の日付が表示されている。これらの<月・号>表示は当初は無秩序に表記されていたが、徐々に調整して、現在では次のようなルールで表示が行われている。 1)週刊誌 発売日から15日先までの月日 2)旬刊誌・隔週刊誌・月2回刊誌 発売日から1カ月先までの月日(月・旬) 3)月刊誌・隔月刊誌 発売日から40日先までの月号 4)季刊誌 発行期間を示す季節(その季節を表す文字) 5)増刊号 発売日から<40日先まで>の月/日号、もしくは月号。ただし、月刊誌・隔月刊誌・季刊誌の増刊は本誌に準ずる。 雑誌は毎日発行される新聞とちがって、次号が出るまでの一定の期間店頭に陳列されるため、発売日と購入日の差で
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