愛知県警西枇杷島署は14日、同県清須市の西枇杷島小学校の敷地と周辺で5月下旬以降、カラスなど野鳥14羽が死んでいるのが見つかり、うち2羽から農薬が検出されたと発表した。 署によると、死んでいたのはカラス12羽、ヒヨドリ1羽、ハト1羽。5月21日~6月12日、学校の校庭や駐車場、近くの路上などで見つかり、一部は泡を吹いていた。 学校から連絡を受けた市が、5月24日に署へ通報。署は7羽を鑑定中で、6月14日に結果が出た3羽のうち、2羽の口内から殺虫剤として使う有機リン系農薬の主成分「シアノホス」が検出された。外傷は確認されていない。署は事件性の有無を含めて調べる。