ネポン株式会社(以下、ネポン)と日本電気株式会社(以下、NEC)は、農業の生産性向上や農産物の品質改善に貢献する農業ICTクラウドサービス(ネポンブランド名:アグリネット(C))において、農林水産省が推進している、農業生産工程管理(GAP:Good Agricultural Practice)への対応などの機能強化を行い、本日より提供を開始しました。 温室用温風暖房機のトップメーカーであるネポンと、M2M技術を利用したソリューション「CONNEXIVE」を提供しているNECは、従来からセンサネットワークなどを利用して農地データの見える化を実現するサービスを提供しています。このたびの機能強化では、新たに営農日誌や農薬散布記録簿機能などのコミュニケーション機能を追加するとともにGAPに対応しました。これにより、圃場(ハウス)におけるセンサリングから生産にかかわる管理までの一連の農業活動を網羅し
藤田 香(日経BP環境経営フォーラム) 工場緑化によって虫が増え、生産ラインに混入するリスクが増えた。竹中工務店は工場の設計・計画段階から虫の侵入を防ぐ技術に強みがある。 工場の緑化で自然が豊かになったのはうれしい。が、その半面、生産設備に虫などの生物の侵入が増えるのは困ると頭を悩ます企業は意外と多い。異物混入で製品が不良品になる可能性が高まるからだ。 その悩みは食品会社にとどまらず、今、様々な業界に広がっている。医薬品メーカーなら点滴薬品の製造ラインや充填場所に虫の侵入はご法度だ。太陽電池のコーティング・フィルムやパッケージを作る企業でも、虫が付着していれば製品がロットごと返品される事態に陥る。 こうした虫の侵入を建物の設計・施工の総合力で防ぐ技術を提供しているのが、竹中工務店である。虫を駆除するのではなく、建物の根本的な構造を見直して虫の侵入を事前に防ぐ。できるだけ殺さずに、「穏やかに
藤田 香(日経BP環境経営フォーラム) 独プーマは、2013年発売の新製品の環境コストを算出し、商品タグで表示していく。サプライチェーン全体で水や大気などの自然資本に与える負荷を金額換算した。 スポーツ用品大手の独プーマは、2013年に発売する環境配慮型のシャツやシューズなどの新シリーズ「インサイクル」を発表した。各製品がサプライチェーン全体で水や大気などの「自然資本」にどの程度の負荷(コスト)を及ぼしたかを算出し、商品タグで表示していく。 シューズの場合、水のコストは0.49ユーロ(1ユーロ=約106円)、大気のコストは0.84ユーロ、合計の環境コストは2.95ユーロとなる。生分解性プラスチックを使用し、小売価格は95ユーロ。従来のスエード(加工皮革)製の85ユーロより約1割高いが、環境コストは3割減らし、「持続可能な製品」であることを消費者に訴求できる。 サプライチェーン全体の温室効果
藤田 香(日経エコロジー) 日立製作所はICTを活用したスマートビレッジの実証実験を進めている。青森県五所川原市ではSNSを利用した農業を、神奈川県秦野市では実験村を運営する。 再生可能エネルギーやICT(情報通信技術)を活用して農林水産業を効率化し、新しい地域の在り方を提案する「スマートビレッジ」の試みが各地で始まっている。 日立製作所が青森県と進める「スマートビレッジin青森」もその1つだ。2011年1月に青森県産業技術センターから、「農業を豊かにすることで青森を豊かにしたい」と相談された日立は、地域の資源を活用し、その情報をICTで結ぶとともに、地域と都会の消費者をつなげる新しい農業のコンセプトを打ち出した。 方向性は2つある。1つはICTで生産・加工・流通を管理して生産性を上げる植物工場。もう1つは生産に消費者も参加する共同農園だ。 1つ目の植物工場では、森林の間伐材や畜ふんを使い
ブラベック-レッツマット:まず、CSVどのようにして誕生したか、お話しましょう。6年ほど前、ダボスで開かれた世界経済フォーラムで、CSRをテーマにした討議が開かれました。多くのビジネスマンやアーティスト、映画関係者などが参加して、彼らは口々に「私たちは社会に利益を還元しなければならない」と発言していました。それが、当時のCSRのフレームワークでした。 しかし、私はそのような考え方に疑問を感じていました。そこで5日間に渡る議論の最後に、「私には、社会に還元するものなど何もない。なぜなら、社会から何かを盗んだことは一度もないからだ」と言って聴衆にショックを与えました。これが、従来のCSRのやり方は上場企業としては正しくないと、私が信じている理由です。 博愛主義的に社会に利益を還元することで、社会的責任を果たしたと考える人たちがいます。しかし、私はそのような手法を信じません。私は、企業戦略の根幹
「ピーエム・ニーテンゴ(PM2.5)」 AKB48とか、SKE48とは似て非なる、人の健康にゆゆしい影響を与える超微粒子である。今の中国でこの言葉を知らない人はいない。2月29日開催の国務院常務会議の主要議題は、大気環境基準にPM2.5を新たに追加することだった。中国の首都・北京だけでなく、工業化と都市化に直面する中国の市民にとって、安全な空気と青い空は当たり前のものではなくなった。 米国大使館は敷地内で独自に測定 「空気の汚い北京なんか行かないで上海においでよ!」 この4月から本拠地を北京に移すと話す筆者に対して、上海に住む中国の知人はネット通信を通じてこうつぶやいた。北京の空気が汚染されていて、健康に悪いことは中国国内では常識といった話しぶりだった。 PM2.5は、ディーゼル排気ガスなどから排出される直径2.5マイクロメートル以下の超微粒子で、ぜんそくや気管支炎を引き起こすなど人の健康
原産地保護呼称制度、有機栽培……表示はいろいろとあるけれど 店頭でオリーブオイルを選ぶ際に、消費者にとって唯一の手がかりとなるのはオリーブオイルのボトルに貼ってあるラベルに記載された情報だ。 お決まりの「EXTRA VIRGIN」の表記、生産者やブランド名、オリーブ畑の絵や葉や実のイラストなどのほか、商品によっては下に示したようなマークが付いている場合もある。赤いマークは「原産地保護呼称」、青いマークは「地域保護表示」といわれるもので、主にEUの国々で生産された製品に付いている。
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