「水ゼリー」をご存じだろうか。その名の通り、水を固めたゼリーである。何やらちょっとしたブームになっているらしい。"水"がプルプル食感になる点、見た目の涼やかさ、ローカロリーといった要素が人気の要因という。乳脂肪分てんこ盛りのスイーツが大好きな筆者からすれば、「何が楽しくてたかが水にそこまで手を加えないといけないのか」なんて思うのだが、物は試しである。一度つくってみようじゃないの、その水ゼリーとやらを! 水ゼリーの特徴の1つに、見た目の透明感がある。そりゃその通りで、水を固めただけなので無色透明なのは当たり前である。だが、ゼラチンを使うとほんのりと黄色がかった色になってしまう。粉末のゼラチンを見ると確かに黄色っぽい色をしている。これでは無色透明の水ゼリーには仕上がらない。 そこで活躍するのが「アガー」である。アガーとは、海藻の抽出物であるカラギーナンが原材料。製菓材料店に行けば大抵おいてある
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