イタリア・ローマのカフェ(2013年1月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/GABRIEL BOUYS 【3月4日 AFP】コーヒーを1日に3杯~5杯飲むことで、重度の心臓病を引き起こす恐れがある動脈血栓リスクが減少する可能性があるとの研究論文が、3日の英医学誌「Heart(心臓)」に掲載された。 韓国の研究チームが発表した今回の論文は、広く愛飲されているコーヒーの健康効果に関する最新の研究成果だ。コーヒーをめぐっては、これまでの研究でも、多発性硬化症、パーキンソン病、アルツハイマー病などの発症リスク低下との関連性が指摘されている。 研究チームは今回の研究で、健康診断を定期的に受診している平均年齢41歳の韓国人男性と女性2万5100人分のデータを分析した。 研究対象グループに心血管疾患を抱える人はいなかったが、冠動脈カルシウム(CAC)のレベルでは7人に1人が検出下限値以上だった。これは