個人が残した戦争資料が、捨てられてしまうケースが増えている。戦後七十六年を経て体験者が高齢化しているうえ、ステイホーム中に部屋の物を処分する「コロナ断捨離」の影響も出ている。資料館や博物館で引き取る場合もあるが、態勢は全国でまちまち。危機感を強め、資料のデジタル化に取り組む大学生に現状を聞いた。
個人が残した戦争資料が、捨てられてしまうケースが増えている。戦後七十六年を経て体験者が高齢化しているうえ、ステイホーム中に部屋の物を処分する「コロナ断捨離」の影響も出ている。資料館や博物館で引き取る場合もあるが、態勢は全国でまちまち。危機感を強め、資料のデジタル化に取り組む大学生に現状を聞いた。
メキシコのタバスコ州を流れるサンペドロ・マルティル川に接する、エル・カカワテというラグーン。このラグーンに沿って生育するマングローブ林は、通常の生息地である沿岸部から170キロも離れた場所にある。 (PHOTOGRAPH BY OCTAVIO ABURTO) メキシコとグアテマラの国境に近いサンペドロ・マルティル川沿いを調査していた研究チームは、海岸から170キロも内陸の地点で予期せぬ光景に出合った。川沿いのきらめく大きなラグーンに沿って、マングローブの林が広がっていたのだ。 そこは、マングローブ林があるはずのない場所だった。というのも、通常のマングローブ林は、沿岸の限られた区域で、海水と高潮にさらされながら力強く繁殖するからだ。しかし、この場所は標高が9メートルもあるうえ、滝の上流にある。(参考記事:「世界最大のマングローブ林は住民を見放したのか」) 研究チームが慎重に分析した結果、さら
新型コロナウイルスのmRNAワクチン。このワクチンには、調味料の日本の大手製造メーカー「ヤマサ醤油」が製造する原料が使われています。いったい、なぜ?そして、その原料とは? 「ヤマサ醤油」(千葉・銚子市)は正保2年(1645年)の創業、300年以上にわたって食卓に欠かせない調味料“しょうゆ”を作り続けています。そんな老舗企業の伝統の技術がいま、コロナ禍の世界を変える“ワクチン”の原料として活用されています。mRNAワクチンに欠かせない重要な原料を製造、日本や世界で使われているファイザー社とモデルナ社に提供しているのです。 ■ヤマサ醤油が製造 新型コロナワクチンの原料とは ヤマサ醤油が作っているワクチンの原料は、「シュードウリジン」という白い粉状の物質です。ワクチンでどんな役割を果たしているのしょうか。 ヤマサ醤油によると「シュードウリジン」は、新型コロナワクチンのmRNA(メッセンジャーRN
スイス食品大手ネスレの本社(2020年11月19日撮影、資料写真)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP 【10月8日 AFP】スイス食品大手ネスレ(Nestle)は7日、植物を原料にした卵とエビの代替食品をスイス、ドイツ両国の一部店舗でテスト販売すると発表した。 ネスレは、需要が高まる菜食主義者やビーガン(完全菜食主義者)向け食品のラインアップに力を入れている。 卵の代替品「vEGGie」の原料は大豆たんぱく質とオメガ3脂肪酸で、本物と同じようにスクランブルエッグやオムレツ、ケーキやクッキーなどに使える。 エビの代替品「Vrimp」は海藻とエンドウマメ、コンニャクの根が原料で、「ジューシーな食感と風味はエビそのもの」という。 金融大手クレディ・スイス(Credit Suisse)が6月に実施した調査によると、世界の肉類・乳製品の代替食品の市場規模は現在の140億ドル(約1兆
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
キッチンカーで植物肉を使った料理を提供する早大生中心の「学生団体Planmeet」(以下、Planmeet)が、早稲田大学西早稲田キャンパスでの販売を9月27日に始めた。 「食物繊維・たんぱく質豊富で地球にも健康にも優しい一品」という「ロコモコ丼(てりやき)」 植物肉の認知度を高めるために結成された学生団体。「Planmeet」という名称には、植物を意味する「plant」と肉を意味する「meat」、発音が似ている「会う」を意味する英単語「meet」を掛け合わせ、「植物肉を通して新しい出会いを」という願いを込めた。 代表の足立楓さんは「肉が大好きな普通の大学生」だったという。2019年にアメリカに留学した際、さまざまな理由でベジタリアンを選択している人たちと出会い、自分の食生活を考えるようになった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で帰国し、筋トレに励む中で、昼食だけは肉を食べない「ランチ肉
森を育てることで周辺の漁場を豊かにしようと、道南の江差町では漁業関係者などがアスナロの苗木を植える植樹活動を行いました。 この活動は、木を植えることで、森の保水能力を高めて栄養分豊かな水を海に送り豊かな漁場をつくることを目的に、ひやま漁協江差支部女性部が20年以上前から毎年行っています。 9日は、女性部のメンバーや町の職員など25人が参加し、まずはくわを使って深さ30センチほどの穴を掘っていきました。 そして「ヒバ」とも呼ばれる高さ70センチほどの「ヒノキアスナロ」の苗木100本を、斜めにならないように丁寧に植えていきました。 参加者の中には「大きく育ってください」とか「魚がたくさんとれるように」などの願いを書いた木札を苗木の横に設置する人もいました。 ひやま漁協江差支部女性部の藤谷真理子支部長は「山の恵みをたくさん受けて海が豊かになり、魚がたくさんとれることを願って植えました」と話してい
ワクチン接種意図の変化 現在、わが国ではコロナのワクチン接種が急速に進んでいる。2回目の接種を終えた人は、国民の過半数に及び、米国の接種率も追い抜いた。 前々回の記事で、ワクチン接種に関する調査データを紹介したが(「ワクチンを接種した/したい」が85.5% 若者の接種希望も大幅増)、そこではワクチンを接種したいと回答した人は、全体の85.5%に及んでいることがわかった。20代、30代の若い世代でも、約80%であった。 ワクチンを接種したいという人の割合は、4月時点での調査結果から大幅に増加していたが、その大きな理由は、「変異株など今の感染状況を見て打ったほうがよいと思ったから」「周りの人が打っているから」というものであった(ワクチン接種に対する心理は、4月からの5か月間でどう変化したか そしてその理由は?)。 こうした理由を見ると、ワクチン接種希望者が増えているとは言っても、安心ばかりはし
国立国際医療研究センターから日本人の新型コロナ後遺症に関する調査結果が発表されました。 日本国内では過去最大規模、最長追跡期間の報告です。 この研究の内容についてご紹介します。 国内の新型コロナ後遺症に関する過去最大規模・最長の追跡調査10月8日、国立国際医療研究センターから新型コロナウイルス感染症の後遺症に関するプレスリリースが発表されました。 また、この研究は査読前ですがmedRxivに掲載されています。 ムムッ、著者の中にはSatoshi Kutsunaという謎の人物も加わっていますね・・・。 この研究は、新型コロナから回復した方へのアンケートによる調査結果を解析したものであり、457人の回復者から回答が得られました。 この457人の背景については、 ・年齢の中央値は47歳 ・231名(50.5%)が女性、226人(49.5%)が男性 ・急性期の重症度は軽症が378名(84.4%)、
農業遺産「知らない」62% 75%は「行ってみたい」―内閣府調査 2021年10月09日07時12分 白米千枚田(石川県農林水産部里山振興室提供) 内閣府は8日、重要で伝統的な農林水産業を営む地域を認定する「農業遺産」に関する世論調査結果を公表した。農業遺産を「知っていた」と回答した割合が37.1%だったのに対し、「知らなかった」は62.6%に上り、認知度が低いことが分かった。 農業遺産は2種類あり、国連食糧農業機関(FAO)が認定する「世界農業遺産」は2002年に、農林水産相が認定する「日本農業遺産」は16年にそれぞれ創設された。世界農業遺産には「トキと共生する佐渡の里山」(新潟県)、「能登の里山里海」(石川県)などが認定されている。 認定地域の特産物を「買いたいと思う」との回答は77.5%、その地域に「行ってみたいと思う」は75.1%だった。 政府や自治体が行う農業遺産の広報について尋
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
斬新すぎる〝アフヌン〟に7.3万人騒然 上にギョーザ、下はチャーハン...「確実にアルコール入る」「真似したい」と話題
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
オメガ3脂肪酸について知っておくべき7つのこと 7 Things To Know About Omega-3 Fatty Acids オメガ3脂肪酸は、体内のさまざまな機能にとって重要な多価不飽和脂肪酸に属しています。オメガ3脂肪酸のEPAやDHAは、脂肪が多い魚(たとえば、サケ、マグロ、マス)や甲殻類(たとえば、カニ、ムール貝、カキ)のような海産物に含まれています。オメガ3の異なる種類であるALAは、植物油(たとえば、セイヨウアブラナ、大豆)など他の食物に含まれています。オメガ3脂肪酸はサプリメントとしても摂取できます。たとえば、魚油サプリメントはEPAやDHAを含み、亜麻仁油はALAを含んでいます。海産物の摂取による健康的利点に関してわずかな根拠はありますが、オメガ3サプリメントの健康的利点は明確ではありません。 オメガ3脂肪酸について知っておくべき7つのこと 海産物(魚や甲殻類)を多
1869年から1914年の間に収集された60以上のハシジロキツツキの標本。米ハーバード大学が所蔵する世界最大のアーカイブだ。ハシジロキツツキは、主に無秩序な伐採によって絶滅した。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) かつて米国やキューバの森に生息していたハシジロキツツキ。「神のみぞ知る鳥」と呼ばれ、十数年前には米国で大論争を引き起こした幻の鳥だが、このほどついに絶滅との判断が下された。 この鳥が米国内で確実に目撃されたのは、1944年のルイジアナ州の事例が最後。以降、確実な目撃情報がないまま数十年が経過し、ほとんどの鳥類学者はこの鳥が絶滅したと考えてきた。9月29日、米国魚類野生生物局は、ハシジロキツツキを含む22種の動物と1種の植物を絶滅したとみなし、絶滅危惧種法の対象リストから削除する意向を発表した。(参
生物多様性保全は社会的課題ということでいろいろなところで見聞きするようになり、環境問題としての重要性も認識されつつある昨今です。ではどんな本を読んだら勉強になりますか、ということをよく聞かれますので私が読んだ一般向け書籍のなかで勉強になった本をいくつか紹介します。 宮下 直(2016)となりの生物多様性 ―医・食・住からベンチャーまで.工作舎. www.kousakusha.co.jp※著者は進化生態学や保全生態学が専門の研究者(東京大学教授)で、一般向けに「生物多様性の恵み」について解説した本です。生物多様性を保全すると具体的にどんな利益があるのかについてわかりやすく紹介しています。 ウラケン・ボルボックス(2019)侵略! 外来いきもの図鑑 もてあそばれた者たちの逆襲.パルコ. publishing.parco.jp ※侵略的外来種を一種ずつイラスト中心に解説した本ですが、全体を通して
名張市の廃校になった小学校のプールでは現在、市が川で捕まえたオオサンショウウオ百八十匹を隔離している。体色は黒や茶で、体長は大きいもので一メートルほど。DNA鑑定待ちの個体もいるが、ほとんどが中国の外来種との交雑種と判明している。 交雑が進んだのは、日本と中国が国交を回復した一九七〇年代からという。食用として中国から輸入した外来種が野生化し、自然界で人知れず繁殖を続けたためとされる。後にワシントン条約の保護対象となって国際間商業取引が禁止され、今では外来種自体が見つかることはまれ。だが、交雑種は名張市など三重と奈良の県境の川や岡山県でも確認されており、交雑の連鎖に歯止めがかからない。 特に深刻なのは京都市を流れる鴨川水系だ。市文化財保護課によると、二〇一一年以降の調査で90%以上が交雑種と判明している。現在用いられるDNA鑑定の方法を確立し、調査にも協力した国立科学博物館の吉川夏彦研究員(
自作のプラカードを手にネット交流サービス(SNS)投稿用の写真を「自撮り」する中村涼夏さん=名古屋市中区で2021年9月24日、兵藤公治撮影 国会議員が居並ぶ中、りんとした声が国会議事堂(東京・永田町)の脇に建つ衆院分館の部屋に響いた。 「私は皆さん方、大人に『あなたたちの未来と命はない』と宣告されたように感じました。絶望しました。気候危機から国民の命を守るという責任を放棄したように思えます」「気候危機は、既に日本を襲っています」。地球温暖化対策推進法をどう改正すべきかを議論していた4月23日の衆院環境委員会で、鹿児島大2年の中村涼夏(すずか)さん(20)は15分間にわたり危機感を訴えた。 中村さんは、温暖化対策の強化を求める全国的な若者の運動「Fridays For Future Japan(フライデーズ・フォー・フューチャー・ジャパン)」の中心メンバーだ。運動の実績を買われ、国の環境や
2021年、島津製作所が若手社員を大阪大学の博士課程に派遣する「REACHラボプロジェクト」をスタートさせた。企業と大学がタッグを組んでこうした試みを行うのは日本初のこと。その狙いとは──。 博士号レベルの高度人材を育てたい 島津製作所は、京都に本社を置く精密機器メーカー。医薬、環境、ライフサイエンスなどの科学技術分野を中心に事業を展開しているだけあって、社員には理系出身者が多く、技術者や研究者は入社時点で修士号を持っている人がほとんどだ。 島津製作所上席理事、大阪大学工学研究科特任教授、大阪大学・島津分析イノベーション協働研究所所長 飯田順子さん(左)、人材開発室室長 妹崎淑恵さん(右)、分析計測事業部、大阪大学博士課程在籍林田桃香さん(中央)。(写真提供=島津製作所) しかし、その上の博士号レベルに達している人はまだ少数。これは同業他社でも同様で、日本の理系大学院生は修士課程を終えたと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く