大嶋泰介/TaisukeOhshima @taisukeOo Nature Architects CEO モビリティや建設、航空宇宙まで、あらゆるものづくりを最先端の設計技術で革新するNature Architectsの社長 インスタ→https://t.co/YTkiP1Scq1 https://t.co/LUBVt8oHPq
今世紀にはいってからの科学の進歩には、まことに目ざましいものがあった。とくにこの十年以来、その進歩は、一大飛躍をなし、原子力の開放、人工衛星の打ち揚げなど、人類の歴史の上に、金字塔として残る幾多の事業を為しとげた。 こういう華々しい科学の成果に幻惑された人々の中には、あたかも科学を万能のものとする考え方が、次第に一つの風潮となりつつある。そして科学がさらに数段の進歩をすれば、人間のいろいろな問題が、全部科学によって解決される日が来るかの如き錯覚に陥っている人もあるようである。宇宙時代というような言葉が流行し、それが何か人間を変えることのように思われているのも、その一つの現われである。月や火星の景色を見たり、其処にある資源が利用できる日が来ても、それは百年前に、北極や南極へ行ける日を夢見ていたのと、同じことである。今日では、北極へも南極へも、飛行機ならば、文明圏から、十数時間で行ける。しかし
「男余り」の江戸に花開いた文化江戸時代の江戸には独身男があふれていた。 徳川吉宗の頃の享保年間では、町人の男は女の2倍の人口がある「男余り」社会だったことは、こちらの記事(地方から若者が集まり結婚もできずに生涯を終える。現代の東京と江戸との酷似点)で紹介した通りだ。 仮に、江戸中の女性が全員結婚したところで、あぶれる男性が出てくるのだから仕方がない。もちろん、離婚も多かったので、再婚女と初婚男とで何度もくっついては離れるという「時間差一妻多夫制」でうまく回っていたのかもしれない。 江戸が多離婚社会だった話はこちら →「3組に1組どころじゃない」離婚大国・日本が、世界一離婚しない国に変わった理由 そんな「男余り」の江戸だからこそ花開いた文化もたくさんある。 そのひとつが食文化でもあったのだが、他にも、江戸時代にもアイドルは存在しており、それを熱狂的に支援するアイドルオタクもいた。 元祖アイド
京都大学数理解析研究所の望月新一教授は2012年8月、4本の論文をインターネット上に公開した。未解決の数学的難問「abc予想」を解決できるとする「IUT理論(宇宙際タイヒミューラー理論)」である。 しかし、きわめて難解にしてあまりにも長大なこの論文をめぐって、世界の数学界には予想外の大きな「混沌」が生じた。現在では議論も膠着状態となっている。 そんな中、6月6日に設立(設置構想中)が発表されたZEN大学の研究機関、「宇宙際幾何学センター(Inter-Universal Geometry Center; IUGC(仮称)、所長 加藤文元氏)」は、この理論とその関連分野における新しい重要な発展を含む最優秀論文に、「IUT Innovator Prize」として毎年賞金2万ドル〜10万ドルを贈呈することを発表した。 またドワンゴ創業者 川上量生氏は、IUT理論の本質的な欠陥を示した論文を執筆した
ライジング・スター洞窟に仲間の遺体を運び入れるホモ・ナレディの復元図。彼らが意図的に埋葬を行っていた可能性を示唆する新たな証拠は、人類の進化にまつわる現在の考え方に一石を投じるものだ。(ILLUSTRATION BY JON FOSTER, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 数十万年前に生きていて現在は絶滅した人類が、南アフリカの洞窟の奥深くに死者を意図的に埋葬し、意味のある図形を壁に彫り込んでいた可能性がある。そうした高度な行動は、一般にネアンデルタール人や現代のホモ・サピエンスに特有のものだと考えられている。もし埋葬の事実が確認されれば、知られている限りで最古の埋葬が行われた時期が少なくとも10万年早まることになる。 この主張は、査読前の論文を投稿するサーバー「bioRxiv」に2023年6月5日付けで公開された2本の論文で発表されている。また、米ストーニーブルック大
犬を飼ったことがある人の中には、散歩中の愛犬が道ばたの草を食べ始める場面に遭遇したことがある人も多いはず。肉食を基本とする犬が草を食べる理由や、その際に注意すべき点について、オーストラリア・アデレード大学獣医学部のスーザン・ヘイゼル氏とジョシュア・ゾアネッティ氏が解説しました。 Why does my dog eat grass? And when is it not safe for them? https://theconversation.com/why-does-my-dog-eat-grass-and-when-is-it-not-safe-for-them-205658 犬が草を食べるのはよく見られる行動で、2008年に発表された研究では犬の飼い主の80%が「愛犬が定期的に芝生をかじっている」と報告しています。また、イエローストーン国立公園に生息するオオカミを対象とした2006
エクアドル、ヤスニ国立公園の林冠に朝霧が漂う。(PHOTOGRAPH BY TIM LAMAN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 林冠科学はまだ誕生から日が浅い。林冠(枝や葉が集まった森林の上部)の分析が始まったのはわずか40年ほど前のことだ。木々の葉、つる、枝、着生植物などが侵入を阻む林冠に、初期の研究者たちはロープやハーネスを駆使して挑んだ。彼らの発見、特に種の密度と多様性に関する研究成果は森林生態学を一変させた。 やがて、林冠科学者たちは工夫を凝らし、研究用の気球、移動リフト、ドローン、クレーン、タワー、ウォークウェイ(つり橋)などの装置を導入した。特にウォークウェイは今や熱帯雨林観光に欠かせない存在となり、林冠ウォークウェイとして南極を除く6つの大陸で旅行者に人気が高い。 一方、2023年3月、エクアドルのアマゾンに登場した新たな観光用クレーンでは、普段は目にす
商店や民宿などが建ち並ぶ西海岸の集落=粟島浦村の釜谷地区で2023年6月21日午前11時18分、中津川甫撮影 マイナンバーカードの交付率が全国で初めて100%になった新潟県粟島浦村が5月末時点で交付率101・18%になったことが7日、関係者への取材で判明した。交付数が人口を上回った形だが、総務省によると、紛失での再交付なども計上するため、100%を超えることがあるという。 総務省は交付率が100%を超え、実態にそぐわない状況になっていることから、集計方法を見直し、今後は実数に近い集計も出す方針を固めた。来週にも公表する。 粟島浦村は4月末、総務省の調査で交付率が100%になった。5月の交付率は、全国の交付状況を調べている「地方公共団体情報システム機構」から自治体に通知があった。
武田 紘樹 @tomatoha831 最近よく女子中高生の前で進路指導の講演をして欲しいと依頼されるから「理学部・工学部に女子が少ない理由」を知っておきたいんだけど、なぜだと思います?イメージとか感覚的なことでいいので文理年齢問わず女性からの意見を聞きたいです。 2023-07-09 19:34:57
2つのブラックホールがお互いの周りを回りながら近づく様子を描いた図。このときに重力波を発する。(ILLUSTRATION BY MARK GARLICK, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 時間と空間が織りなす巨大な重力波が検出されたことを示す証拠が得られた。その波長は、なんと数光年から数十光年だという。新たに発表された研究によると、このような波長の重力波の存在を示す証拠が見つかったのは初めてで、最大で太陽の100億倍という質量をもつ超巨大ブラックホールどうしの合体によるものではないかと考えられている。今回の発見の詳細は、2023年6月29日付けで学術誌「Astrophysical Journal Letters」に掲載された一連の論文にまとめられている。 この波を観測したのは、「北米ナノヘルツ重力波観測所」(NANOGrav)の研究者グループだ。68個のパルサーと呼ばれる回転
漫画雑誌「週刊少女フレンド」に掲載されていた里中満智子氏の代表作「アリエスの乙女たち」の一場面。里中氏は性愛の場面を悩みながら描いたという=仙台市で2023年7月4日午後6時3分、小川祐希撮影 有害図書規制が各地で制定され始めた1950年代、漫画は「悪書」としてバッシングされた。子供だった当時から漫画を愛し、その後プロになった作家は、規制とどう向き合ってきたのだろう。64年に高校生でデビュー後、性愛表現のある少女向け作品で人気を博したマンガ家・里中満智子さんに聞いた。 「有害図書」規制のあり方を有識者に聞く連載は、以下のラインアップです。 ▽漫画のエロ・グロ表現で犯罪が起こる? 「はじめの一歩」作者の憂い ▽“寸止め”パンチでボクシング描けない 有害図書規制と表現の萎縮 ▽「表現の自由のため」じゃない 漫画家が有害図書規制と闘うワケ ▽科学的根拠ない「萌え広告」規制はダメ 議員になった漫画
Eric Schmidt: This is how AI will transform how science gets done グーグル元CEO特別寄稿: AIは科学をこう変える 「クラウド」という言葉を提唱したグーグル元CEOのエリック・シュミットは今、人工知能(AI)は科学を再構築し、すべての人々に影響を及ぼすだろうと主張する。 by Eric Schmidt2023.07.10 238 35 今年も異常気象の夏が到来した。前例のない熱波、山火事、洪水が世界各国を襲っている。このような異常気象を正確に予測するという課題に対応するため、半導体大手のエヌビディア(Nvidia)は、人工知能(AI)を搭載した地球全体の「デジタルツイン」を構築している。 「アース2(Earth-2)」と呼ばれるこのデジタルツインは、数十テラバイトの地球システムデータを使用するAIモデル「フォーキャストネッ
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