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  • ありんこ日記 AntRoom:大発見! テラニシクサアリの乗っ取り方法判明!

    2021年08月15日 大発見! テラニシクサアリの乗っ取り方法判明! 山に生息するテラニシクサアリ。 クサアリの仲間は樹の根元に巣を作り、長い行列を作り、様々な好蟻性生物を見つけることができます。 クサアリ亜属は、他にもクロクサアリ、ヒラアシクサアリ、モリシタクサアリ、フシボソクサアリがいて、どれもよく似た外見をしています。 ただでさえ見分けの難しいグループなのですが、ここ数年でクサアリモドキ→ヒラアシクサアリ、モリシタケアリ→モリシタクサアリ、テラニシケアリ→テラニシクサアリと、和名が変わったり、さらにクロクサアリが、実は何種かに分かれるようで、当に複雑なアリです。 クサアリの仲間は、働きアリは肉眼ではどれもよく似ているのですが、女王はこの通り一目で違いが分かるほど異なる姿をしています。 そして、これらのクサアリ亜属共通の習性は、結婚飛行を終えた女王は他のアリの巣を乗っ取る一時的社会

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    agrisearch 2021/08/15
    「蟻酸を吹きかけて匂いを付けることで働きアリたちにころしてもらう、これこそがテラニシクサアリの寄主女王のころし方だったのです!」
  • ありんこ日記 AntRoom:ミツツボアリの蜜壺役について

    2017年06月10日 ミツツボアリの蜜壺役について 去年から飼育をしているミツツボアリのコロニーですが、2ヶ月前からついに腹部に蜜を貯蔵する蜜壺役の働きアリが現れました! 現在7匹の蜜壺役が誕生しています。 まさに蜜壺ですね。 もはや歩くことはできず、ず〜っとこの状態のまま動きません。 蟻マシーン2号ミニで飼育中ですが、石膏なので通常のアリであれば問題なく歩けますが、蜜壺役は天井にぶら下がるので、そのままでは重たい体を支えられないと思ったので天井にはあらかじめ針でガリガリと傷を付けていましたが、予想通りその傷を利用してぶら下がっています。 ミツツボアリについて、ずっと気になっていることがありました。 このように腹部が膨れるのは、羽化した時から特別な個体なのか?それとも普通の個体が徐々に貯蔵するようになるのか?一体どれくらいの時間をかけてここまで膨らむのか?などなど。 この写真を見ると天井

    ありんこ日記 AntRoom:ミツツボアリの蜜壺役について
  • ありんこ日記 AntRoom:虫嫌いは克服できるのか?

    2017年03月19日 虫嫌いは克服できるのか? みなさん苦手な虫はいますか? ゴキブリ、毛虫、ムカデ、クモ、ナメクジ、ヘビなど、誰もが一つや二つは苦手な生物がいるものです。 僕の周りには人から変人呼ばわりされるほどの、すごいレベルの生き物好きの人たちがたくさんいますが、そういう人たちに出会うたびに「苦手な生き物はいますか?」と質問をするのですが、そんな生き物好きな人達ですら何かしら苦手なものがあるのです。 そんな苦手なものは克服できるのでしょうか? そのためには、なぜ苦手なのか?その理由を考え、その生き物のことを知ること、そして何よりも克服したいという気持ちが一番大切だと思います。 人から嫌われることの多い生きものたちですが、どれも僕の大好きな生き物たちです。 しかし、唯一苦手な虫がいます。 過去のブログを読んで頂いている方はご存知かと思いますが、それは毛虫です! 毛虫の中でも巨大なクヌ

    ありんこ日記 AntRoom:虫嫌いは克服できるのか?
  • ありんこ日記 AntRoom:ベンガルバエ捕食の秘密

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    agrisearch 2017/02/21
    「とても大きな種類で、おそらくこの種はアリの中でもヒメサスライアリを専門に襲うのではないかと思います。」
  • ありんこ日記 AntRoom:羽化の瞬間撮った!!

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    agrisearch 2016/01/12
    「クロシジミ」
  • ありんこ日記 AntRoom

    2024年03月12日 沖縄に行ってきました! X(Twitter)ではいろいろ写真を載せていましたが、先週は久々の沖縄に行ってきました! 臨時休業のため、メール返信や商品発送に時間がかかってしまい大変申し訳ありません。 クレイジージャーニーの影響もあって、多くの方にご注文を頂きありがとうございます。 大急ぎで発送準備をしますので、到着までしばらくお待ちください。 この可愛い触角は!? 12年ぶりにリュウキュウアメイロアリの巣で暮らすオキナワコバネヒゲブトアリヅカムシを発見!! ピンク色のムカデ。 孵化後の子供達を守っていたジムカデの一種です。 すごい色ですね‼︎ pic.twitter.com/hEaUFJ4Y3O— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) March 9, 2024 ピンク色の美しいジムカデの一種。 クモなどの卵が主のメダカダルマアリの巣。 手前にある

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    agrisearch 2015/10/26
    アリと好蟻性昆虫の写真。
  • ありんこ日記 AntRoom:アリを襲う!? マダラマルハヒロズコガ

    2015年10月25日 アリを襲う!? マダラマルハヒロズコガ 10月に飛び立つオスアリを観察した日、同じ巣で驚く光景を見ることができました。 いつものように巣の入り口付近には、たくさんのマダラマルハヒロズコガがいます。 このようにミノから頭部を出しています。 アリが近くに来ると、素早くミノの中へ引っ込みます。 性について詳しいことは分かっていません。 暮らしている場所から、おそらくアリの死骸やべカスなどをべているのではないかと予想していましたが。 都内の公園など身近に生息している虫でも、分かっていないことは無数にあるのです。 そんなマダラマルハヒロズコガを観察していると、すごい場面を見ることができました! ミノの隙間からオスアリが出ている!? これは間違いなく、今まで一度も見ることができなかった捕場面です。 ミノの中に引っ張られています。 仲間が襲われていることに気が付いているの

    ありんこ日記 AntRoom:アリを襲う!? マダラマルハヒロズコガ
    agrisearch
    agrisearch 2015/10/26
    「今までマダラマルハヒロズコガは、アリが巣の外に捨てた食べカスや死んだアリなどを食べる掃除屋だと予想していたのですが、まさか生きているアリを襲うとは。」
  • ありんこ日記 AntRoom:どんどん増えるアブラムシ

    2013年06月10日 どんどん増えるアブラムシ 数匹から養殖を開始したアブラムシは、だいぶ数が増えてきました。 このようにパックで種を発芽させて飼育をしています。 1の小さな苗に、1匹のメス成虫を乗せた4日後にはこの通り! 左上にいるのが母親です。 1日で10匹以上の子供を出産します。 こちらも同じく1匹のメスを乗せた4日後の状態。 右の葉の中心にいるのが母親です。 子沢山で成長も早いので、あっという間に増えていきます。 脱皮中のアブラムシ。 成長はとても早く、産まれた子供は約1週間で成虫になり出産を始めます。 蟻マシーンのエサ場に入れるにはパックは大きすぎたため、このような小さな容器でも養殖してみました。 ムネアカオオアリを飼育中の蟻マシーン2号ミニのエサ場に、アリ脱走防止の粉を塗ってからアブラムシの付いた苗を入れてみると、アリたちはすぐに苗に登り始めます。 アリとアブラムシのこの様

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    agrisearch 2013/06/10
    「アリとアブラムシのこの様子を、蟻マシーンで観察をするのがずっと夢でした!」
  • ありんこ日記 AntRoom:集団生活をするカニムシ

    2013年05月22日 集団生活をするカニムシ 南米のガイアナで発見されたメクラカニムシParatemnoides nidificator。 このカニムシは集団生活をして、仲間で協力して獲物を捕する事が知られています。 カニムシとしては気が強く、撮影のために移動させようとティッシュで追っていたら、ハサミを持ち上げて威嚇して挟んできました。 長期飼育をしているコロニー。 孵化したばかりの小さな幼虫と、成虫が同じ場所に群れています。 幼虫はかなり小さいのですが共いなどは見られず、仲良く同居をしているのです。 卵の塊。 すでに形ができているので、孵化間近のようです。 孵化したばかりの1令幼虫。 獲物を見つけると、集団で襲い掛かります。 カニムシの仲間はハサミに毒針を持つので、挟まれた獲物は毒によって徐々に動けなくなります。 飼育は容易で、小さなシャーレなどで集団生活の様子を観察することができ

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    agrisearch 2013/05/31
    メクラカニムシ Paratemnoides nidificator
  • ありんこ日記 AntRoom:まるで宇宙生物!?憧れのカギムシ!!

    2013年05月31日 まるで宇宙生物!?憧れのカギムシ!! 皆さんカギムシをご存知でしょうか? バルバドス島に生息するカギムシPeripatus dominicae barbadensis。 ムカデやヤスデのように細長い体に、たくさんの脚を持つ生物ですが、これら節足動物の多足類とはまったく違う生物です。 有爪動物(ゆうそうどうぶつ)のカギムシ類に分類され、1820年ごろにセントビンセント島で初めて発見されました。 当時、無数の突起を持つナメクジだと思われたり、ミミズやヒルなどの環形動物や、節足動物に分類されたそうですが、最終的には独立した有爪動物となったのです。 約5億年前のカンブリア紀の化石からも発見されていて、この頃は海で生活をしていましたが、現在は海で暮らす種類は存在せず、すべてが陸生種となりです。 ビロード状の皮膚は完全防水で、水滴を体に垂らすと雫となって転げ落ちるので、体は一切

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    agrisearch 2013/05/31
    有爪動物(ゆうそうどうぶつ)
  • ありんこ日記 AntRoom:ヤスデのようなヨロイオオムカデ その3 ヤスデの狩りの方法

    2013年02月09日 ヤスデのようなヨロイオオムカデ その3 ヤスデの狩りの方法 前回、ヨロイオオムカデがヤスデだったとご紹介をしましたが、予想以上に多くの方々から反響があり驚きました。 ムカデ好きとしては、ムカデの話でたくさんの方に喜んで頂けるというのは嬉しい事です。 その後、多足類を研究する専門家の方にヨロイオオムカデの写真を見て頂いたところ、オオムカデの仲間ではあるようですが、こんなムカデは見たことがなく、今までに発見されていないグループである可能性が高いようです。 今後さらに詳しく調べて頂く予定です。 ヤスデをべることが判明したヨロイオオムカデは、ヤスデを仕留める方法や、体内をべ尽くす方法も、かなり特殊であることが分かりました。 この日は東南アジア産のフトマルヤスデを与えてみることに。 今まで与えていたアマビコヤスデやアバラヤスデの仲間は、ヤスデ特有の臭い匂いが少なく感じる

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