ブックマーク / www.jaxa.jp (44)

  • JAXA | JAXAにおいて発生した不正アクセスによる情報漏洩について

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)において昨年発生した不正アクセスによる情報漏洩への対応状況について、以下のとおりお知らせいたします。 昨年10月、外部機関からの通報に基づき、JAXAの業務用イントラネットの一部のサーバに対する不正アクセス(以下、「インシデント」といいます)を認知しました。その後速やかに不正通信先との通信遮断等の初期対応を実施しつつ、専門機関及びセキュリティベンダー等とも連携して調査を行い、事案の解明、対策の策定及び実施に取り組んできました。インシデントの概要は別紙のとおりですが、その中で、JAXAが管理していた情報の一部(外部機関と業務を共同で実施するにあたっての情報及び個人情報)が漏洩していたことを確認いたしました。 インシデントで漏洩した情報については、相手方との関係もあることから詳細は差し控えさせていただきますが、情報が漏洩したご人・関係者の皆様には個別に謝

    JAXA | JAXAにおいて発生した不正アクセスによる情報漏洩について
  • JAXA | 小型月着陸実証機(SLIM)の月面着陸の結果について

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2024年1月20日午前0:20(日標準時)に小型月着陸実証機(SLIM)が月面へ着陸したことを確認致しました。着陸後の通信は確立しております。 但し、太陽電池が電力を発生していない状況であり、現在、月面からのデータ取得を優先して実施しています。 今後、取得できたデータの詳細な解析を進めます。今後の状況等につきましては随時お知らせいたします。

    JAXA | 小型月着陸実証機(SLIM)の月面着陸の結果について
  • JAXA | X線分光撮像衛星(XRISM)のファーストライトと運用状況について

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、X線分光撮像衛星(XRISM:クリズム)に搭載された軟X線撮像装置(Xtend:エクステンド(※1))および軟X線分光装置(Resolve:リゾルブ(※1))のファーストライト観測データを公開いたします。 XRISMは初期機能確認運用を実施しており、バス機器の機能確認に引き続き2023年10月7日から観測装置の機能確認と調整をすすめ、Xtend・Resolveともにファーストライト観測運用を行いました。Xtendは、10月14日から10月24日にかけて約7億7000万光年の距離にある銀河団Abell 2319の観測を行いX線画像取得に成功しました(図1)。また、Resolveは、12月4日から11日にかけて大マゼラン星雲にある超新星残骸(星の爆発の痕) N132Dの観測を行い、精細なX線スペクトル(※2)を取得することに成功しました(図2

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  • JAXA | 小型月着陸実証機(SLIM)の月周回軌道投入結果について

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2023年12月25日16:51(日標準時)、小型月着陸実証機(SLIM)の月周回軌道投入に成功しましたので、お知らせします。 SLIMの月周回軌道は、周期約6.4時間、月に最も近いところ(近月点)では高度約600km、月から最も遠いところ(遠月点)では高度約4,000kmで、月の北極点と南極点を結ぶ楕円軌道となります。所定の計画通りの軌道変更を達成し、探査機の状態は正常です。 今後は2024年1月中旬までに遠月点を低下させ、高度約600kmの円軌道に軌道を調整したうえ、近月点を降下し、着陸開始への準備を開始します。1月19日に近月点を高度15kmまで低下のうえ、1月20日午前0:00頃(日標準時)に着陸降下を開始し、同0:20頃(日標準時)に月面着陸を予定しています。

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  • JAXA | H3ロケット試験機1号機打上げ失敗原因調査状況について(宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会(第50回))

    8月23日に開催された宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会(第50回)において、下記のとおり報告をしました。

    JAXA | H3ロケット試験機1号機打上げ失敗原因調査状況について(宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会(第50回))
  • JAXA | 「だいち2号」による全国地殻変動分布図の初公開について

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)が運用する陸域観測技術衛星2号「だいち2号(ALOS-2)」※1は、2014年の打上げから現在まで全国の地殻変動や隆起などの地表面の動きを継続的に繰り返し観測してきました。この「だいち2号(ALOS-2)」の観測データを用いて作成された日全国の“地殻変動の地図”が、国土交通省国土地理院(以下、国土地理院)より3月28日に初公開されます。 この「だいち2号(ALOS-2)」の2014年8月からの8年以上のLバンドSAR※2データを用いて、国土地理院により、全国の干渉SAR時系列解析が実施されました。正確な干渉SAR処理を行うには長期的に安定した衛星の追跡管制(衛星の軌道高度での維持運用および軌道高度・姿勢の高精度での決定)と、高精度の軌道・姿勢情報をもとにしたSARデータ処理技術が必要であり、JAXAと国土地理院の技術協力により可能とな

    JAXA | 「だいち2号」による全国地殻変動分布図の初公開について
    agrisearch
    agrisearch 2023/03/30
    国土地理院で公開。だいち3号は。。
  • JAXA | 有人与圧ローバの実現に向けた変形型月面ロボットによる月面データ取得の実施決定について

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」)は、研究を進める月面でのモビリティ「有人与圧ローバ」の実現に向けて、JAXA、および株式会社タカラトミー(以下「タカラトミー」)、ソニーグループ株式会社(以下「ソニー」)、同志社大学の4者の共同開発による変形型月面ロボットを用いて、株式会社ispace(以下「ispace」)が実施予定の月着陸ミッションを活用した月面でのデータ取得を行うことを決定しました。 有人与圧ローバが走行する月面は、地球と比べて重力が6分の1であり、またレゴリス(月の表面を覆う砂)に覆われた路面等、地上とは異なる特殊な環境です。2019年度から開始した有人与圧ローバのシステム概念検討の結果、自動運転技術および走行技術の詳細検討に向けて、月面において画像データ等を取得する必要があると判断しました。 月面でのデータ取得は、変形型月面ロボット(図1)1機をispace

    JAXA | 有人与圧ローバの実現に向けた変形型月面ロボットによる月面データ取得の実施決定について
  • JAXA | H3ロケットの開発計画の見直しについて

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、現在H3ロケットの開発を進めておりますが、第一段エンジン用として新たに開発中のLE-9エンジンにおいて技術的課題が確認されました。この技術的課題への対応を確実に行うために、当初2020年度の打上げを目指していた試験機初号機の打上げを2021年度へ、2021年度の打上げを目指していた試験機2号機の打上げを2022年度へと計画を見直すことといたしました。 LE-9エンジンの技術的課題への対応を確実に行うとともに、新たな基幹ロケットであるH3ロケットの打上げ成功を目指して総力を挙げて取り組んでまいります。

    JAXA | H3ロケットの開発計画の見直しについて
  • JAXA | 「こうのとり」9号機に搭載した生鮮食品について

    1.「こうのとり」への生鮮品搭載の目的 ISS計画では、補給船を保有する国が分担してISSに長期滞在する宇宙飛行士に生鮮品(果物及び野菜。以下同じ)を届けています。JAXAでは、国産生鮮品を調達し、「こうのとり」でISSに輸送、宇宙飛行士に提供することにより、宇宙飛行士が抱える長期宇宙滞在による様々なストレスを緩和し、パフォーマンスの向上に繋げたいと考えています。 また、併せて、“”という身近なテーマを通じてISS/宇宙飛行士の活動を多くの人に身近な存在として認識いただくとともに、「こうのとり」ならではの国産生鮮品の輸送を生鮮品の産地の皆さまとともにアピールすることにより、ISSプログラムにおける日のプレゼンスが向上することを期待しています。 2.選定方法 都道府県農林水産省担当者連絡協議会を通じて全国の都道府県に、生鮮品(野菜、果物に限る)に関する情報提供(特産、収穫の時

    JAXA | 「こうのとり」9号機に搭載した生鮮食品について
    agrisearch
    agrisearch 2020/05/28
    「「こうのとり」ならではの国産生鮮食品の輸送を生鮮食品の産地の皆さまとともにアピールすることにより、ISSプログラムにおける日本のプレゼンスが向上することを期待しています」
  • JAXA | 金星探査機「あかつき」観測成果論文のScience誌掲載について

    金星探査機「あかつき」による金星大気の探査活動に基づく研究成果をまとめた論文が、アメリカの科学雑誌Science(サイエンス)電子版に2020年4月23日(日時間4月24日)に掲載されましたので、お知らせします。 論文の内容は次の通りです。 「あかつき」により金星大気のスーパーローテーションの維持のメカニズムを解明 原題:How waves and turbulence maintain the super-rotation of Venus' atmosphere 北海道大学・JAXA宇宙科学研究所などの研究者からなる国際研究グループは、金星探査機「あかつき」によって取得された観測データに基づき、長年謎だった金星大気の高速回転(スーパーローテーション)がどのように維持されているのかを明らかにしました。 金星の分厚い大気は、自転の60倍ほどにも達する速さで回転していることが知られています

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  • JAXA | 国連食糧農業機関(FAO)との地球観測衛星データ等の利用に関する協定の締結

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2020年1月23日に、国連糧農業機関(FAO)と、JAXA筑波宇宙センター(茨城県つくば市)で、「地球観測衛星データ利用等にかかる連携協定」(調印者は、今井良一JAXA理事とダニエル・グスタフソンFAO事務局次長(プログラム担当))を締結いたしましたので、お知らせいたします。 JAXAは世界で唯一1992年からLバンド合成開口レーダ技術により森林観測を実施しています。この25年以上にわたって蓄積してきた全世界の森林観測データや知見をFAOの森林・土地利用監視ツールであるSEPAL(The System for Earth Observation Data Access, Processing and Analysis for Land Monitoring)に提供し、あわせて衛星データの精度向上を図ります。

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  • JAXA | 「こうのとり」8号機に搭載した生鮮食品について

    9月25日に打ち上げ、28日に国際宇宙ステーション(ISS)に結合した「こうのとり」8号機によって、以下の生鮮品をISSに搭乗する宇宙飛行士へ届けましたので、お知らせいたします。 また、ISSに到着した模様を収めた動画につきましては、後日公開いたします。

    JAXA | 「こうのとり」8号機に搭載した生鮮食品について
  • JAXA | JAXAとリコー、宇宙空間で使用可能な小型全天球カメラを共同開発

    JAXAとリコー、宇宙空間で使用可能な小型全天球カメラを共同開発 ~宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機で打ち上げ、 全天球型360°カメラにてきぼう船外で初めて撮影予定~ 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(理事長:山川 宏/以下、JAXA)と株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則/以下、リコー)は、宇宙空間(宇宙船外)で360°の全方位を一度に撮影できる小型全天球カメラを共同開発しました。 カメラは、小型衛星光通信実験装置「SOLISS※1」の2軸ジンバル部の動作確認のためのモニタカメラとして採用されています。2019年9月11日に打ち上げ予定の宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機で国際宇宙ステーション(ISS)へ送り届けられ、「きぼう」日実験棟の船外実験プラットフォームから360°の全天球静止画・動画を撮影し、地上に送信する予定です。カメラは民生品をベースに開発

    JAXA | JAXAとリコー、宇宙空間で使用可能な小型全天球カメラを共同開発
  • JAXA | イプシロンロケット4号機による革新的衛星技術実証1号機の打上げ結果について

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、内之浦宇宙空間観測所から平成31年1月18日9時50分20秒(日標準時)に、革新的衛星技術実証1号機(※)を搭載したイプシロンロケット4号機を打ち上げました。 ロケットは計画どおり飛行し、打上げから約51分55秒後に小型実証衛星1号機を正常に分離したことを確認しました。また、MicroDragon、RISESAT、ALE-1、OrigamiSat-1、Aoba VELOX-IV及びNEXUSの6基もすべて正常に分離したことを確認しました。 今回のイプシロンロケット4号機の打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。

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  • JAXA |「こうのとり」7号機に搭載した生鮮食品について

    1.「こうのとり」への生鮮品搭載の目的 ISS計画では、補給船を保有する国が分担してISSに長期滞在する宇宙飛行士に生鮮品(果物及び野菜。以下同じ)を届けています。JAXAでは、国産生鮮品を調達し、「こうのとり」でISSに輸送、宇宙飛行士に提供することにより、宇宙飛行士が抱える長期宇宙滞在による様々なストレスを緩和し、パフォーマンスの向上に繋げたいと考えています。 また、併せて、“”という身近なテーマを通じてISS/宇宙飛行士の活動を多くの人に身近な存在として認識いただくとともに、「こうのとり」ならではの国産生鮮品の輸送を生鮮品の産地の皆さまとともにアピールすることにより、ISSプログラムにおける日のプレゼンスが向上することを期待しています。 2.選定方法 都道府県農林水産省担当者連絡協議会を通じて全国の都道府県に、生鮮品に関する情報提供(特産、収穫の時期等)を依頼し、24

    JAXA |「こうのとり」7号機に搭載した生鮮食品について
    agrisearch
    agrisearch 2018/10/05
    「生食が可能なこと」?
  • JAXA | ネコ用人工血液を開発 =動物医療に貢献、市場は世界規模=

    英国王立化学会(Royal Society of Chemistry)Journal of Materials Chemistry B, 2018, 6, in press 論文タイトル“Core-shell protein cluster comprising haemoglobin and recombinant feline serum albumin as an artificial O2 carrier for cats” 日は犬飼育頭数1845万頭のペット大国であり1)、その数は人間の子供(15歳未満)の人口1,561万人(総務省統計局データ)をはるかに上回ります。ところで "あなたはイヌ派ですかネコ派ですか?" これまで日で主流だったイヌの数は、2017年、ネコに追い越されました(イヌ:892万頭、ネコ:953万頭)。世界の犬飼育頭数を比べてみても、実はネコのほうが圧

    JAXA | ネコ用人工血液を開発 =動物医療に貢献、市場は世界規模=
  • JAXA | 明滅するオーロラの起源をあらせ衛星が解明 -宇宙のコーラスにあわせて密かに揺れる電子の挙動がつまびらかに-

    明滅するオーロラの起源を、ジオスペース探査衛星「あらせ」(ERG)の観測により解明しました。 プラズマ波動「コーラス」に揺さぶられた電子が地球の大気に降り注ぐことでオーロラが発生するという予想が、初めて直接的に、しかも驚くほど明瞭に裏付けられました。 電子の降り込みがいつ、どこで起きるかを、今後より詳細に調べることで、オーロラと宇宙プラズマ物理過程の詳細や多様性の理解が進むと期待されます。 高緯度地方の夜空を覆うオーロラ嵐は、磁気圏に蓄えられた太陽風(注1)のエネルギーが急激に解放されることで生じる現象です。典型的なオーロラ嵐では、よく知られたカーテン状の明るいオーロラに加えて、淡く明滅する斑点状のオーロラ(脈動オーロラ、 pulsating aurora)が現れて舞い乱れます。この明滅するオーロラは、磁気圏の高エネルギー電子が高度100km程度の上層大気に向けて降ったり止んだりすることで

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  • JAXA | 気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)の初画像取得について

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成29年12月23日に打ち上げた気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)の初期機能確認運用(※)を実施している中で、1月1日から6日にかけて、同衛星に搭載された多波長光学放射計(SGLI)により、取得した画像を公開いたします。 「しきさい」は、近紫外から熱赤外までの19の観測波長帯(色)を持ち、偏光・多方向、近紫外観測といった特徴的な機能を有しています。「しきさい」は、1000㎞以上の観測幅で全地球を約2日間かつ高い分解能(250m)で観測することができ、雲・エアロゾル、植生などの温暖化予測の精度向上に不可欠なデータのほか、漁場予測や、黄砂の飛来、赤潮発生状況の把握など、私たちの生活環境に関わるデータを取得します。今回公開する画像は、初期機能確認の中で取得したデータの中から、上記観測センサの特徴を表すものとして、日近辺の海氷、沿岸

    JAXA | 気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)の初画像取得について
  • JAXA | H-IIAロケット31号機による静止気象衛星「ひまわり9号」(Himawari-9)の打上げ結果について

    三菱重工業株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから平成28年11月2日15時20分00秒(日標準時)に、静止気象衛星「ひまわり9号」(Himawari-9)を搭載したH-IIAロケット31号機(H-IIA・F31)を打ち上げました。 ロケットは計画通り飛行し、打上げ後約27分51秒に「ひまわり9号」を正常に分離した事を確認しました。 今回のH-IIAロケット31号機打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。 なお、ロケット打上げ時の天候は晴れ、北東の風(6.1m/s)、気温21.3℃ でした。 ※ 情報につきましては、次のURLでもご覧頂けます。

    JAXA | H-IIAロケット31号機による静止気象衛星「ひまわり9号」(Himawari-9)の打上げ結果について
  • JAXA | X線天文衛星ASTRO-H「ひとみ」の今後の運用について

    X線天文衛星ASTRO-H「ひとみ」については、異常事態発生後、理事長を長とする対策部を設置し、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)をあげて不具合の全容解明を行うとともに、衛星状態の把握に努め、衛星の機能回復に向け全力を尽くしてまいりました。しかしながら、JAXAとして技術的に検討した結果、以下2つの結論に至りました。 (1) 物体の分離に至る推定メカニズムについてシミュレーションを含めた解析の結果がほぼ確定し、構造的に弱い部位である太陽電池パドルが両翼とも根元から分離した可能性が高いこと。 (2) 物体が分離した後も電波を受信できていたことを根拠とし、通信の復旧の可能性があると考えていたが、得られた電波の周波数が技術的に説明できないこと等から、受信した電波はASTRO-Hのものではなかったと判断されること。 また、複数の海外機関からも太陽電池パドルの両翼分離を示唆する情報を

    JAXA | X線天文衛星ASTRO-H「ひとみ」の今後の運用について