北朝鮮の銀河3号の残骸を調査した韓国国防当局によると、北朝鮮の弾道ミサイル技術はアラスカをはじめアメリカ西海岸に到達する射程距離を達成したと考えられる、とのことである。そして、アメリカ東海岸に到達する射程1万3000キロメートルの達成も時間の問題であるとアメリカ国防当局は強い懸念を示している。 ただし、アメリカ国防当局が最も強い関心を抱いているのは、いまだに弾道ミサイルの最新弾頭技術までは手にしていないと見られている北朝鮮のミサイルよりも、中国の各種長射程ミサイルである。 アメリカにとっては、中国の大陸間弾道ミサイルが何と言っても一番の関心事ではあるが、近年飛躍的に技術力を身につけ増産態勢に入った長距離巡航ミサイルに対する警戒感も極めて高い。 日本は中国の長距離巡航ミサイルの射程圏内 かつては、長距離巡航ミサイルの制御に欠かせない衛星測位システムを独占的に運用していたアメリカにとって、中国
去る8月15日に出た、アーミテージ=ナイ報告書(第三部)について、概ね日米間での内容評価も固まってきましたので、簡単に本稿でご紹介していきたいと思っております。なんか最近安全保障関連や国際関係の話ばかりになって恐縮なのですが。 日本が一流国であり続けることへの期待 CSISからのレターについてはこちらを参照していただければと思いますが、アメリカの知日派が集って総論としてまとめたものとしては出色の出来ですので、このあたりを参考に、日本とアメリカの関係、それを機軸として領土問題をどう考えるべきかを敷衍したい向きには絶好の教材となっております。 http://csis.org/files/publication/120810_Armitage_USJapanAlliance_Web.pdf http://csis.org/event/us-japan-alliance-anchoring-sta
防衛省ウェブサイトのHTTPSへの切り替えのお知らせ 防衛省では、利用者の皆様に、より安全かつ安心にウェブサイトをご利用いただくため、ウェブサイトのHTTPS化を行いました。今後は、『https://www.mod.go.jp/』でのご利用をお願いいたします。あわせて、ブックマークやリンクなどのご確認をお願いいたします。 10秒後に自動的にHTTPSサイトを表示しますが、画面が切り替わらない場合は、お手数ですが、以下のURLをクリック下さい。 今後は、以下のとおり、冒頭に『https』を付記したURLからのアクセスをお願いいたします。 新しいURL
そのうち出ると思いますが、中国政府がロシアとの軍事に関する非公式接触を行い、尖閣諸島を巡る問題で日中間が武力衝突になった場合にどのような趨勢となるかの意見を打診したところ、結果としてロシア軍から「序盤から日本側が優勢、その後、米軍が加勢して中国軍は海軍、支援陸軍共二週間以内に壊滅的な打撃を蒙る」と回答。 当然、ロシアも尖閣諸島の領有に関する問題については二国間による解決が必要という立場であって、中立なわけですけれども、日本の領土問題を巡る紛争が現実に武力攻撃の応酬となった場合、最終的に戦闘の結果を決定付けるのは米軍の参戦であるということであって、逆に言えば、日本は本格的な小競り合いについて完全な勝利を収めることはできないということでもあります。 日本の安全保障や今後の外交を考える上で、結構重要な論点を提示してくれているのが8月15日に発表された第三次アーミテージ=ナイ報告書でありまして、我
尖閣諸島の領有権問題解決には、国際司法裁判所への提訴など、様々な方法が考えられますが、台湾から切り崩すことは、非常に有効です。 その理由は2つあります。 ①実行可能性の高い方法がある ②中国に口を出させずに、中国の歴史的主張を否定することができる ①の方法ですが、以前の記事「李大統領の竹島訪問阻止は可能だった」で韓国に対して使用を提言した方法と同じです。 つまり、台湾有事における周辺事態法の適用ストップをさせるというブラフを撃つことです。 そしてそれ以上に、「普天間を閉鎖し、海兵隊を追い出すぞ」というブラフは、更に強力です。 その効果は、対韓国の比ではありません。 韓国には、相当の量の在韓米軍が居ますが、台湾には常駐米軍戦力はゼロです。 台湾有事に対処する戦力は、全て沖縄に駐留しているため、周辺事態法の適用ストップは、その戦力発揮を間接的に阻害することになりますし、普天間の閉鎖は、緊急時の
はてなダイアリー「下総ミリタリースクエア」が、移転の上改称。 dragonerが草葉の陰から生暖かく軍事話やその他の雑想を垂れ流すブログ。 映画サマーウォーズを観てきました。 ストーリーに関するネタバレは極力避けますが、自衛隊的に面白いところがあったりしたので少々。少しでもネタバレするのが嫌ならバック推奨です。 この映画、公務員がやたらたくさん出てきます。警察官、消防官、救急隊員、水道局員、そして自衛官。 サマーウォーズ公式サイトのトップページを見てください。背景左上にデジャブな奴が。 以前、ゆっくりで学ぶ、自衛隊装備 「衛星単一通信携帯局装置」の動画の最後に投げやり気味に紹介した、「衛星単一可搬局装置 JMRC-C4」にアンテナ部を除いてそっくりな車両が登場しています。劇中の会話によると「松本駐屯地のミリ波通信装置」的なものだそうです。 劇中では「100ギガ」と具体的な性能を示すセリフが
「人類の歴史は、戦争の歴史だ」とはよく言ったものです。なぜなら戦争とは、社会の営みの延長線上にあるからです。戦争と軍隊のカタチは、その時代、その社会のあり方と分かちがたく結びついています。 戦争の歴史を追うことは、戦争という切り口で、人類の歴史を追うことなのです。 戦争について知ること 戦争や軍隊は、どこか一般社会から遠くかけ離れたもののように、とかく日本では思われがちです。 「日本軍事史」では、こう述べられています。 軍事とは、軍隊・軍備・戦争など、文字通り軍にかかわることをさす言葉であり、一般には敬遠さ れることの多いテーマかもしれない。しかし、ここ数年の事態を持ち出すまでもなく、戦争や軍隊の 問題は現代に生きる私たち一人ひとりにとって、無関係でいられないものになっている。 … 平和と民主主義の大切さを考える時に、その対極にあるものを敬遠し忌避するだけでは不十分である。…戦争や軍隊の問
2022年03月01日22:00 日露戦争ってそんなに凄い勝利だったの? 過去のおすすめ記事の再掲です http://ja.wikipedia.org/wiki/日露戦争 日露戦争(1904年(明治37年)2月8日 - 1905年(明治38年)9月5日)は、 大日本帝国とロシア帝国との間で朝鮮半島と満洲南部を主戦場として発生した戦争である。 両国はアメリカ合衆国の仲介の下で終戦交渉に臨み、 1905年9月5日に締結されたポーツマス条約により講和した。 > 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/11(土) 02:42:10.03 ID:5lvwdI5H0 この頃のロシアの強さが解らない。 現代で言えば自衛隊で今のロシア軍に勝つくらいなもの? 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/11(土) 02:
2012年02月20日07:14 【孫子】お前ら、兵法は勉強してるよな?【六韜】 Tweet 1:無名武将@お腹せっぷく:2007/07/23(月) 00:00:09 兵法や、それを応用した戦いについてのスレが無いから立てた。 何でもいいから、兵法とか有名な戦いについて考察しようぜ! 2: 魔王ザビエルζノ゜ゝ》》つ‡:2007/07/23(月) 00:17:45 車懸り 中世以後の戦法で、一番手・二番手・三番手と代わる代わる 入れかわりたちかわり相手を休ませずに攻めたてること。 http://www.weblio.jp/content/ 5: 隠れ麋竺オタ ◆AQI/vjrPPE :2007/07/23(月) 00:42:12 メジャーなところで兵法三十六計をいってみようか。 第一套の勝戦の計(こちらが有利なときの戦い方)に逸を以て労を待つというのがある。 敵の勢いを削ぐには戦いによらず
現実はSFよりもSFだ。しかも、SFよりも「お約束」な展開が恐ろしい。 革新のスピードが速すぎて、考えるのをやめ、「なりゆきを見守っている」のが、現状になる。SF好きには堪らないだろう。なんせ、ロボット兵を作り出すアイディアを、SFから拝借しているどころか、SFでもやらないベタな地雷を正確に踏んでいるのだから。 軍用ロボット技術の現状を洞察し、イラクやアフガニスタンで活躍する無人システムを、(良いとこ悪いとこ含めて)解説する。紹介される無人偵察機やロボット兵はSFまんまだけれど、だいたい想像つく。むしろ、使い勝手の良さや、ユーザ巻込み発想はスゴい。 たとえば、ルンバで有名なiRobot社のPackBot(パックボット)は、箱から出してすぐ使える。8つのペイロード・ベイがあり、地雷探知機や生物化学兵器センサー、ズームカメラなど何でも搭載できる。イラクではカメラ+かぎ爪を組み合わせ、遠隔地から
2011年12月02日07:28 大日本帝国の逸話と画像を貼っていく Tweet 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/02(金) 02:10:02.97 ID:cmMZLHdr0 解説交えて紹介していきます。 5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/02(金) 02:10:48.62 ID:qrFEvGyr0 これは期待せずにいられない 12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/02(金) 02:11:54.35 ID:cmMZLHdr0 ~撃墜王編~ 坂井三郎 撃墜数は64機。僚機を失ったことがなく、これは第二次世界対戦の歴代搭乗員の中で坂井ただ一人だけ。 戦後に海軍時代の経験を綴った著書『大空のサムライ』はあまりにも有名。 超人的なエピソードが幾多も存在する。 ・昼間に星が見
2011年11月25日11:00 世界で最も凄い戦争での逆転勝ちランキング 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/21(月) 00:17:42.26 ID:fLopjcrp0 第三位 鬼島津こと島津義弘の明大軍団10万の兵を、たった2千の兵で追い返した逆転勝ち 泗川の戦い http://ja.wikipedia.org/wiki/泗川の戦い 慶長3年9月、朝鮮半島の泗川で島津義弘率いる島津軍7千が明の武将董一元率いる数万(後述)の明・朝鮮連合軍と戦って撃退した戦い。 圧倒的な戦力差があるにもかかわらず、劣勢な島津軍が勝利した伝説的な戦いとして知られているが、その時の明軍の数が3万7千から20万と諸説あり、明軍の死者の数も数千から8万と資料ごとにかなりの開きがある。 第二位 世界最強ロシアのバルチック艦隊を中古の艦隊で挑み、逆転勝ちした日露海戦
http://bipblog.com/archives/3385874.html こんなまとめがあった。ある程度知識がある人には心底どうでもいいレベルの掛け合いなので、あえて読まないほうがよい。 このブログではリボルバーについてまとめて書いたことはなかったので、実用品としてのリボルバーについて解説してみよう。フィクションで銃を扱っている人にも何かの参考になるはずだ。マニアには既知の話ばかりなので退屈かもしれない。 リボルバーの長所から見る実用性 リボルバーの長所には以下のようなものがある。 (1) 動作不良を起こしにくい リボルバーは、弾詰まりやスライドの閉鎖不良などのトラブルが起きない。 また、仮に弾の不発があってもトリガーをもう一度引けば(普通のダブルアクションのリボルバー)なら、次の弾を撃つことができる。オートのようにリカバリーに手間取ることもない。 これが最大のメリットである。ただ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く