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ブックマーク / blog.tinect.jp (175)

  • ふろむださんの「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決っている」は恐らく世界初の応用行動経済学本である

    このの特徴を一言で言い表すと、実際の生活に応用できる行動経済学だ。この種のは、恐らく世界初である。 行動経済学というのは比較的新しい学問で、簡単に言うと人はなぜ合理的ではない立ち振舞いをしばしば行ってしまうのかについてを分析した学問だ。 例えば、ネットでしばしば話題になる画像として、採用試験に容姿が関係するかというものがある。 とあるTV番組では、これを実際に検討してみたところ、ほぼ全ての企業で美男美女が圧倒的に評価された。 採用試験なのだから、来ならば仕事上の能力(学力等)が評価されるべきはずだ。 それなのに、このように結果が著しく容姿が整った人に偏ってしまうという事は、やっぱり容姿の美しさが人間の認知に作用したと考えるのが妥当だろう。 これは非常に有名な話で、実際いろいろな海外の有名大学のMBAなどでも教えられる。 けど、非常に興味深い事にこれを学生に教えると、学生は決まってこ

    ふろむださんの「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決っている」は恐らく世界初の応用行動経済学本である
    ahat1984
    ahat1984 2018/08/25
  • 説得力のある文章に必要な条件とは何か。 | Books&Apps

    コンサルタントをしていた、ということもあり、15年以上にわたり、私にはずっと「文章のレビュー」を引き受ける仕事がついて回っている。 もちろん今も、1日に数程度は誰かの書いた文章に赤入れをしている。 手間がかかり、非常に時間もかかる仕事だ。 とはいえ、実はこれはなかなかおもしろい仕事だ。 というのも、文章は話し言葉以上に「書き手の頭の中」が非常によく分かるので、ある種、人間観察のような側面があるのだ。 人間そのものに興味がある私にとっては、趣味と実益を兼ねたおいしい仕事と言えよう。 さて、そうして何百、何千という文章をレビューするうちに、ある日私は一つの疑問を持った。 それは「文章の説得力」についてである。 同じことを訴えているはずなのに、ある人の文章にはとても説得力がある一方で、別の人の文章はとても胡散臭い。 文章の説得力は、一体何が決めているのだろうか? 「説得力はエビデンスとロジック

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  • 「惜しみなく人に与えて成功する人」と「単に搾取されてしまう人」の紙一重の差とは。

    こんにちは。コワーキングスペース「Basispoint」の運営会社、Ascent Business Consulting代表の北村です。 コワーキングスペースを運営していると、数多くのコンサルタントや、フリーランス技術者、起業家などにお会いします。 中には大成功を収める人もいるのですが、彼らをよく観察すると成功者と言われる方々には、一定の共通項があるように見えます。 成功者は、成功するべくして成功する。 成功者の定義は様々ですが、一般的には「経済的に恵まれ」さらに「社会的に認められている」人を、ここでは成功者と呼ぶことにします。 そして、成功者の議論をするときに常に付いて回るのは、「成功は運か?それとも実力か?」という議論です。 様々な意見があるとおもいますが、私の経験からいえばこれは明らかに「実力」です。 成功者は、成功するべくして成功するのです。コワーキングスペースに来る方々を観察す

    「惜しみなく人に与えて成功する人」と「単に搾取されてしまう人」の紙一重の差とは。
  • 子どもを持ったゲーマーが無くしたもの、手に入れたもの

    長男が生まれて11年経ちました。 現在、しんざき家は5人家族でして、私、しんざき奥様に加えて、子どもが3人在籍しています。うち1人は小5男子、2人は最近小学生になった女児双子です。 私は、育児はエンターテインメントだと思っています。子どもと接するのはとても楽しいし、と二人で育児の色んな問題に対処するのも、成長した子どもと色んな話をするのも滅茶苦茶楽しい。 人生にこんな楽しいことがあったとはなーと思いますし、家庭それぞれ事情があることは当然のことながら、もし出来ることなら全ての親が「育児はエンターテインメント」だと実感出来ればいいのにな、と思ってもいます。 ただ、それはそれとして、育児がとにかく工数をうイベントであることは間違いないので、やはり時間の使い方とか、普段の過ごし方というものは昔と随分変わりました。 そんな中、一番大きな変化は、「ゲーマーとしての立ち回り方」「ゲーマーとしての在

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  • 勉強しつづけるのはしんどい。だから年配者は頑固なのだ。

    先週読んだ記事で1つ面白いものがあった。Social Psychological and Personality Scienceという雑誌に投稿されたある研究によると、何らかの宗教に所属している人は、無信仰の人と比較して5年以上長命の傾向にあるのだという。 宗教は長生きの秘訣?(西川伸一) – 個人 – Yahoo!ニュース こんな個人的信条の話から始めたのは、最近オハイオ州立大学から発表された「信仰を持つ人は長生きする」という論文を紹介したいからだ。 タイトルを見て、「宗教の勧め」と誤解されないよう、あえて私の心情から始めた。 この論文のメッセージは、信仰を持つことが必ずしも精神的な効果だけでなく、長寿という身体的影響を及ぼすことだ。 論文はSocial Psychological and Personality Scienceという雑誌にオンライン掲載され、ちょっと刺激的なタイトルが付

    勉強しつづけるのはしんどい。だから年配者は頑固なのだ。
  • 今の時代、「ふわっとした仕事を具体的なタスクに落とし込むスキル」だけで十分食えると思う

    どうもしんざきです。とある業界の、社員100人ちょっとの企業で中間管理職をしています。 同業他社の管理職同士で飲むことがたまーにありまして、先日は何故か「どれくらい古いパソコン用語を知っているか勝負」という、冗談抜きでひとかけらの生産性もない話で盛り上がっていました。 平成も終わろうかというこの時代に、HYMEM.SYSの記述方法についての宗教議論とか、当になんの役にも立たないのでやめて欲しいです。超楽しかった。 で、その時、もう一つ盛り上がっていた、というか愚痴の言い合いになっていたのが、「ちゃんとタスク切れる人不足」という話でした。 毎度毎度、人手が足りている、足りていないの話になるのは管理職飲み会あるあるです。飲み会の一つの焦点といっても良いかと思います。 業界にもよるのかも知れないんですが、実をいうと今、採用自体は割とスムーズにいっているという話を聞くことが多いんです。 それも、

    今の時代、「ふわっとした仕事を具体的なタスクに落とし込むスキル」だけで十分食えると思う
  • 仕事の妨げになるBGMと、集中力を高めるBGMの違いを、実験して調べてみた。

    こんにちは。翔栄クリエイトの河口です。 弊社は「オフィス空間を使った社員の意識・行動改革・組織マネジメント等」を生業とする会社です。 「ところで皆様のオフィスでは、BGMは流れていますか?」 最近、この質問をすると、「あ~ BGMね…」と、あまり良い反応が得られない場合が目立ちます。 オフィスでのBGM運用が上手くいっていない企業が多いという事ですね! しかし、BGMが流れているオフィスで働いた事が無い方に「BGMを聴きながら仕事をする!」って、どういう印象を持ちますか?!と尋ねると、 ・素敵な音楽を聞きながら、ゆったりと仕事をする。 ・テンションの上がる音楽を聴きながら、楽しく仕事をする。 等、どちらかというとポジティブな印象に持つコメントを頂く事が多いのです。 ではなぜ、実際にオフィスでBGMを流すと上手く行かない事が多いのでしょうか? 一般的に、オフィスにてBGMを流す時、なるべく”

    仕事の妨げになるBGMと、集中力を高めるBGMの違いを、実験して調べてみた。
  • 貴重なノウハウの宝庫である「失敗談」を語ってくれる人に、わざわざマウントしに行く、残念な人たち。

    最初にまとめると、この記事で言いたいことは下の三点になります。 ・世の中に成功談は多いが、当に参考にすべき失敗談は極めて観測しにくい ・成功談よりも失敗談の方が、再現性、リスク把握、リスク回避などの観点から、ノウハウとして貴重である ・我々は失敗談をもっと評価するべきであり、失敗談を語ってくれる人を大切にするべきではないか 以上です。よろしくお願いします。 さて、最初に言いたいことは全部まとめてしまったので、あとはざっくばらんにいきましょう、 世の中には、いわゆる「成功談」とか「成功体験の記録」「成功者へのインタビュー」といったものが山ほど転がっています。 石を投げれば成功体験にぶつかる、と言ってもいいくらい、Webではたくさんの成功談を観測出来ます。 何故かというと、「人は基的に自分の成功談を語りたがる」上に、「人は基的に成功談を喜んで聞く」からです。 需要と供給が共にあるのですか

    貴重なノウハウの宝庫である「失敗談」を語ってくれる人に、わざわざマウントしに行く、残念な人たち。
  • ライフハックとは「目を良くしようと努力せず、すぐメガネをつかえ」ということである

    珍しく売れて欲しい、と心の底から思えたがあるので紹介する。 借金玉さんの「発達障害の僕が「える人」に変わったすごい仕事術」である。 タイトルだけみると、よくある自己啓発の亜種にも見える書だけど、その質はそういうものとはちょっと異なる。まあ質については後で書くとして、まず書の見どころから書いていこう。 ライフハックとは「メガネをつかえ」ということである まず、このは読み物として普通に面白い。 このは大雑把にわけると全部で2つの構成要素がある。1つ目が日常生活への適応で2つ目が社会への適応である。 以下順に説明していこう。 世にある多くの自己啓発は「こうすれば朝型人間になれる!」だとか「こうすれば仕事の生産量が圧倒的に高くなる!」といったスーパーマンの成り方を語っているけれど、このは「残念ながら自分は変わらない」事を前提に書かれている。ここが物凄く面白い。 「残念ながら自

    ライフハックとは「目を良くしようと努力せず、すぐメガネをつかえ」ということである
    ahat1984
    ahat1984 2018/06/20
  • 人生の極意は「読解力」と「好きなことしかやらない」の2つだ。

    高校生ぐらいだかの時、人生に深く失望した事がある。事の経緯を簡単に書くとこんな感じだ。 1,  自分は普通レベルの進学校にいる人間だけど、頑張って勉強しても、どうも真ん中ぐらいの順位しかとれないらしい。 2,  世の中にはここよりも、沢山の頭のよい学校がある。となると世の中には自分よりも圧倒的に頭の良い人がたくさんいる事になる。同世代前後なら、少なく見積もっても一万人以上はいるだろう。自分よりも頭のよい人が一万人も世の中にいるのだとしたら、自分の順位はよくて一万位以下である。 3,  そうなると・・・自分はこのまま一生平凡なまま一万位以下にずっといて、浮かび上がることなく人生が終わってしまうのではないか・・・ とまあ、こんな事を15歳ぐらいの時に思ったのである。 ただその後、自分は人生で二回ほど、文字通りハッと覚醒するような体験をした。 そしてどうもこの覚醒するような体験をしたか否かが、世

    人生の極意は「読解力」と「好きなことしかやらない」の2つだ。
  • なんだって身につけたければ、間違いを恐れずに手を動かし続けろ

    このはデッサン関連では大のベストセラーで、絵心が全く無い人を5日程度で劇的に上手く描けるように仕立て上げるという驚異の書として一部では有名なだ。 このワークショップの効果は傍から見ると実に凄い。例えば下の記事での受講前→受講後の参加者の絵をみると、それこそ5日間の間に一体何が起きたのかと思うほどレベルが向上している。 <参考「脳の右側で描け」&「脳の右側で描け ワークブック」終了 | 絵の練習帳> さてこのワークショップ、いったいどんな魔法を用いて受講者のレベルをあげたのだろうか?もったいぶらずにネタを言ってしまうが、実はやる事自体は非常にシンプルだ。 みたものを、そのまま、紙に書き落とす。 当にこれだけなのだ。 実際のところ、デッサンに必要な技術はこれだけなのだけど、これが意外とやってみると実に難しい。 例えば鏡を使って、自分で自分の自画像を書いてみてみよう。多くの人は、鏡に写った

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    ahat1984
    ahat1984 2018/05/29
  • 一見、理解されがたい仕事のスキルの所有者たちが、正当に評価され、報われますように

    いきなりですが皆さん、システムの保守・運用っていうと、どんなことする仕事なのかってご存知ですか? 勿論、一言で保守とか運用って言っても、対象となるシステムにもよりますし、担当者の守備範囲にも、契約の内容にもよるんで、あまり一概に言える話でもないんです。 ないんですが、それを承知でざくっと言ってしまうと、例えば一般的なwebシステムでいえば、 ・システムの負荷監視、死活監視、パフォーマンス監視 ・トラブル時の調査・問題切り分け・障害対応 ・インフラの故障対応 ・ネットワーク監視 ・バックアップ対応 ・定期メンテナンス ・ジョブ管理 ・マニュアル・ドキュメント管理 ・障害対応訓練 ・バージョン管理・変更管理 ・ログ管理 ・セキュリティパッチ対応 ・瑕疵対応、バグ対応 ・修正開発時の事前調査 この辺については、まあ代表的な保守・運用の仕事と言ってもそんなに問題ないでしょう。正確にいうと、保守と運

    一見、理解されがたい仕事のスキルの所有者たちが、正当に評価され、報われますように
  • 印象だけでモノを言うオジサンにならない為にも、私達は本を読まなくてはならない

    ザ・ゲームというがある。 これは当時、アメリカのニューヨーク・タイムズの音楽部門の担当記者であったニール・ストラウスが書いただ。 2005年に出版されたこのは物語としての面白さも当然だが、ナンパコミュニティという、少しアングラな集団の秘密が初めてこの世に公開されたという事もあり、爆発的な勢いでベストセラーになった。少し前に日でも大ヒットした藤沢数希さんが生み出した恋愛工学も、このが元ネタである。 このでは結局、主人公であるニール・ストラウスは最終的には一人の女性とステキな恋をして、ナンパ師を卒業する。 とまあハッピーエンドのような形で物語は終わるのだけど、なんとつい最近、ザ・ゲームのその後が書かれたが和訳で出版された。これがもう滅法面白い。 最初に出されたザ・ゲームでニール・ストラウスは1人の女声との恋愛に立ち戻る事を最終的に選んだわけだけど、それを見た読者は必ずこう思ったは

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    ahat1984
    ahat1984 2018/05/10
  • 人は自分の信念に反する事実を突きつけられると、過ちを認めるよりも、事実の解釈を変えてしまう。

    先日、Twitterを見ていたら、あるアカウントが「論理の間違い」を指摘されていた。 「そこは因果関係ではなく、相関があるだけですよ」と、指摘されたのだ。 だが、客観的に見れば、指摘はまっとうで、非難めいた口調でもなく、丁寧な指摘だった。 ところが、そのアカウントの主は、怒った。 「私がいいたいのは、そのようなことではない」と、指摘した人をブロックした。 * 最近、親戚がうちに来てくれたときのこと。 その方は、親切で、人の世話を焼くのが大好きな方だ。非常に献身的で「子どもたちのために、スープを作りたい」と、わざわざ遠くから来てくれたのに、料理を振る舞ってくれた。 ところが、子どもたちがスープをあまり飲まない。 「味が変」というのだ。 その方は「好き嫌いはダメだよ−」と子どもたちにいうのだが、結局、子どもたちはスープを残してしまった。 味をみたが「これちょっと酸っぱくない?」と指摘したとこ

    人は自分の信念に反する事実を突きつけられると、過ちを認めるよりも、事実の解釈を変えてしまう。
  • 「お金よりも大事なものがある」からこそ、お金は史上最大の影響力を誇るのだ。

    昔、保険会社のCMで、 「よーく考えよー、お金は大事だよー」 というフレーズがあった。覚えていらっしゃる方もいるだろう。 テレビでそれを見た私は、そのコミカルなフレーズをよく記憶したが、当時の私はまだ若く「お金は大事だ」という言葉の意味をよく咀嚼して考えてはいなかった。 私には奨学金として借りた200万円以上の借金があったが、両親も学校も、「お金とは何か」について、詳しく教えてはくれなかったし、「普通に会社勤めをしていれば、まあお金に困ることは無いだろう」その程度の認識だった。 しかし、企業で働くうちに、私は「お金の重要性」を認識せずにはいられなかった。 通常「お金は重要」という文脈では、冒頭のCMのように「お金は大事、なぜならお金がなければ、満足に生活ができないから」という意味で使われる。 だが、私が仕事の中で認識した「お金の重要性」は少し異なる。 私が認識したのは「お金は、誰にとっても

    「お金よりも大事なものがある」からこそ、お金は史上最大の影響力を誇るのだ。
  • 僕のメールボックスが大変なことになっている件。

    僕のメールボックスが大変なことになっている。 最近ではもっぱらGmailばかり使い、携帯会社が提供するキャリアメールを使うことがほとんどなくなった。 メールを送信することもなければメールボックスを覗くことも皆無と言って良いくらいで、完全なる無用の長物としてスマホ内に君臨している状態だ。 そんな状態にあってもメールアドレス自体はなかなか使い道があって、例えば怪しげなアンケートだとか怪しげな申し込み、エロいサイトの登録など、いわゆるアンダーグラウンドな香りがする場面で、「もうどうなっても構わない」という気概と共に入力することができるのだ。 別に使ってないんだから何に使われてもいい。 そういった怪しげな場所にドロップしたメールアドレスはいつしかさらに怪しげなサイトに売られ、そこでもさらにアンダーグラウンドな場所へと売られていく。僕のメールアドレスは大海原へと旅立ち電子の海を漂っていく。 そして、

    僕のメールボックスが大変なことになっている件。
  • いくら正しくても、失礼だと敵視され、殺されてしまう。

    どの会社にも、どんなコミュニティにも一定数、「失礼な人たち」がいる。 「失礼」は抽象的な表現であり、相対的なものなので、当然、ある人が失礼と感じることが、他の人にはそうではないことがたくさんある。 だが、「失礼」は確かに存在している。 「論語」によれば、失礼というのは、慎みと敬意がない、ということである。 例えば、インターネットではよく見かけるが、相手に「バカ」「無能」と言ってしまうのは、失礼にあたる。 同じように、誰かが間違ったことをした時に、皆の目の前で「間違っている」と批判することも、失礼な行為だ。 ◆ 以前、こんなことがあった。 その企業は小さなシステム開発会社で、ワンマン経営をしている社長がいた。 そして、その社長は思い込みの強いタイプで、会議でよく間違ったことを言った。 例えばこんな具合だ。 「ソフトの品質が悪いのは、仕事への思い入れが足りないからだ!」 現実的には、ソフトの品

    いくら正しくても、失礼だと敵視され、殺されてしまう。
  • なぜ「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」のほうが圧倒的に重要なのか、ようやくわかった。

    私が知る限り、もっとも人心掌握に秀でたマネジャーの一人は、あるSIerのMさんだ。 といっても、Mさんは特に人望があるわけでも、人徳が高いわけでもない。 そういった定性的な話ではない。もっと実務的なのだ。 実は、彼が人心掌握に優れていると判断する理由は、「人を動かすこと」の巧みさゆえである。 私が言わない方がいい、彼に言ってもらおう 私がMさんの人心掌握術の巧みさを知ったのは、「情報セキュリティ対策プロジェクト」の時だった。 ご存じの方も多いと思うが、セキュリティ対策はさまざまな日常の手続きを煩雑化することがある。 例えばお客さんとの情報のやり取りに関する制限がかかったり、記録をつけなければならなかったりなどだ。 Mさんの部下も例外ではなかった。 現在進行中のプロジェクトの情報のやり取りに問題がある、とセキュリティ監査で指摘され、その改善策として上から提示されたルールが、かなり煩雑なものだ

    なぜ「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」のほうが圧倒的に重要なのか、ようやくわかった。
  • 「不愉快な人はすぐにブロック」は、ネットワーク科学の見地からすれば合理的。

    「不愉快な人」に出会ったらどうするか。 リアルな場での出会いの場合、多くの人は可能な限り「連絡を取らない」「顔を合わせない」という行動に出るだろう。 場合によっては職場をやめたり、コミュニティを抜けたりするかもしれない。 要するに「不愉快な人との間のネットワークを断ち切る」のである。 では、同じように「ネット」という場所で不愉快な人に出会ったらどうするか。 私の知人の一人は、「え、すぐにブロックするの当たり前じゃない?」と言っていた。 彼によれば、「不愉快な人物の発言が目に入るだけでも、消耗する」からなのだそうだ。 「別の意見を聞くことも重要では?」と投げかけると、 「インターネットでは建設的な議論は難しいので、そんな時間のムダはしない。」 という。 私はそれが正しいかどうか、判断をしていなかったが、改めて1冊のを読んだ時に感じた。 これは単純な問題だったのだ。 結論としては彼の言うとお

    「不愉快な人はすぐにブロック」は、ネットワーク科学の見地からすれば合理的。
  • 「面倒くさいって感じられるヤツは数学の素質がある」と言ってくれた先生の話

    最近次女が「わたしふつうのおんなのこになったから!」と宣言するようになりまして。 ベガでも倒したのかなと思っていたところ、ヒアリングしてみるとどうも「幼稚園を卒園したから、園児ではなくふつうのおんなのこ」ということらしいです。 次女の言語感覚は実にユニークでして、以前ピアノの練習をしている時「ちびっこピアニストだねー」と言ってみたところ 「ちがうの!ちょっとピアノがうまいだけのふつうのおんなのこなの!」 とも言っていましたので、「普通の女の子」というワードに何か特殊なこだわりがあるようです。 譲れない何かがあるのは良いことです。 ということで、いきなり全然関係ない余談で申し訳ありません。前回に続いて、長男の勉強の話をします。 長男の勉強を見ていると結構色んな再発見がありまして、私自身頭の体操になって助かっているんですが。 なにせ私と長男は親子ですので、感じ方も色々と似ておりまして、「昔自分

    「面倒くさいって感じられるヤツは数学の素質がある」と言ってくれた先生の話