サムという猫がやってきたのは本当に偶然だった。米ニューヨークに住むイヴェットさんは、真夜中1時に家の前からか細い声が聞こえることに気づいたという。 「隣の家との間にある隙間にいました。丸くなっていて……私は最初猫を飼いたくなかったのですが、娘がすっかり気に入ってしまって。それで家族の一員になりました。外にいることにも飽きていたのでしょうね」 雪のように白い子ネコはサムと名付けられたが、イヴェットさんは彼の一番の特徴ともいえる「眉毛」には長い間、特に意識はしていなかった。しかし、娘のアマンダさんがその困ったような眉毛に注目して、写真を投稿サイトに載せると、すぐに800人が共有。翌日には倍の1,600人となり、現在はFacebookで53万人のフォロワーを数えるほどの人気猫となった。 「マーティン・スコセッシのような眉毛だ」 「日本ではこういう眉毛をしている人を麿という」 「いつも困っているよ
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