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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (11)

  • AIの進歩で必要になる人、いらなくなる人 その選別はまもなく本格化する | JBpress (ジェイビープレス)

    東京で行われた記者会見で、トヨタ自動車が発表したコミュニケーションロボット「キロボミニ」(2016年9月27日撮影)〔AFPBB News〕 今年もノーベル賞のシーズンがやってきました。日は大隅先生のオートファジーの業績が「単独受賞」であることの意味を深く感じ考える必要がある、といった内容は、来週、具体的に触れるようにしますので、どうぞご期待ください。 物理学賞を得たBKT相転移というのは、今から30年前、私が物理学生時代に携わらせていただいていた凝縮系の問題系で、あの頃はこういう問題の価値が当には分かっていなかったな、などと思い返すだに感慨無量です。 さて、10月8日土曜日にも私たちはノーベル化学賞受賞者、白川英樹先生をお迎えしての公開行事を行います。単にノーベル賞が出ました、報道します、と言ったレベルではなく、ノーベル賞の評価対象となるような水準の成果をコンスタントに出して行く人材

  • 無限級数の中に潜んでいたsin、e、log、微積分 人はたすことをやめない~オイラーゼータ誕生物語 | JBpress (ジェイビープレス)

    バーゼルの問題 前回連載「人生を積分する」は、これまでの連載で取り上げた「対数log」「ネイピア数e」「微分積分」の応用問題でした。 さて、これからはじまる物語は、これまでの三角関数誕生物語、ジョン・ネイピア対数誕生物語、微分積分を包括した壮大かつドラマティックな数学です。 前回連載で、人生の折り返しの年齢を計算するのに用いた数学が「分数」とスーパーたし算と呼んだ「積分法」です。 今回紹介する物語もこれと同じ「分数」と「積分法」です。そして、この物語のエピローグは新たな物語のプロローグとなります。それが、ウルトラたし算「オイラーのゼータ関数」です。 分子が1で分母が自然数のべき乗の形をした分数を無限に足し合わせる「無限級数」の和を求める問題です。 I1が調和級数、I2がバーゼルの問題と名前が付くほど、それぞれ歴史的に由緒ある問題です。 微分学をつくりだしたライプニッツがこの世を去ったのが

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  • 最強のイノベーション「生命の進化」に学ぶ3つの掟 社会を変えるヒントは生物の「創造力」にあった | JBpress (ジェイビープレス)

    生物進化は、おそるべき創造を成し遂げた。化学物質から生じた生命は、進化を通じてどんなデザイナーにも描き出せない多様で斬新なデザインを生み出し、どんな技術者にも到達できていないエネルギー変換技術と生命機械を創り出し、人工知能ですらかなわない学習能力と知性を生み出した。 このような進化的創造は、いったいどのような原理で成し遂げられたのだろうか。 進化が生み出した驚異的なデザイン まずは私が生物進化を研究することになったきっかけから話を始めよう。 私が進化に興味を抱いたのは、中学1年生の7月のことだ。福岡市近郊の山で「ナツエビネ」という野生ランの花と出会ったことが、私の運命を変えた。 ナツエビネの花は私が知っていたどんな園芸ランの花よりも美しく、そしてデザインがすばらしかった。そして、これほどの美しさとデザインを兼ね備えた花が常緑樹林の下に野生しているという事実、すなわちその花が自然界における進

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  • 留学を志す人に朗報、充実目覚ましいオンライン大学 世界一流の講義が無料、そして英語力も身につく | JBpress (ジェイビープレス)

    若者よ留学はいいぞ(連載第4回、前回はこちら) 「いきなり留学というのは壁が高すぎる」「1年や2年というまとまった時間は取れない」・・・。こうした留学する意欲はあるけれど、制約のある人にとって朗報があります。米国の大学のオンラインコースです。一流大学の講義が何と無料なのです。 通称MOOC(Massive Open Online Courses)。すでに、多くの方が知っているかもしれませんが、実際に使って素晴らしさを実感された人は少ないのではないでしょうか。少しご紹介しましょう。 まず、授業の質がとても高い。中身は一流大学の教授によるレクチャーで、授業料を払って受けたら、数千ドルかかる授業です。 米国の大学は伝えること、教えることに一日の長があります。研究者が片手間に自分の考えを伝えるのではなく、構成を論理的に整えて、分かりやすく教えてくれます。教育は受講者に対するサービス業なのです。 画

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  • 米国が真剣に検討し始めたロボット軍隊 映画の中の世界がついに現実になる? | JBpress (ジェイビープレス)

    今年1月中旬、米バージニア州で開かれた陸・空軍シンポジウムで、陸軍訓練理論司令部のロバート・コーン将軍は今後5年で陸軍の兵士数を4分1ほど削減する方向で検討していると述べた。兵士の総数を減らしても、兵力を落とすわけではない。 「将来の機動力をロボットに置き換えかえられないかと、米軍は真剣に検討しています。すでに指針ができています。9人の小隊を再構築するレベルにまで話はおよんでいるのです」 新しいモノが好きな米国らしい発想である。考えようによっては、国防総省(ペンタゴン)がハリウッドの発案に追随しているようにも思える。 しかもロボット導入では、軍需産業の既存メーカーだけでなく、シリコンバレーのIT企業も関与し始めており、米国の気度がうかがえる。 米軍は過去10年以上、兵器の小型化と殺傷力の向上、兵力移送の迅速化に努めてきている。身軽になりながらも兵力はむしろ高める方向にある。 米軍のこうし

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  • DNAに情報を保存:何万年ももつ夢の記録媒体

    (英エコノミスト誌 2013年1月26日号) 磁気テープやハードディスクの代わりにDNAに情報を保管すれば、数万年でも保つだろう。 人工DNAに情報を保存したら・・・〔AFPBB News〕 最高のアイデアはすべてそうだが、このアイデアもパブで生まれた。 ケンブリッジ近郊にある欧州バイオインフォマティクス研究所(EBI)のニック・ゴールドマン博士とユアン・バーニー博士は、自分たちの研究グループが次から次へと生み出すゲノムデータをどうすればいいのか、思い悩んでいた。データはすべて保管しておかなければならないのだ。 EBIのデータ量の増加ペースは、データを入れておくハードディスク容量の拡大ペースより速い。「つまり保存にかかるコストは増加している。しかし予算は増えないのだ」と、ゴールドマン博士は言う。2人は、ビールを何杯か飲みながら、人工的に作ったDNAで、自然のDNAが生み出すデータを保存でき

    aidiary
    aidiary 2013/01/29
  • 日本株式会社:良い会社、悪い会社、悲惨な会社

    (英エコノミスト誌 2012年11月10日号) 経営不振の電機メーカーがトヨタの再生を真似るのは難しいかもしれない。 3年余り前、トヨタ自動車の社長に就任したばかりだった豊田章男氏は、祖父が創業した自動車メーカーが「存在価値を失うか消滅する」瀬戸際にあると述べた。 世界的な経済危機から製品リコール(回収・無償修理)、巨額損失に至るまで、様々な悪材料に見舞われ、豊田氏は大規模なリストラではなく、シンプルな戦略で対応した。すなわち、運転に喜びを感じる車を造ることだ。そうした車を造れば、売上高と利益は後からついてくる、と豊田氏は主張した。 その後の道は楽なものではなかったが、トヨタの再生は勢いを増しているように見える。11月5日、同社は今期の最終利益目標を過去5年間で最高となる7800億円に引き上げた。過去最高益にはほど遠いものの、利益予想を2割ほど下方修正したホンダ、日産自動車とは対照的だ。

  • エルピーダの「失われた13年」 政府はもう衰退産業の「延命治療」をやめよ | JBpress (ジェイビープレス)

    に唯一残っていたDRAM(半導体メモリ)メーカー、エルピーダメモリが27日、会社更生法の適用を申請した。負債総額は4480億円と、製造業の経営破綻としては過去最大だが、3年前に公的資金を受けて以来、慢性的に危機説が流れていたので、業界にそれほど驚きはない。むしろ「よくここまで持ったものだ」という声が多い。日のDRAMは1990年代からずっと負け続けてきたからだ。 80年代は日半導体の黄金時代 DRAMは、コンピュータの記憶装置に大量に使われる半導体である。CPU(中央演算装置)などのプロセッサが固有の回路を持つのに対して、DRAMは縦横の格子で情報を記録する単純な構造なので、製品差別化がむずかしい。回路の幅をいかに微細化して大量の情報を記録するかが勝負になり、同じ性能だと価格競争になりやすい。 かつてDRAMは日メーカーの独擅場で、世界シェアの80%を日が占めたこともあった。シ

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    aidiary
    aidiary 2012/03/01
  • 日本の電機産業:頂点からの転落

    (英エコノミスト誌 2012年2月18日号) かつて世界のリーダーだった日の電機メーカーが、転落の道をたどっている。 東京・銀座の高級ショッピングエリアでは、アップルストアは人でいっぱいだが、すぐ近くにあるソニーのショールームは墓場のように閑散としている。 日の最大手クラスの電機メーカーはここ数日間で、2011年度に合わせて170億ドルの赤字になるとの見通しを発表した。パナソニック1社だけで100億ドルの赤字を予想している。一方、韓国のサムスンは150億ドルの黒字を謳歌し、米国のアップルは220億ドルの利益を稼いでいる。 根深い病 日の5大電機メーカーは2000年以降、企業価値(株式時価総額)を3分の2も失った(図参照)。 一体何が各社を苦しめているのだろうか? 高コストと円高は不利に働く。これらのメーカーが当てにしていた税控除を請求できなくする最近の法改正も同様だ。だが、病気の根は

    aidiary
    aidiary 2012/02/23
  • 実はお笑い草だった「特許料収入500億円」 日本半導体のお寒い特許戦略(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)

    前回(「大手メーカーの特許戦略はぬる過ぎる」)、特許の権利行使だけで利益を上げている企業について紹介した。その際、筆者は「日立をはじめとする日半導体メーカーの特許戦略がいかに低レベルだったかを痛切に感じた」と記した。 その一方で、「筆者が在籍した日立中央研究所の特許部は、一時期、ロイヤルティ収入が500億円を超え、テレビや新聞などマスコミに取り上げられ一世を風靡した」とも書いた。 この2つの記述は矛盾しているのではないか、とお気づきになった方はおられただろうか(ツイッターなどの書き込みを見る限り、気づいた方はいなかったようだが)。 今回は、この2つの記述は矛盾していないことをお話ししたい。つまり、「ロイヤルティ収入が500億円」あろうとも、それは全くの「お笑い草」(失態?)だったのである。

    実はお笑い草だった「特許料収入500億円」 日本半導体のお寒い特許戦略(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)
    aidiary
    aidiary 2011/08/26
  • 大手メーカーの特許戦略はぬる過ぎる 履歴書23通目で入社、そこで見た仰天の企業活動とは | JBpress (ジェイビープレス)

    恥ずかしながら、私には2回、失業した経験がある。2回ともハローワークに通い、失業保険のお世話になった。 稿は、最初の失業時の体験に基づく特許の話である。私は2002年10月に日立製作所を早期退職した(その顛末は連載の最初に詳述した)。その後、半導体エネルギー研究所という会社に転職した。 失業中に、私は22の会社に履歴書を送ったが、すべて空振り。半導体エネルギー研究所は、23通目の履歴書を送った会社であり、初めて面接に到達し、そして採用された会社だ。 半導体エネルギー研究所は、半導体や液晶などの研究開発を行い、その結果を基に特許を取得し、基的にその特許の権利行使だけで利益を上げ続けている極めて珍しい形態の会社である。 仕事は刺激的で面白かったのだが、社長の山﨑舜平氏とウマが合わず、「明日から来ないでくれ」と言われ、転職してからたった半年で退職することになってしまった。その結果、2003

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