オロモウツというチェコの都市は、黄金の都プラハに次ぐ文化財保有量を誇る街。確かに街中は中世の雰囲気が色濃く残っていて、そこら中に「これは???」というものが散らばっていました。ちなみに日本の都道府県で文化財2位なのは、なんと京都。数では東京都に譲るのですねえ。 ということで、そんな立ち位置であるモラビアの重要都市「オロモウツ」をご紹介します。 チェコ政府観光局のブロガーツアーにて、プラハ以外のチェコの魅力を探しに来ています。 モラビアの最前線都市として ここチェコ共和国は、その地域を歴史的背景から大きく3つに分けることができます。ひとつはプラハも属する「ボヘミア」。もうひとつがポーランドを含む「シレジア」。そしてもうひとつが、チェコ東部にあたるこの「モラビア」です。 そのモラビアの首都を長らく担っていたのがこのオロモウツです。現在の人口は約10万人。中規模都市ですね。 古くはローマ帝国時代