アジアで最初に作られたアニメは中国製 日本はアニメ大国として世界に名を馳せていますが、実はアジアで最初に長編アニメを作った国は中国(正確には中華民国)です。 タイトルは「铁扇公主」、日本だと「西遊記 鉄扇公主の巻」として知られています。 制作年は1941年。作ったのは、ウォン兄弟(ウォン・ライミン、ウォン・グチャン)です。 中国の国威発揚が目的 ストーリーは西遊記の中の燃えつづける山「火焔山」の一幕ですが、 要所要所で、三蔵法師は「耐えて打ち勝つこと」や「仲間との団結」を訴えています。 当時は日中戦争まっただ中。 ウォン兄弟はこの映画を通じて中国国民を鼓舞し、中国人全員で団結して日本に打ち勝とう、と訴えたのです。 日本もそのフィルムを入手し、1943年に一般公開されました。 当時の海軍はこれに対抗し、『桃太郎 海の神兵』という国威発揚のための長編アニメーションを制作しています。 日本漫画・
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