多数の人を無差別に狙った襲撃事件が相次いでいる。「人生がうまくいかない」「死刑になりたい」。自分の境遇に絶望し、破滅を望んで事件を起こしたケースも多いとみられるが、こうした他人を道連れにしようとする行為は「拡大自殺」とも呼ばれる。理不尽な事件を未然に防ぐため、また、被害を避けるためにできることはあるのだろうか。(時事ドットコム編集部 太田宇律)【特集】時事コム 大阪市北区の雑居ビルで25人が犠牲になった放火殺人事件の当日、騒然とする現場周辺=2021年12月17日午後、大阪市 ◇動機に「5つのパターン」 無差別殺傷事件を起こした人物の境遇や動機について、共通点を探った研究報告がある。2000~2010年に判決が確定した52人を対象に、法務総合研究所が犯行実態や背景をまとめた「無差別殺傷事犯に関する研究」だ。 研究によると、無差別事件を起こした52人のうち、犯行時の月収が20万円を超えていた
「野党は批判ばかり」「野党は反対ばかり」ということが去年から盛んに叫ばれています。こうしたことを与党側が言うのはまだ良いとしても、それに迎合して野党みずからが「批判より提案を」などと言い始めるのに至っては憂慮を禁じ得ません。 そもそも政党は一定の共通する理念や政治目的のもとに組織されているものです。自民には自民の考え方があり、立憲には立憲の、共産には共産の考え方があるわけです。それがどういった形であらわれてくるのかといえば、「あなた方のやり方ではだめであり、このようでなければならないのだ」というように、ある面では「だめなのだ」という批判や反対の形で、またある面では「こうでなければならないのだ」という提案の形をとることになるでしょう。すなわち批判と提案は表裏一体のものであり、どちらかを選び取ることができたり、一方が他方に優越するような性質のものでないのは明らかです。 その表裏一体であるものが
琉球新報のツイッターに寄せられた、沖縄署での騒動に関する記事へのリプライの一部(画像は一部加工しています) 沖縄署に数百人の若者が集まった騒動を巡り、ネット上の言説を見ると、事実関係を問うたり、深夜に集まった若者を誹謗(ひぼう)中傷したりする内容が並んだ。「日本人のフリしたゴミクズ共め」。同時に多くのコメントには沖縄に対するヘイトスピーチも含まれていた。 ▼【動画】若者ら数百人 投石、爆竹…深夜の沖縄署で騒然 事案を受け、沖縄市山里の沖縄署に数百人の若者が詰め掛けて物を投げ入れ、庁舎のガラスなどを壊したのは27日午後11時ごろから翌28日午前4時ごろ。本紙は28日午前8時55分前後にウエブの琉球新報デジタルで沖縄署周辺で若者が多く集まっていた記事を掲載し、本紙のツイッターアカウントでもその記事を紹介した。 このツイートは拡散され、29日午後6時現在、リツイートやいいねの合計は5400件を超
トースター女伯 @mayumayu_lucky 分かるんだけど、これだけ世の中に専門家が監修したビジュアル満載の「コミックでよく分かる!日本の歴史」みたいな本があふれかえってるのに、あえて『日本国紀』や、ようわからん芸人さんのYouTube番組を選択しちゃう人に、専門家がアプローチできる方法って何かあるんだろうか。 トースター女伯 @mayumayu_lucky 「専門家がYouTubeやれば?」 と思うかも知れないけど、それこそコスト的に難しいだろうし、結局は「分かりやすさ」と「語り口の軽妙さ」で芸人さんの番組が選ばれちゃう気がする。 トースター女伯 @mayumayu_lucky 「正確さ」よりも「おもしろさ」「手軽さ」を重視しがちな視聴者に専門家が専門知識でアピールする方法って、ちょっと思い付かない。 「YouTuberの方で、きちんと報酬を支払って専門家の監修を受けた番組をやる」
公立中学で学年最下位水準だった子どもを4人みたけれど。みな、中学の内容を終えることができ、高校の授業にもついていけるようになった。それはなぜかと言うと、小学校の内容からやり直したから。中には分数どころか九九もあやしい子がいたけれど、やり直したら習得できた。 たぶんなんだけど、それを習った当時は、それを受けとめるだけの体験が不足していたのだと思う。九九を習った時には、足し算をさんざんやって、2を二回足したら4、三回足したら6、のような蓄積がないと、九九はなかなか身につかない。 分数を習う時には、ケーキを8人で分けたり、ピザを6人で分けたり、おやつを3人で分けたり、という体験が十分蓄積していないと、何を言ってるのか分からない。分数を習った時に「体験ネットワーク」の準備が整っていなければ、分数の内容を受けとめようがない。 しかし。九九や分数を小学校で習ったときには受けとめようがなかった子も、中学
騒乱直後の沖縄署。掲示板は壊れ、壁には落書きも=28日早朝 沖縄市の路上をバイクで走行中の男子高校生(17)が警察官と接触した後、眼球破裂などの重傷を負った件で、高校生の友人や親族は「走行中に急に警官に殴られた」などと高校生が話していると、本紙の取材に語った。沖縄署は、接触があったことは認めているが、詳細は確認中としている。 【詳報】「眼球破裂は殴打」拡散 数百人が警察を囲む 高校生は27日午前0時50分ごろ、沖縄市宮里のコンビニの前で友人らと談笑していた。近くで暴走行為があり、パトカーが接近してきたことから、補導を恐れ友人らとばらばらにその場を離れた。高校生は友人らと落ち合う場所にバイクで向かった。 その後、友人らが駆け付けると路肩で倒れている高校生を発見した。高校生は本島中部の病院に緊急搬送された。当初高校生は自損事故を起こしたなどと自ら119番通報していたという。 沖縄市消防本部によ
「真田丸」は人気作だけあってまとめも多く、一部重複や繰り返しがあるかもですがすいません。 大坂の陣直前を描くドラマの展開を見た歴史クラスタの議論の中で、「大坂の陣を、誰が積極的に望み、誰が回避しようとしていたのか」「どうすれば戦を回避し、豊臣家は存続できたのか?」という議論に興味をひかれました。 そしてその話題は、必然的に「徳川秀忠」「豊臣秀頼」という二人の二代目貴公子に焦点が当たります。作劇上の都合や伝説によってぼかされたり歪められるることも多い、ふたりの人物像とは?
2021年3月12日の日本テレビの番組で、お笑い芸人の脳みそ夫氏が、アイヌ民族に謎かけして同民族を「あ、犬(アイヌ)」と表現したVTRが放送されたことが民族差別的として大きな問題になっているのは既報のとおりである。 脳みそ夫氏が生放送のアドリブでそう表現したなら同氏に固有の人権意識の低さが問題になろうが、これは番組側が承認して事前に制作されたVTRの中での問題表現であった。よって番組制作側の人倫意識の低さが糾弾され、3月18日、日本テレビ会長の大久保好男氏が公式に謝罪。一部週刊誌等によると、該番組のプロデューサーが事実上更迭されたという報道もある。 該番組の担当MCである加藤浩次氏は、3月15日の番組冒頭で「僕自身もですね、北海道出身という立場にありながら、オンエアがあった時、即座に僕自身が対応できなかったこと深くお詫びしたいと思います」と陳謝した。 はてさて、この問題は番組側のチェック体
マサカツ / 渡辺雅勝 @masakatsu_ そいや大昔の電気屋さんは銅のエナメル線とか普通に扱ってたなあ(電磁石に執着する子供だったので、時々買いに行っていた) twitter.com/KazuhikoTsuduk… 2022-01-28 20:31:47 Midobeze @midobeze 昔あったアーケードゲームの基板売ってた店は 基板買ったら持ってるコンパネの仕様に合わせた変換ケーブルをその場で無料で作ってくれた。 しかもハンダ付け講師並の完璧な仕上がりのを一瞬で。 当時安い基板だと¥2,000位で買えたから工賃考えると良心的すぎたわ twitter.com/KazuhikoTsuduk… 2022-01-29 09:48:14
バナナガニ @GANI_HTS えっ荒川弘先生のライデン18って今単行本出たの? っていうか読み切りじゃなかったの連載してたのみたいな疑問がたくさん… 2021-06-19 18:49:49
子どものまま大きくなったのが、未だに続いている (目の前に広げられた「アニメック」のバックナンバーを見つつ……) 氷川 すごいなぁ。「ナニメ」(※1)って表紙に書いてあるよ。定着しなかった言葉ですね(笑)。 出渕 ああ、当時Mちゃんがナニメって言ってたね。 小牧 うん、Mちゃんはナニメ推進派。 氷川 特撮とかアニメを横断する言葉でしたっけ? 出渕 いや、違ったと思う。ダメアニメのことでしょう? 小牧 そう。座標軸がずれたようなアニメのこと。当時は……『宇宙戦艦ヤマトIII』が代表とか書いてるね(笑)。 出渕 今風にいうとトンデモアニメというか、『MUSASHI-GUN道』みたいな楽しみ方をするアニメってことだよね。 氷川 ああ、そうだっけ。 出渕 そういえば、アニメーターがイラストを載せるコーナーがあったでしょう。結城信輝くんがリビドー全開の『ダーティペア』のイラストを描いていて。『ロード
先日、何気なくテレビのニュースを見ていると、「世界的に原油価格が高騰」の話題が取り上げられていた。ガソリンや灯油価格が上がり、深刻な問題となっていると報じられたのちに、あるビニールハウス農家のインタビューが映った(テレビ朝日系『報道ステーション』10月27日放送)。答えているのは20代から30代くらいの青年で、今年は燃料費が15%上がっただけでなく、ビニールの値段も高騰しているので大変だという。 印象に残ったのはここからだ。彼はこの危機に対処するために、他の農家との差別化を図るなど創意工夫の営業努力で乗り切るつもりだと答えた。原油価格高騰に対しては、政府にも早急にできることがある。たとえば石油にかかる税金や消費税を一時的に減免するだけでも、事業者や生活者はかなり楽になるだろう。しかしこの青年は、政府に対する不満を口にすることも、何かを要請することもなかった。 すべてが“自己責任”でいいのか
前回記事で言いたいことはほとんど述べてしまったのだが、補足として、オープンレター「女性差別的な文化を脱するために」に対する誹謗中傷に関しての意見を述べておく。念のため言っておくが、これはあくまで一署名者としての考えである。 オープンレターに対しては様々な攻撃があるが、ここで言及しておくべきだと思っているのは、(1)オープンレターが呉座氏の失職を狙ったものである、というデマについてと、(2)オープンレターのイタズラ署名問題についてである。しかし(2)については(1)を前提に問題視されている部分もあるので、先に(2)から答えておく。 まずネット署名には、こうした悪意あるイタズラに対する脆弱性が構造的に存在する。とはいえ、隠岐さや香氏述べているように、その脆弱性についてはこれまではほとんど問題にならなかった。 お気持ちはある程度わかっているつもりです。ただ、ですね。私はこの20年で各種の署名活動
昨年三月頃に明らかとなった呉座勇一氏による誹謗中傷事件の被害者に対して、これまで見るに堪えない激しい二次加害が行われている。その件に関して、考えていることをここでいくつかコメントしておくとともに、ジェンダーや他の差別問題に対してバックラッシュを行い、学問研究の風通しを悪くさせている醜いボーイズクラブ文化が一刻も早く消滅することを願っている。 被害者に対する二次加害は問題が発覚したときから続いていたが、それがより激しくなったのは、呉座氏の処分が明らかとなり、それが訴訟問題へと発展したときからだ。 呉座勇一氏によれば、彼は昨年一月に常勤職への昇格の内定を日文研から受け取っていたが、三月の誹謗中傷事件ののち再審査が行われ、内定が取り消しになったという。また呉座氏はかかる事件について一ヶ月の停職処分も受けている。呉座氏は自身の行いや考え方が誤りであったことは認めつつ、この「処分」は不当に重く、また
幸村誠の『プラネテス』(講談社モーニングKC)、数年前高評価をあちこちで見かけて、そのうち読もうと思っていたのだが、半月ほど前、やっと読んだ。まず第一巻を読んで、「なるほど高評価もうなずける、たしかに面白いし上手い」と思った。で、続けて一気に第4巻まで読んだのだが、最終的な感想としては……うーん、面白いんだけど、ちょっとひっかかるものが最後までのこったのもまた事実。というわけで、マンガ自体の批判というより、私が感じた「ひっかかり」が何だったかを書いてみようと思う。 - 『プラネテス』の主人公は、宇宙のゴミ(デブリ)の回収業者。時代は2070年代。第一巻は、様々なエピソードが描かれる連作短編に近い雰囲気。宇宙を舞台にしているけれど、いわゆるSFというより、宇宙ゴミの回収業という仕事の日常を「リアリティ」豊かに描き、それに関わる個性的な回収船クルーたちの人物像を描く、ヒューマンドラマ、という感
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