おそろいの衣装を着た女性同士のペアが、ラテンのリズムに合わせて同じ振り付けを踊る。小刻みなステップも息ぴったり。3年前、「ラテンダブルス」は競技人口の多い女性同士が気軽に組めるようにと新設された。 「社交ダンスは同性同士でも成立するという認識を広めたかった」。発案したプロダンサーの上脇友季湖(ゆきこ)さんは、狙いを明かす。ドレスや社交ダンスに憧れはあっても、男女で組むのに抵抗を感じ、競技に尻込みしてしまう女性もいる。「友達同士や、自分がすてきだなと思う女性プロと組んで出られる。男の先生に習わなくてもいいんだって。男女じゃなきゃいけないという観念が、ここ数年で消えてきた」とうなずく。
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