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ブックマーク / japan.cnet.com (57)

  • 東映アニメが「ガールズバンドクライ」で目指す日本独自のCGアニメ表現--最先端技術を投入

    東映アニメーション(東映アニメ)は、同社がプロジェクト展開を進めているアニメ「ガールズバンドクライ」に関する、関係者向けの説明会を実施。プロデューサーを務める東映アニメの平山理志氏が概要とともに、特徴としている最先端の技術を活用した映像表現についてもあわせて説明した。 東映アニメは「ドラゴンボール」シリーズをはじめ、「ワンピース」や「プリキュア」シリーズなどを手がける老舗のアニメ会社。加えて、音楽ヒットメーカーが在籍するクリエイティブカンパニーで、人気アニメ作品のテーマソングを歌唱したことでも知られるアーティストのAimerさんも所属しているagehasprings、音楽レコード会社のユニバーサルミュージックも参加する3社協同プロジェクトとして展開。神奈川県川崎市を舞台に、居場所がないと感じている少女たちがバンド活動を通して成長していく姿を描く作品として進められており、アニメーションとリア

    東映アニメが「ガールズバンドクライ」で目指す日本独自のCGアニメ表現--最先端技術を投入
  • 「GPT-4」が無料で使える?--「新しいBing」と「Poe」の賢い使い方

    先週の話はもう過去の話。AI技術の進化は日進月歩で、GPT-4の圧倒的なアウトプットの質の向上をはじめ、私たちが感じる未来への期待感は高まるばかりです。 GPT-4は、文脈理解や複雑なタスクへの対応力がGPT-3に比べて向上しており、ますます多くのことができるようになっています。 プロンプトだけでHTMLファイルのコーディングを依頼したところ、そこそこ面倒くさい要求なのに、ちゃんと動いて私自身も驚きました。 また、GPT-4のデモでは、手書きのスケッチからコーディングを行うことができるなど、これからの進化はまさに「今、試してみる価値あり」といえるでしょう。 しかし「有料だしなぁ・・・」とまだGPT-4を体験したことがない方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、実際にGPT-4を使いながら、その魅力と「無料」で体験できる2サービスを使いこなすコツをお伝えしたいと思います。 記事作成の相

  • Twitter創業者が支援する新SNS「Bluesky」は新たな青空を切り拓くか

    イーロン・マスク氏によるTwitterの買収以降、経営状態の急速な悪化が伝えられたり、認証バッジにまつわる場当たり的な仕様変更やサードパーティアプリが締め出されたりといった変化がユーザーを翻弄している。 従業員の大量解雇が影響しているのか、タイムラインの表示に関連した不具合の頻度も多くなり、Twitterが今後もサービスを継続できるのかを不安視する声もしだいに高まっているのが現状だ。 そうしたなか、Twitterに代わるSNSを模索する動きも活発化している。たとえばTwitterに似た分散型SNS「マストドン」は、イーロン・マスク氏の買収後に一時期250万人のアクティブユーザーが流入し、現在もユーザーを着実に伸ばしている。 そしてもう一つ、Twitterにかわる新しいSNSとして期待を集めているのが、元TwitterCEOのジャック・ドーシー氏の支援を受け、Twitterから独立して設立さ

    Twitter創業者が支援する新SNS「Bluesky」は新たな青空を切り拓くか
  • 「アイマス シャイニーカラーズ」5thライブで見た“心を強く揺さぶる挑戦的なステージ”

    CNET Japanの編集記者が気になる話題のトピックなどを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。主にゲームなどのエンターテインメント関連も取材している佐藤が担当。今回は、3月18日と19日に国立代々木競技場 第一体育館にて行われたライブイベント「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 5thLIVE If I_wings.」の模様をお届けする。 これは、バンダイナムコネクサスのゲームプラットフォーム「enza」などで展開している、バンダイナムコエンターテインメントの「アイドルマスター シャイニーカラーズ」(シャニマス)をテーマに、登場するアイドルの声を担当しているキャストによるライブイベント。今回の5thライブは、2023年4月に5周年を迎えるにあたっての大型ライブとなっていた。 出演したのは、ゲーム内の283(ツバサ)プロダクションに所属する7ユニットのキャストで、「

    「アイマス シャイニーカラーズ」5thライブで見た“心を強く揺さぶる挑戦的なステージ”
  • スマートフォンのカメラがプロ仕様のカメラを超えられない理由

    サンフランシスコの、肌寒いある土曜日の午後、筆者は友人たちとパティオヒーターを囲んでいた。その時、誰かが記念写真を撮ろうと言い出したのだが、予想外の展開がそれに続いた。その友人は、スマートフォンではなく、コンパクトデジタルカメラを取り出したのである。「おいおい。コンデジはスマホのせいで何年も前に絶滅したじゃないか。なんで彼は『iPhone』を使わないんだろう」。筆者はそう思った。といっても、友人のカメラはソニーのハイエンドモデル「RX100 VII」で、コンパクトカメラの傑作、今も生産されている数少ないコンデジの1つだったのだが。 50ミリのニコンレンズを搭載したiPhone 14 Pro。 Appleのプロ用カメラが登場する可能性はあるだろうか。 提供:Patrick Holland/CNET Appleやサムスン、Googleのスマートフォンには、市場トップクラスのスマートフォン用カメ

    スマートフォンのカメラがプロ仕様のカメラを超えられない理由
  • 相次ぐ「古参YouTuber」の解散や活動休止--YouTuberはもう終わりなのか

    「広告収入は10分の1ぐらいになっている。ほとんどのYouTuberがそうだと思う」というYouTuber、ラファエルさんの発言が話題となっている。ラファエルさんは2014年からYouTubeでの活動を開始しており、登録者数181万人を超える人気YouTuberだ。 さらにラファエルさんは、「YouTuberというYouTubeで収益を上げて稼ぐというビジネスモデルはいずれ終わると思う」とまで言っている。YouTuberはもう終わりなのだろうか。実態と背景について見ていきたい。 ラファエルさんの再生数は最盛期の12分の1 広告収入が減ったというラファエルさんだが、実際、再生数は落ち込んでいる。 ユーチュラ調べによると、ラファエルさんの再生数は2017〜2018年の夏が一番多く、月間再生回数は6000万回程だった。11月の再生回数は約500万回であり、再生回数にして12分の1にまで落ち込んで

    相次ぐ「古参YouTuber」の解散や活動休止--YouTuberはもう終わりなのか
  • 「いきなりLINE交換は引く」若者たち--基本は「つながりっぱなし」

    若者に話を聞くと、コミュニケーションが大きく変化していることに気付かされることが多い。利用しているサービスも利用の仕方も異なっているのだ。今回は、若者におけるコミュニケーションの変化について解説したい。 いきなりLINE交換は「引く」 知り合ったばかりの大人同士、小中学生同士が連絡先として交換するのはLINEが多いのではないか。しかし、大学生は「知り合ってすぐにLINE交換を求められたら引く」という。 「LINEはそんなに見ない」は、多くの学生が言う言葉だ。利用率は100%近いし、家族との連絡用などに利用はするが、利用頻度はそれほど高くない。「あくまでプライベートな連絡ツールだし、知り合ったばかりの人とは基交換しない」 大学生は入学前にTwitterで大学垢を作り、「#春から○○大」で同級生とつながる。親しくないうちはTwitterでやり取りする。 プロフィールのリンクはInstagra

    「いきなりLINE交換は引く」若者たち--基本は「つながりっぱなし」
  • 仏教世界のメタバース「テラバース」、仏教対話できる「ブッダボット」--京都大学など

    京都大学などの研究チームは、仏教の精神世界をメタバースで表現する「テラバース」を開発すると発表した。試作品として、「仏陀(ブッダ)」と対話できる拡張現実(AR)サービス「テラ・プラットフォーム AR Ver1.0」を開発した。 テラバースでは、仏教の伝統知と、ARや仮想現実(VR)、人工知能AI)といった技術を融合し、人間を物理空間の制約から解放する「重層的な精神世界を構築していく」。なお、テラバースの「テラ」には、10の12乗である1兆、つまり「Tera」のほか、「寺院」の「寺」という意味も込めている。 試作品のテラ・プラットフォームAR Ver1.0は、スマートフォンのカメラを通して見た現実空間上に、仏教対話AIアバター「ブッダボット」を呼び出せる。ブッダボットは対話機能を備えており、質問をすると仏教経典に基づいた回答をするという。AIの学習に使った経典は、「スッタニパータ」と「ダ

    仏教世界のメタバース「テラバース」、仏教対話できる「ブッダボット」--京都大学など
  • ASMRの認知を広めたい--声優・小岩井ことりさんに聞く「kotoneiro」のこだわりと狙い

    ここ数年で盛り上がりを見せている「ASMR」。「Autonomous Sensory Meridian Response」の略称となっており、人が聴覚や視覚への刺激によって感じる心地良い、ないしは頭がゾワゾワするといった反応や感覚のことを表している。現状では、この感覚を得られる音源がリラックスできる音、集中できる音として認識されており、環境音や咀嚼音といったものから、ささやきボイスといったものまで幅広いASMRコンテンツが存在し、動画サイトなどを中心に人気を集めている。 ASMRにおいては、さまざまなストリーマーや団体が取り組んでいるなかで、声優として活動している小岩井ことりさんが自らプロデュースしている音声レーベル「kotoneiro」(ことねいろ)がある。 小岩井さんは「のんのんびより」の宮内れんげ役や、「アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ」の天空橋朋花役をはじめとして、

    ASMRの認知を広めたい--声優・小岩井ことりさんに聞く「kotoneiro」のこだわりと狙い
  • 女優のいとうまい子さんが「ロボット開発者」に転身したワケ--超高齢社会に技術で挑む

    女優やタレントなどマルチに活躍する、元アイドル歌手のいとうまい子さんが、ロボット開発者に転身していることをご存知だろうか。2019年1月には、AIによって超高齢社会などの課題解決に挑むエクサウィザーズのフェローにも就任している。 人生100年時代において健康寿命を延ばすためには予防医学が重要なことから、「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」と呼ばれる運動機能不全を防ぐロボットのプロトタイプを開発し、国際ロボット展に出展するなど、精力的に活動しているといういとうさん。 そんな彼女に、予防医学に着目したきっかけや、ロボット開発に携わることになった経緯、自身の考えるテクノロジーが社会に果たす役割などを聞いた。 予防医学への興味からロボット開発へ ——いとうさんは女優としてだけでなく、テレビ制作会社の社長としても活躍されていますが、なぜそこからロボット開発者に転身されたのでしょうか。 最初の

    女優のいとうまい子さんが「ロボット開発者」に転身したワケ--超高齢社会に技術で挑む
  • 要約サイト「フライヤー」が出版業界にもたらした本の新たな入り口

    の要約サイト「flier(フライヤー)」は、代表取締役の大賀康史氏が立ち上げたスタートアップだ。2013年の設立以来、ビジネス書の要約サイトとして出版社、著者との関係を築き、書店周りを実施。地道にキャリアを積み上げてきた。 「元々は理系出身。ビジネス書も学生時代はほとんど読んだことなく、当の意味での読書家とは違う」と自ら表する大賀氏に、フライヤーを立ち上げたきっかけから、ステークホルダーとの良好な関係の築き方までを聞いた。 理想の要約サイトを作るため経営コンサルタント会社をわずか7日間で退職 ――フライヤーを立ち上げたきっかけは。 学生時代、コンサルタントになりたいと思って就職活動をしていました。コンサルタントは短期にプロジェクトが変わり、自分の知的好奇心を満たせると考えたからです。その時にコンサルタントを志す就活生のイベントに出席したのですが、周りの人が何を話しているのか全くわからな

    要約サイト「フライヤー」が出版業界にもたらした本の新たな入り口
  • 漫画家・荒木飛呂彦氏が考える「紙とデジタルの違い」--一問一答インタビュー - CNET Japan

    1987年に連載を開始し、2017年に30周年を迎えた漫画家・荒木飛呂彦氏の代表作「ジョジョの奇妙な冒険」。ジョースター家の血縁と因縁を描いた同作は、第1部から現在連載中の第8部まで“大河ドラマ”のように主人公が代替わりしていく設定や、読者を物語に引き込むユニークな擬音やポージング、緊張感と迫力のあるスタンド同士のバトルなど、その唯一無二の作風が、いまなお熱狂的なファンを生み続けており、単行の累計発行部数は1億冊を超える。 そんな同作の集大成ともいえる展示会「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が、8月24日から10月1日まで、東京・六木の国立新美術館で開催された。国立美術館における漫画家の個展としては、手塚治虫氏以来28年ぶり2人目の快挙であることも話題となり、会期中には14万人ものファンが来場。約2メートルの大型描き下ろし原画を12枚も並べた新作「裏切り者は常にいる」を始め、同

    漫画家・荒木飛呂彦氏が考える「紙とデジタルの違い」--一問一答インタビュー - CNET Japan
  • DMM片桐社長、電撃就任から1年--事業作りで考えるのは「市場と人」

    2017年1月4日にDMM.comの代表取締役に片桐孝憲氏が電撃就任して、ちょうど1年が経った。イラストコミュニティ「pixiv(ピクシブ)」を立ち上げて巨大サービスへと成長させてきた同氏は、事業領域も組織規模も異なるDMMの舵を取る中で、何を感じたのだろうか。また、買取アプリ「CASH(キャッシュ)」を運営するバンクの巨額買収や、仮想通貨事業への進出など、多岐にわたる事業展開にはどのような狙いがあるのだろうか。片桐氏に話を聞いた。 事業作りで考えるのは「市場と人」 ――1年前に片桐さんがDMMの社長に電撃就任したことは大きな話題になりましたが、創業者としてサービスを成長させてきたピクシブには未練はなかったのでしょうか。 こうなっていけばいいなという思いはあるし、ゼロから創業した会社なので思い入れはありますが、未練はないですね。12年間もピクシブをやってきたので、ピクシブをどのような組織に

    DMM片桐社長、電撃就任から1年--事業作りで考えるのは「市場と人」
    akihiko810
    akihiko810 2018/01/05
    イラストコミュニティ「pixiv(ピクシブ)」を立ち上げて巨大サービスへと成長させてきた同氏は、事業領域も組織規模も異なるDMMの舵を取る中で、何を感じたのだろうか。
  • 小説「1984」が米アマゾンのベストセラー1位に--トランプ大統領就任の影響か

    「1984」は70年近く前に書かれた小説だが、Amazonのベストセラーリストで突如首位に躍り出た。 1949年に初版が刊行されたこの古典的小説では、常に監視の目を光らせるBig Brotherが権力の頂点に君臨し、Inner Partyと呼ばれる専制的な社会的上層階級が支配するディストピア的な大英帝国の物語が描かれている。 Big Brotherは広範な監視をひとまとめに表す言葉として、文化的語彙に加わった。また作中に出てくる架空の言語「Newspeak」は、意味を分かりづらくして思想の自由を奪うための言葉を指すようになった。 「1984」に登場する政府は「Newspeak」を使用することで知られている。Orwell氏が入念に構築したダブルスピーク(二重語法)は、ファシスト政権によって、メディアの操作や真実の歪曲、大衆に対する脅迫に応用されている。「1984」の主人公はThe Minis

    小説「1984」が米アマゾンのベストセラー1位に--トランプ大統領就任の影響か
  • 「シン・ゴジラ」最大の課題は、総監督「庵野秀明」のこだわり--制作裏話を聞いた

    7月29日の上映開始後大ヒットを記録している「シン・ゴジラ」。「エヴァンゲリオン」などで知られる庵野秀明氏が総監督を務めた同作は、綿密な取材をもとに、現代日にゴジラが襲来したらどのように政府は対応するのかを、リアリティのあるストーリーで表現した話題作で、庵野監督作品としては過去最高の興行収入53億円(8月28日時点)を突破している。 シン・ゴジラの制作にあたっては、ゴジラそのものがCGで描かれるなどビジュアルエフェクト(VFX)が多用されており、スケールの大きい作品でありながら、非常に短期間での撮影を強いられたという。また、作品へのこだわりが強い庵野監督の要望にも応えられる制作環境の整備が必要だった。 どのようにして時間とクオリティを両立させたのか、シン・ゴジラで編集・VFXスーパーバイザーを手がけたTMA1代表の佐藤敦紀氏と、VFXプロデューサーを務めたピクチャーエレメント代表の大屋哲

    「シン・ゴジラ」最大の課題は、総監督「庵野秀明」のこだわり--制作裏話を聞いた
    akihiko810
    akihiko810 2016/09/02
    編集・VFXスーパーバイザーを手がけたTMA1代表の佐藤敦紀氏と、VFXプロデューサーを務めたピクチャーエレメント代表の大屋哲男氏
  • 少年ジャンプ副編集長に聞く「漫画アプリ」の手ごたえ--デジタル作家の仕事場にも潜入

    映画リングの貞子を彷彿とさせる“赤い人”に追われながら、深夜の学校で身体のパーツを探す「カラダ探し」、とんかつ屋の跡取り息子が、とある出来事をきっかけにDJを目指す「とんかつDJアゲ太郎」、ありがちな復讐モノかと思いきや、先が読めない展開で読者を惹きつける「ファイアパンチ」――。 「週刊少年ジャンプ」発の漫画アプリ「少年ジャンプ+」が、デジタルならではの表現やストーリーによって、独自の進化を遂げようとしている。デジタル事業の責任者である週刊少年ジャンプ副編集長の細野修平氏に、同アプリの手ごたえやデジタル時代ならではの作家の発掘・育成について聞いた。 電子版は想定以上の購読数 少年ジャンプ+は、少年ジャンプ電子版の有料販売と、無料のオリジナル漫画の大きく2つによって構成される漫画アプリだ。2014年9月の公開から間もなく2年が経とうとしており、現在550万ダウンロードを突破。ウィークリーアク

    少年ジャンプ副編集長に聞く「漫画アプリ」の手ごたえ--デジタル作家の仕事場にも潜入
  • 電子雑誌元年がやってきた(後編)--「紙雑誌は死んだ」から「だから何?」の時代へ

    お待たせしました。「電子雑誌元年がやってきた--電子「部数」が紙を上回る雑誌も(前編)」の後編をお届けします。 前編では、日ABC協会がまとめた「電子雑誌読み放題UU(ユニークユーザー)」「電子雑誌販売部数」「雑誌販売部数」などのデータから、NTTドコモの「dマガジン」の成功により、「電子雑誌読み放題サービス」の普及が急速に進んでいること、一部の雑誌では、紙版の部数を電子版のUUや部数が上回っている例も出てきていることを紹介しました。 後半では同じく日ABC協会「雑誌発行社レポート」から、各媒体、各出版社のウェブサイトUUの紹介。あわせて、米国を中心に始まった雑誌ビジネスの再編成についてお話ししたいと思います。 米国の雑誌界は「メディア360°」へ さて、今回のABCレポートでは、これまで取り上げてきた電子雑誌読み放題UUに加え、各雑誌が運営するウェブサイトの月間UUが、初めて集計され

    電子雑誌元年がやってきた(後編)--「紙雑誌は死んだ」から「だから何?」の時代へ
  • ベトナムの漫画家をクラウドファンディングで育成--「Comicola」は産業を作れるか

    漫画家になるにはどうしたらいいだろう? 一般的には、「持ち込み」だ。漫画雑誌を扱う出版社を訪ね、編集者に会って自分の作品を見てもらう。見込みがあれば担当者がつき、デビューを目指して執筆する――。1人の漫画好きとして、筆者の認識はそんなところだ。 しかし、作家の育成は出版社にとって先行投資。新人が、人気作品を生み出し書籍が売れて、アニメになって関連商品が売れて……と、投資以上を回収するまでのプロセスが確立しているからこそ成立する。漫画産業は、手塚治虫や藤子不二雄といった漫画家や、彼らを支えた編集者という先人たちが築いた礎の上にある。 「ベトナム」に話を転じる。この国には日のような漫画家を育てられるほど余裕のある、成熟した産業は存在しない。しかし、だからこそ、いまITを使ったアプローチで新しい形の漫画業界が生まれようとしている。 ITなしではありえなかった、現代のベトナムまんが道 「C

    ベトナムの漫画家をクラウドファンディングで育成--「Comicola」は産業を作れるか
  • 1979年テレビ版「サイボーグ009」全50話がUstreamで一挙放送--アーカイブ無料配信も

    Ustream Asiaは6月30日、1979年テレビ版「サイボーグ009」の全50話の一挙放送を、同日より無料配信を行う。 この配信は「サイボーグ009」50周年を記念した「みんなの声をひとつに」プロジェクトの一環として行うもの。一挙放送は6月30日21時から順次配信。また劇場版「009 RE:CYBORG」も7月19日0時30分より配信予定としている。 このほか第1話は、6月30日から10月29日までアーカイブ映像を視聴することが可能。第2話以降については、Twitterでハッシュタグ「#加速装置」を付けてツイートされた回数に応じて、アーカイブ映像を視聴できる話数を順次追加していく。

    1979年テレビ版「サイボーグ009」全50話がUstreamで一挙放送--アーカイブ無料配信も
  • 「リアル脱出ゲームTV」が生みだす放送×通信の新機軸--薄まる現実とドラマの“境界線”

    TBS系で毎週木曜日の深夜に放送中の「リアル脱出ゲームTV」がおもしろい。サスペンスドラマ作品において視聴者を謎解きに引き込むのは基的な手法のひとつではあるが、同番組における「参加感を高める演出」へのこだわりは過去に類を見ないレベルだ。 レギュラー放送の第1~2回では、実際のTwitter上で展開された犯人のつぶやきが謎解きのキーとなり、投稿の更新も番組と同時に進行。また、犯人のつぶやきに対するリプライがドラマ内で実際に読み上げられるなど、「現実とドラマの境界線」をあいまいにする演出が随所にほどこされている。 PCやスマ―トフォン、タブレットを駆使しなければ太刀打ちできない謎解きそのもののレベルの高さも魅力の1つ。番組プロデューサーの中島啓介氏(TBSテレビ次世代ビジネス企画室件情報制作局情報三部)は「誰でも気軽に参加できて楽しめる作品」と語るものの、客観的に見てネット検索やSNSなど多

    「リアル脱出ゲームTV」が生みだす放送×通信の新機軸--薄まる現実とドラマの“境界線”