「街同士が交尾するんですよ!」フジテレビSFドラマ『CITY LIVES』では“街”の発情期をどのように表現したのか【短期連載・てれびのスキマ「『フェイク』のつくりかた」】 ネット上では空前のフェイクドキュメンタリーブームが巻き起こる中で、テレビもフェイクドキュメンタリーを扱った番組が数多く制作・放送されている。なかでもファンを唸らせたのは、2023年1月に放送されたSFドラマ『CITY LIVES』(フジテレビ)である。 『CITY LIVES』は「街は大きな生き物である」というSF的な設定のドラマ。あくまでフィクションのドラマとして視聴することになるが、最新の映像技術であるVFXがふんだんに使用されることで、ドキュメンタリーと見紛うようなリアリティの強度で街の生態を映し出した。 映像を手掛けたのは針谷大吾氏と小林洋介氏。聞き手は、『1989年のテレビっ子』『芸能界誕生』などの著書がある
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