海外でウケるネタ ――素朴な疑問なんですけど、海外でスタンダップコメディをやるときは当然、英語でやるわけですよね。 ぜんじろう そうです。でも、海外に出るようになってから30年近く経ちますけど、今もそんなに流暢に英語をしゃべれるわけではないんですよ。ただ、海外って、それでも少しは通用するんですよね。外国のお客さんは、僕の英語よりもネタのロジックを大切にしてくれるんです。海外に行ってはじめてわかったのですが、日本のひとり話芸の笑いって、言葉のリズム感や演技力がすごく重視されるんですよね。落語や漫才もリズム感がとても大事ですよね。 ――確かに落語などは内容よりも、しゃべりの心地よさに身を浸しにいく、みたいな面がありますもんね。 ぜんじろう はい。漫才のポイントもふたりの声のリズムを合わせる、ってことなんですよ。でも、僕のやってるスタンダップコメディは意見や考えを言って笑かす話芸です。日本で生活
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