店頭の『ペルソナ3』に、「こんなカッコいいRPGがあるのか!!」と心を掴まれた。いま明かすLAMの原点―今回の対談は過去アトラスに務められていたLAMさんから、「対談の機会をいただけるのであれば、ぜひ副島さんとお話がしてみたい」とのお声があり、実施に至りました。まず、LAMさんがアトラスに入社されて、副島さんとどういったやり取りがあったのかをお聞きできればと思います。 LAM氏: もともとの経緯を話すと、僕が副島さんの作品に出会ったのは10代のころでした。『ペルソナ3』をゲーム屋でたまたま見かけたのが始まりです。もう、キャラクターデザインも、UIも、音楽も、「なんてカッコいいんだ!!」「こんなカッコいいRPGがあるのか!!」と衝撃を受けました。 副島さんが手がけた絵との出会いも、そこが初めてでしたね。次の『ペルソナ4』も大好きでしたし、学生時代からずっと『ペルソナ』が好きで……。 そして、