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「ここまでの成功は予想していなかった」『ソウルの春』キム・ソンス監督が語る韓国でヒットするポリティカル・ノワール
韓国の近現代史を顧みるポリティカル・ノワールの成長 韓国で昨年11月に公開され、1300万人の観客動員を... 韓国の近現代史を顧みるポリティカル・ノワールの成長 韓国で昨年11月に公開され、1300万人の観客動員を記録した映画『ソウルの春』。この作品は、1979年10月26日に、独裁者とも言われた朴正煕大統領が、自らの側近に暗殺された出来事から始まる。韓国ではここ10年程の間、近現代史を元にした映画が続々と作られているが、1979年の大統領暗殺を元に作られたのがウ・ミンホ監督の映画『KCIA 南山の部長たち』であり、『ソウルの春』はその直後のことがフィクションを交えながら描かれているのだ。 韓国では2010年代半ばあたりから、社会問題を盛り込んだノワールと呼ばれる一群が制作されるようになり、また韓国の近現代史を顧みるポリティカル・ノワールも増え始め、その観客動員数も500万人……1000万人……と徐々に支持を集めるジャンルへと成長していった。また、史実を元にした作品が次々と作られることで、観客はパ
2024/08/11 リンク