最近、大学無償化の話をあちこちで聞くようになってきた。 自民党悲願の憲法改正との抱き合わせという意味もあるんだろうが、ともかく自民党・非自民党問わず大学の無償化を支持している国会議員は少なくないようなので案外あっけなく無償化になるかもしれない。 僕はこれまで大学の無償化というか、今の教育システム自体に懐疑的だった。 なんか世間では教育を充実させるといい事があるかのように言っているけれども、今の日本で本当に問題なのは過剰教育であると思っていた。 つまりいらない教育があまりにも多すぎるために教育が社会の停滞のもとになっていると思っていたのである。 いまの教育というのはムダのかたまりで、必要な事は適当に済ますのにどうでもいいことを長々と時間を掛けてやる。 学校が学校であるためにはムダが必要なのでムダというのは一向になくならない。 だからこれからの社会では学校の機能をどんどん削減していって、学校で