本年度の「Faculty Excellence in Mentoring Award最優秀メンタリング賞」を受賞したパオラ・ラウリーノ准教授は、すべての生命に不可欠な「酵素」と呼ばれるタンパク質群の構造、機能、進化の研究を行っています。
学問の自由が危ない――広島大学で起きたことへの憲法的視点 2014年6月2日 来年は「天皇機関説事件」80周年である。この事件はあまりにも有名だが、実は、文部省思想局が全国の憲法学者に圧力をかけて、天皇機関説という特定の学説を一掃するため動いたのである(直言「憲法研究者の『一分』とは」)。教科書の改訂・絶版を行わせ、また憲法講義の担当から解任するなどの陰湿な方法を使って、大学から一つの学説を抹殺したのである。 中身が「空」(カラ)であるがゆえに「色」(カラー)を過度に強調する指導者が権力を握ったことでもたらされる不幸は、どこの国、どの時代でも共通である。焚書、研究者の戦争動員、特定の教授や学問内容への攻撃等々…。 社会の格差や矛盾が深刻な状況となり、国民の不満が政権に向かうことを避けるには、外に「敵」をつくり、緊張感を演出することが効果的である。国民にそれを攻撃させる
●日時 平成24年11月8日(木)16:30-17:30 ●会場 広島大学中央図書館 1F BIBLA グループスペース アクセス ビブリオバトルって? お気に入りの本を持って集まる 順番に一人5分紹介する どの本を一番読みたくなったか、で投票し、チャンプ本(1位)を決める。 という、たのしい書評合戦です。 近年、全国各地で開催されています。広島大学では初の開催となります。 発表参加者を募集しています。 広島大学の教職員・学生で、お気に入りの本を熱く紹介して下さる方ならどなたでもOKです。 以下のフォームにご記入のうえ送信ください。追って図書館よりご連絡いたします。 応募者多数の場合は抽選となりますのであらかじめご了解ください。 ご応募お待ちしています! 申込締め切り:平成24年10月15日(月)
幼い動物のかわいい写真を見たあとは、細かい作業に集中しやすく、成果もあがることが、広島大学大学院の研究グループが行った実験で分かりました。 日本のポップカルチャーを代表するキーワード「かわいい」が、仕事などでも役立つ可能性があり、グループではさらに研究を進めることにしています。 実験を行ったのは、広島大学大学院総合科学研究科の入戸野宏准教授らの研究グループです。 実験では、大学生132人にかわいい子犬や子猫の写真を見せたあと、手先の器用さや注意力が必要な3種類の実験を行ってもらい、写真を見ない場合と比較しました。 このうち、穴に入った小さなパーツを周囲に触れずにピンセットを使ってつまみ出す、市販のゲームを使った実験では、写真を見なかった場合と比べ、成功率が44%高まったということです。 また、規則性のない10桁の数字の列から指定された数字を探して数える実験では、成績が16%向上しました。
科学技術の歴史を、それを取り巻く社会とともに解明していこうという「科学技術史」。この分野に取り組む、広島大学大学院総合科学研究科隠岐さや香准教授に、お話をうかがった。2011年、フランス語の膨大な史料を駆使し『科学アカデミーと「有用な科学」』を著した隠岐准教授。ところで、そのなかでも最も主要な「パリ王立科学アカデミー(Académie des sciences)」年誌・論文集という史料が、東京大学駒場図書館の中にあるという。さっそく隠岐先生にご案内いただくことにした──。 駒場図書館のこの書架に並んでいるのは、ルイ14世によって1666年に創立された科学アカデミーが、その創立時からフランス革命までずっと刊行してきた『年誌・論文集』(Histoire et Mémoires)と呼ばれる雑誌です。1698年以前は17世紀にアカデミーの会員が発表した研究を後からまとめたもの。1699年以降は毎年
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世界ジオパーク(地質遺産公園)に認定された新潟県糸魚川市の石灰岩から、東アジアで初めて、甲殻類に属する「サイクラス」という生物の化石を発見したと1日、同市が発表した。新種で、「サイクラス タザワイ」と名付けられた。 広島大の児子(にこ)修司助教が2009年8月に同市の小滝川から収集した石灰岩から見つけ、フォッサマグナミュージアム(同市一ノ宮)の茨木洋介学芸員と共同研究した。背甲の直径は約4ミリ。3億3千万年前のものとみられ、世界でも最古級になるという。 同ミュージアムによると、サイクラスの生存期間は3億3千万年前〜7千万年前とされる。3億3千万年前の化石は米国、英国など4カ国しか発見されておらず、それ以降のものは欧州や中央アジアなどで見つかっているという。生態は分かっていないことが多く、甲殻類の何に近い生物なのかもわかっていない。 甲殻類の化石を研究している瑞浪市化石博物館(岐阜県瑞浪市)
冬の味覚として知られるカキ(マガキ)のおいしさはむしろ春にピークを迎えることを、広島大の羽倉義雄教授(食品工学)らの研究チームがうま味成分の分析で明らかにした。カキは年末から正月に需要のピークを迎えた後は、冷凍加工用が出荷の中心になっている。羽倉教授は「『春も旬』というPRと、暖かい時期にも合うメニューの開発が必要だ」と提案する。チームは、広島県呉市音戸町産のマガキについて、うま味成分のアミ
皮膚の色素がほとんどなく、内臓や骨まで透けて見えるカエルを、広島大理学研究科の住田正幸教授らが作製し、大量に生み出すことに成功した。これまでに透明なメダカや金魚の開発例はあるが、両生類では初めて。解剖せずに体内を観察できるため、医療研究の実験動物に利用できる。10月にも提供を始める予定。 住田教授らは、通常は褐色だが、まれに現れる黒の色素や光沢成分を持たないニホンアカガエルの突然変異体2匹を野外から探し出した。6世代にわたり人工交配を重ね、透けるほど皮膚の色が薄い「透明ガエル」を誕生させた。今年に入り、効率的に生み出すことにも成功し、現在は約200匹まで増えた。 卵やオタマジャクシも透明に近く、内臓の成長や変化、病気の進行などを長期間生きたまま観察できる。このため、複数の研究機関が入手を要望しており、同大学が提供準備を進めている。 ユニークな外観から、ペットとしての販売を希望する企業からの
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