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ブックマーク / remote.seesaa.net (4)

  • 人材の流動化か囲い込みか

    最近、日のSI企業と仕事をする機会あった。 久々に衝撃的な体験だった。 とあるシステム案件の下請け的開発依頼だったのだが、 1.アーキテクチャがおかしい ビジネス系の人が直接実装担当のエンジニアに指示を出している。丸投げである。よってアーキテクチャが根的におかしいのだが修正できない。 アーキテクト不在。 2.ドキュメントが無茶苦茶 基なぜかエクセルで書いている。読みにくいことこの上ない。さらにバージョン管理が無茶苦茶である。ほとんど読んでも意味の無い古いドキュメントだらけで解読が非常に難しい。アプリのバージョン、開発環境などもドキュメント毎に違っている。ビルドするとドキュメントが自動生成されるなんてことは一切ない。 ドキュメント担当不在。 3.プロダクトのソース管理が無茶苦茶 ソース管理ソフトはつかっているものの、理解不能なブランチに分かれていて同等製品が複数派生している。修正に手間

    人材の流動化か囲い込みか
  • 転職は35歳以上が有利

    アメリカ、カナダ、NZ等の国のエンジニア向け転職サイトで検索してみるとすぐにわかる。 多くの企業が募集しているデベロッパの層はまず Senior Developer であり、次に Tech Lead、Architect である。 これは大まかに言って35歳以上のキャリアがある人に当てはまるだろう。 給料は年収で8万ドルから10数万ドル程度だ。(各国のドル単位で) その次に5~7万ドルぐらいで Intermidiate がくる。 ただし、シリコンバレーのエンジニア年収は平均的にもっと高いようだ。 Graduate はほとんどないので、大学出たての若い人ほど苦労する。インターンとして無給で経験を積んだりする必要がある。 会社としてはどうせ数年で人が入れ替わるので、即戦力にならないと意味がないからだ。 なので会社には Architect とか、Oracle の専門とか、テストの専門とか、パフォ

    転職は35歳以上が有利
  • 会社の辞め方 その1

    さて、NZへ引越しを決断したので、まずはカナダの会社を辞めなければならない。 ここで私が入社したときの契約に問題があった。 契約書には、3年以内に自己都合でやめた場合、日からの移住にかかった費用(引越し、渡航費、ビザ関係費用)を返さなければならないという項目があることである。 こちらとしては永住権取れるまで辞めるつもりもなかったし、2年で会社がここまでだめになるとも思っていなかっため、軽くサインしていたのだ。 会社の業績が悪化して、日向けのサポートチームをどんどんクビ切りしてしまったため、サポート、ドキュメント翻訳、プリセールスなどでほとんど忙殺される毎日であった。 デベロッパとして採用されたのに、これではあんまりだというのが、こちらの不満である。これは、サポート業務やドキュメント業務を軽視しているわけではなく、自分のスキルを活かせない仕事に不満があった。 そんな状況のため、辞めたから

    会社の辞め方 その1
  • 無趣味のすすめ その2

    以前、村上龍氏の「無趣味のすすめ」について書いたことがあった。 光栄なことに、このエントリーについて、幻冬舎の石原正康氏から、「無趣味のすすめ」の出版にあたり、広告に使わせてもらえないか、というお問い合わせをいただいた。 残念ながら、当方の返事が遅くなってしまって、これは実現しなかった。にもかかわらず、直後に一筆添えてカナダまで一冊送っていただいた。 これほどの立場の人が、私のようなブログの話で、直接メールで問い合わせいただき、にも一筆添えて、などという細やかさには大変驚いた。 これがプロの仕事なのだなあと、変なところに関心した次第である。 さて、を読んだ感想である。 日にいたころにGOETHEですでに読んでいたエッセイも多かったのだが、改めて読んでみても、やはり非常に現実的な話であり、今でこそ、この金融危機で多くの人が気付かされたことが、随分と早くから指摘されていたのだということ

    無趣味のすすめ その2
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