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ブックマーク / blog.agektmr.com (7)

  • Spectre の脅威とウェブサイトが設定すべきヘッダーについて

    長い記事なので先に結論を書きます。 Spectre の登場で、ウェブサイトに必要とされるセキュリティ要件は増えました。具体的に必要な対策は下記の通りです。 すべてのリソースは Cross-Origin-Resource-Policy ヘッダーを使って cross-origin なドキュメントへの読み込みを制御する。 HTML ドキュメントには X-Frame-Options ヘッダーもしくは Content-Security-Policy (CSP) ヘッダーの frame-ancestors ディレクティブを追加して、cross-origin なページへの iframe による埋め込みを制御する。 HTML ドキュメントには Cross-Origin-Opener-Policy ヘッダーを追加して popup ウィンドウとして開かれた場合の cross-origin なページとのコミュニ

    Spectre の脅威とウェブサイトが設定すべきヘッダーについて
  • Payment Request API のよくある誤解を解く

    このポストは Chromium Browser Advent Calendar 2017 の 12/8 分です。先日 Medium に投稿した英語版を翻訳し、日向けに若干加筆したものになります。 Payment Request API が登場してからというもの、おかげさまで非常に多くの方に興味を持っていただいています。一方、その複雑さから勘違いや、誤った情報を元に盛り上がってしまっているような状況が起きています。この記事では、みなさんの反応を見ている中でよくある誤解を解き、正確な情報を提供しようと思います。 そもそも Payment Request API が何かご存じないという方は、まずここから読んでいただくと良いと思います。 Web Payment API? Chrome Payment API? Google Payment API? # すべて間違いです。正しくは "Paymen

    Payment Request API のよくある誤解を解く
  • ウェブのプッシュ通知、何がそんなにすごいのか?

    3 月 13 日、Chrome Beta のブログポストが出ました。AndroidChromeプッシュ通知が使えるようになったのが個人的なハイライトです。 「確かにプッシュ通知は便利かもね〜」と思ったあなた、驚きが足りません。のけぞるべきです。小躍りするべきです。 理由を説明します。 ユーザーエンゲージメントが変わる # あなたのウェブサイトのビジネスモデルが広告モデルにしろ課金モデルにしろ、ユーザーが繰り返し訪れてくれることは大前提です。通常のウェブサイトやサービスは、そのための策を練ります。そのきっかけをサービス側から能動的に与えることで、ユーザーが戻ってきて、ビジネスは回ります。しかし、そのきっかけを与える方法は、非常に限定されていると言わざるを得ません。 インターネットが普及し始めた当初から伝統的に利用されているのがメール、数年前から利用されているのがソーシャルメディア、

    ウェブのプッシュ通知、何がそんなにすごいのか?
  • なぜ Web Components はウェブ開発に革命を起こすのか

    ウェブアプリケーションのフロントエンドに関わる方なら、もう Web Components という 言葉を全く聴いたことがない方は少ないのではないでしょか。 すでに関連記事も数多く出回っており、実際に触り始めている方も多いと思います。しか し、なぜこれが革命的技術なのか、周囲の人に簡潔に説明できる方はどれくらいいるで しょうか?この記事では、それを試みていきたいと思います。 デジタル部品の流通革命 # ソフトウェア部品の流通に今、大きな変化が起きてきています。 数年前のオープンソース環境を覚えているでしょうか?レポジトリは集中管理型の subversion、リリースは zip、テストは手動。Issue の登録もプロジェクトごとにことな るバグ管理システムが使われていたため、とっつきづらかったでしょうし、パッチを送る のも面倒でした。 そんなオープンソースを取り巻く環境が、git や GitH

    なぜ Web Components はウェブ開発に革命を起こすのか
  • Sublime Text 2 のススメ

    皆さんはコーディングの際、どのエディタを使っていますか?僕はもっぱら Terminalvim ゴリゴリ派だったのですが、人によっては Emacs だったり、Mac のアプリだと Coda とか TextMate が人気でしょうか。最近だと WebStorm とか Komodo Edit 辺りも人気あると聞きます。手に馴染んだエディタがあると、なかなか変える気にならないですよね。そんな中で僕が最近気で使い始めているのが、最近海外のフロント系エンジニアの間で人気が高まっている Sublime Text 2 というエディタです。今日はこの Sublime Text 2 ( 以下 ST2 ) を紹介してみます。 Sublime Text 2 の魅力 # 僕の場合、vim がすっかり手に馴染んでしまっていたので、乗り換える必要性を強くは感じていなかったのですが、やはりプロジェクト単位で作業す

    Sublime Text 2 のススメ
  • HTML5 開発者に便利なツール 14 個

    先日 Google+で Addy Osmani 氏が紹介していたオンラインツールが便利そうだったので紹介します。 DocHub.io # CSS, HTML, JavaScript, DOM, jQuery, PHP, PythonAPI リファレンス。インクリメンタルサーチできるので、開発中は常に開いておきたい。 Dillinger.io # 最近 GitHub 関連で使われるようになって流行り始めた Markdown 記法を、視覚的に確認しながら入力できるツール。Dropbox や GitHub のアカウントで繋ぐと、アップロードできるようです。Macデスクトップアプリの Mou というのも合わせて紹介されていました。 HTML5Please # 今から使える HTML5 機能のリストとブラウザの対応状況に応じたアドバイス、そして Pollyfill (未対応ブラウザ向けに機

    HTML5 開発者に便利なツール 14 個
  • WebSocket のバイナリメッセージを試したら、ウェブの未来が垣間見えた

    長い記事なので、先に結論だけ書いておきます。WebSocketのバイナリメッセージ機能は、これまでのインターネットのあり方をひっくり返します。「そんなの知ってるよ」という方もいるとは思います。僕も理屈では分かってたつもりだけど、実際にアプリを作ってみて、具体的にそれを感じることができたので、ちょっと長いですがどういうことなのか説明してみます。 WebSocketとは # WebSocketは、HTML5関連の中でも特に注目を集めている技術の一つです。通常のHTTP通信であればクライアントからのリクエストなしにサーバーは応答しませんが、WebSocketを使うことでクライアントとサーバーの間で双方向の通信が可能となります。これを利用することで、今後様々なリアルタイム性の高いサービスを構築することが可能になるでしょう。 そんなWebSocketですが、これまで波乱の道を歩んできました。数年前か

    WebSocket のバイナリメッセージを試したら、ウェブの未来が垣間見えた
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