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ブックマーク / enterprise.watch.impress.co.jp (10)

  • OracleのSun買収が大詰め 焦点のMySQLの将来は

    発表から8カ月。OracleのSun Microsystems買収が大詰めを迎えている。「MySQL」の獲得がデータベース市場に与える影響を調査してきた欧州委員会(EC)に対し、Oracleは「10の約束」を発表。EC側もこれを評価し、一挙に話が進む見通しとなった。だが、OracleMySQLを手に入れることについては、コミュニティも反対派、賛成派に分断されてしまい、後遺症も懸念される。 Oracleは今年4月、苦境に陥っていたSunを総額74億ドルで買収すると発表。9月には、Sunとコラボしたデータウェアハウス・アプライアンス製品「Exadata Version 2」を発表してハードウェアへのコミットを明確にした。買収の狙いがSunのハードからソフトウェアまでの広範な技術ポートフォリオにあったことを示すものである。その一方で、Sunが2008年2月に買収したMySQLの扱いについては明

  • 佐々木COOが語る、Twitter日本語版が上陸するまで

    Eビジネスマイスター:佐々木 智也 株式会社デジタルガレージ 上級執行役員 グループCEO室/マーケティング担当 株式会社CGMマーケティング 取締役COO 1995年、広告代理店。2001年、北海道新聞社デジタルメディア戦略室にて次世代ビジネス検討とネットビジネス開拓を推進。2005年、デジタルガレージ入社。デジタルガレージグループの戦略事業に携わる。DGメディアマーケティング取締役。2006年、デジタルガレージ・電通・CCI・ADK 4社の合弁会社CGMマーケティングの設立に伴い、取締役COOに就任(現任)。デジタルガレージ上級執行役員グループCEO室/マーケティング担当を兼任。JIAA新領域ワーキンググループメンバー・WOMJapan理事。 ―芸能人や著名人が使ったり、流行語も生み出して、Twitterは飛ぶ鳥落とす勢いですね。 佐々木氏 おかげさまで。日ではまだまだこれからですが

  • Linuxの開発は「今でも趣味」、Linus Torvalds氏講演

    Linux技術カンファレンス「第1回Japan Linux Symposium」が10月21日、東京で開幕した。23日までの期間中には、東京・秋葉原の秋葉原コンベンションホールで各種の技術セッションが行われるほか、21日には東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京で基調講演が行われ、Linux創始者のLinus Torvalds氏らが登壇した。 Torvalds氏は、Linux FoundationエグゼクティブディレクターのJim Zemlin氏の質問に答える形で、Linuxの開発モデルや今後についての考えを語った。 Torvalds氏が18年前にLinuxの開発を始めた際に、Linuxが現在のように広く利用されることを想定していたかという質問には「いいえ」とした上で、「システムは単に自分のために作ったもので、自分のコンピュータで使う以外の目的は無かった。それ以外のことはすべ

  • Windows 7時代の新常識-仮想ハードディスクをドライブとして使う【後編】

    VHD(Virtual Hard Disk)は、Hyper-VやVirtual PCなどで使われている仮想ハードディスクのファイルフォーマットだ。これまで仮想環境で使われていたVHDファイルだが、Windows 7とWindows Server 2008 R2では、ドライブとしてマウントしたり、OSのブートドライブとして利用できるようになる。 今回は、VHDファイルをブートドライブとして使用する方法を紹介する。 ■新しく作るVHDファイルを使ってブートドライブを作る まずは、HDDの代わりにVHDファイルをブートドライブにする方法を紹介する。ここでは、未フォーマットのHDDに対して、新たにVHDファイルを作成し、作成したVHDファイルにWindows 7をインストールする方法を紹介する。 注意が必要なのは、VHDファイルをブートドライブにできるOSは、Windows 7/Windows S

  • 第4のハイパーバイザー、Red Hatの「KVM」

    連載では、これまでVMwareの「VMware ESX/ESXi」、マイクロソフトの「Hyper-V」、シトリックスの「XenServer」などを取り上げてきた。今回は、第4のハイパーバイザーといえる米Red Hatの「KVM」を紹介する。 ■Linuxカーネルに統合されたKVM Red Hatは、6月中旬から企業ユーザー限定で「Red Hat Enterprise Virtualization(以下、RHEV)」のβテストを始めた。RHEVは、昨年Red Hatが買収したQumranet(クムラネット)のKVMをハイパーバイザーとしたものだ。 Linuxのハイパーバイザーとしては、米Citrixに買収されたXenが有名だ。しかし、Red Hatは、今後KVMがLinuxのハイパーバイザーとして主流になっていくと考えている。 米Red Hat、Executive Vice Preside

  • 米Citrixが「XenServer」を無料化、高度管理パッケージ「Essentials」も発表

    米Citrix Systemsは2月23日(米国時間)、自社の仮想化プラットフォーム「Citrix XenServer」を無料化すると発表した。3月末までにダウンロード提供を開始する予定。あわせて、高度な管理機能を集めた新製品ライン「Citrix Essentials」を発表した。 これまでCitrixは、簡易版の「XenServer Express Edition」を無料で提供してきたが、新たに無料化するXenServerでは、マルチノード管理、複数サーバーでのリソース共有などの機能が利用できるという。 また、ラボ自動化、動的プロビジョニング、「Cirtix StorageLink」を利用したストレージ統合、ワークフロー・オーケストレーション、高可用性などの高度な機能は、Essentialsで有料で提供する。 Essentialsのパッケージは、XenServer向けの高度仮想化管理機能

  • WindowsユーザーのためのXenServer入門【前編】

    Xenといえば、Linuxベースの仮想化ソフトとして知られている。そのため、Windowsをメインに使うユーザーにしてみれば、ちょっと敷居の高いように思えるかもしれない。しかし、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社が10月にリリースした「Citrix XenServer 5」を使ってみると、イメージは変わるのではないだろうか。今回は、同社が無償で提供している無償版のXenServer Express Editionの試用レポートをお送りする。前編は、XenServerのインストール方法を紹介する。 ■ XenServerの必要要件 XenServer Express Editionは、シトリックスのWebサイト(US)からダウンロードできる。必要事項を入力すると、インストール用のイメージファイル(Product Installer)のほか、管理ツールのXenCenterなどが公開され

  • Hyper-Vはどの程度使えるか【最終回】

    ALU(論理演算)に関しては、4つの仮想マシンまでは、各CPUコアにうまく処理が割り振られているようで、それほど性能にばらつきはなかった。ただ、仮想マシンを5台にしてからは、徐々にALUの性能も落ち始めているようだ。このあたりは、CPUコア数以上に、仮想マシンを作り同時に動かしているためだろう。 FPU(浮動小数点演算)に関しても、ALUと同じような傾向にある。 MEMやHDDアクセスに関しては、仮想マシンが増えるほどパフォーマンスが低下している。ただ気になるのが、HDDアクセスが、仮想マシン1台から、2台以上になったときに、劇的に低下している点。これがどういった原因でおきているのか類推するしかないが、やはりNTFSディスク上にファイルとして仮想HDDを利用している上では、ディスクパフォーマンスは低下するのだろう。 今回のベンチマークでは、容量可変の仮想HDDを使用したため、容量固定の仮想

  • Hyper-Vはどの程度使えるか【第一回】

    Windows Server 2008の仮想化機能「Hyper-V」のダウンロード提供が開始された。仮想化機能がWindows Server 2008のOSレベルで提供されることで、複数のサーバーを1台のハードウェアに統合したり、レガシーサーバー環境を新しいハードウェアに移行することが容易になる。レガシーシステムをそのまま使い続けるのではなく、コストパフォーマンスに優れた新しいサーバーハードウェアに移行しても、トラブルなく使うことができるというメリットがある。今回は、Hyper-Vの概要を紹介する。 ■ ハイパーバイザ方式を採用したHyper-V Hyper-Vは、今までマイクロソフトがリリースしていたVirtual Server 2005とは、根的にアーキテクチャが異なっている。 Virtual Server 2005は、ホストOSとなるWindows Server 2003上に仮想環

  • 米カーネギーメロン大、HTTPS通信を安全にするFirefox向け拡張機能公開

    米カーネギーメロン大学コンピュータ科学部の研究者らが8月28日(米国時間)、SSH/SSL通信での攻撃を防止するためのFirefox 3向け拡張機能「Perspectives」を公開した。LinuxWindowsMac OS Xに対応。同大学のWebサイトから無料でダウンロードできる。 Perspectivesは、米VeriSignの認証局が署名したPKIを利用していない自己署名型Webサイトと安全な通信を確保するための層を提供する。こうした自己署名型Webサイトに接続した場合、Firefoxはセキュリティエラーメッセージを出すが、Perspectivesは新しいアプローチによって、サイトの有効性を確認して自動でエラーメッセージを上書きする。ユーザーは間違ったステップを踏むことなく、シンプルに安全性を確認できるという。 具体的には、「ネットワーク公証サーバー」と呼ぶ公開サーバーを立ち上

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