photo by nmorao 運用と開発のよい関係 ここのところで危機感を覚えているのは、個別の無茶振りに対して運用的な個別対応をこなせるようになった段階で終わってしまっていて、長期的な観点から機能に落としこむための視点と時間が不足していること。もちろん、個別対応はその場限りで終わることが多いし、すぐに対応しないといけない。 暫定機能の継ぎ接ぎで作りこんでいたらプロダクトデザインが壊れてしまうので「運用でカバー」はある側面からは正しい。 だけど、そもそも機能として実装されていれば、作業者を選ばないし、手順に抜け漏れがないかヒヤヒヤすることもない。個別の運用対応依頼が来るということは、やはり機能としての不足がある。開発者としての視点が強すぎると、こっちで作った機能にビジネス側が合わせろというお門違いに陥ることも多い。物を作るだけでは自己満足に過ぎなくて、提供できるサービス価値に主題がある。