楽器の演奏音を認識し、自動で楽譜をめくってくれる――そんなiPad向け電子楽譜アプリ「フェアリー」を、ファン・タップ(京都市)が6月13日からAppStoreで公開する。アプリは無料で、専用楽譜は1曲350円。 同社が独自開発した音響認識・演奏位置検出技術を使い、ピアノやギターなどの演奏音を認識。専用楽譜上の演奏位置をリアルタイムで検出し、演奏がページの終盤に差し掛かると自動でページをめくってくれるという。 専用楽譜はアプリ内で1曲ごとに購入できる。個人練習用途を想定し、まずはピアノの発表会や結婚式などで多く演奏されるピアノ譜を中心に数十曲を販売。今年中にギター譜なども含めた約3万曲の楽譜を販売する予定という。 関連記事 楽譜を撮れば演奏してくれるiPhoneアプリ「楽譜カメラ」 河合楽器から iPhoneカメラを楽譜に向けるだけでメロディを奏でるというアプリ「楽譜カメラ」を河合楽器製作所