Windowsのコントロールパネル廃止問題でひと騒動があったが(下記リンク記事参照)、そもそも設定項目が1箇所でまとまって一覧できればこんな問題は起こらない。そこで活用したいのがWindowsのGodMode(神モード)だ。 ●とうとうWindowsからコントロールパネルが廃止! マイクロソフトが公表(8月23日のニュース) ●Windows「コントロールパネル廃止」を撤回? 発端になった文章が変更(8月28日のニュース) Windowsの隠しモードであるGodMode 実はWindowsには、GodModeと言われる隠しモードが存在しており、特殊な手順を踏むことでコントロールパネルの各項目の機能や設定を一覧表示でき、どの設定項目にもほぼ1クリックでアクセルできる隠し機能が存在している。 ●GodModeの設定方法 Godモードの設定は、新しいフォルダを作り、フォルダ名を「GodMode.
Windows 11のフォトアプリは、WinUI 2を使うUWPアプリから WinUI 3を使うDesktopアプリに切り替わった 現在のWindows 11に搭載されている「フォト」アプリは、UWPではなくWindows App SDKを使うDesktopアプリ(Win32アプリ)になっている。 WinUI 3を使うDesktop/Win32アプリケーションになったフォトアプリ。写真をクリックすると、別ウィンドウが開き、複数のビューアーウィンドウを同時に開くことができる 簡単に言えば、フォトアプリ(Photos.exe)は、通常のEXE実行ファイルである。また、従来のUWP版フォトアプリは、現在では「Microsoft フォト レガシ」として、Microsoftストアから入手が可能だ。 フォトアプリは、WinUI 2を使うUWPアプリから、今年の4月頃にWinUI 3を使うDesktop
米Microsoftは8月21日(現地時間)、当初は6月発売の「Copilot+ PC」に搭載する予定だったが延期されたAI機能「Recall」(日本では「リコール」)を、10月のWindows Insiderプログラムで提供すると発表した。 リコールは、Windows 11に組み込まれたローカルAIモデルを使って、PCで表示したほぼすべてのスクリーンショットを撮影して保存し、後からの検索を可能にする機能。リコールのタイムラインでスナップショットをスクロールし、操作を振り返ることができる。 Microsoftは、リコールはデバイス上で安全かつローカルでプライベートであると主張しているが、セキュリティ研究者はデータベースが暗号化されておらず、マルウェアがリコールにアクセスできる可能性があると指摘し、物議を醸した。Microsoftはこれを受け、提供を延期していた。 Microsoftは更新し
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 イスラエルのサイバーセキュリティ企業の米SafeBreachの研究者であるアロン・レヴィーさんは、セキュリティカンファレンス「Black Hat USA 2024」でWindowsアップデートプロセスを悪用してシステムを古い脆弱なバージョンに戻すダウングレード攻撃「Windows Downdate」を発表した。 この攻撃はWindowsアップデートを乗っ取り、カスタムダウングレードを作成して、過去の数千もの脆弱性を露呈させ、修正済みの脆弱性をゼロデイ化する。これにより、世界中のWindowsマシンにおいて「完全にパッチ適用済み」が無意味になる可能性があ
今秋に登場予定のWindows 11 Ver.24H2では、Windowsのスマートフォン連携機能を介して、Androidスマートフォンのファイルにエクスプローラーからアクセスできるようになる予定だ。今回は、この機能を解説しよう。なお、Windows 11 Ver.24H2では、これとは別に、スタートメニュー横にスマートフォン連携の情報を表示可能になるようだ。 Windows 11 Ver.24H2では、スマートフォン連携関連の強化が予定されている。その1つにスタートメニューの横にスマートフォン連携の状態を表示するという機能がある エクスプローラーからスマホのファイルにアクセス USBケーブルで接続する必要もない この機能は、Windows Insider Programのプレビュー版Windows 11 Ver.24H2で利用できる。名前がないと解説しにくいため、ここでは、この機能を「エ
2024年7月19日、サイバーセキュリティ企業のCrowdStrikeが配信したアップデートの影響で全世界で850万台のWindows搭載PCが起動不能になりました。OSの中でも中核部分であるカーネル部分のアップデートにおいてはCrowdStrikeの例のように重大なトラブルを発生させる可能性がつきまとうものです。そうしたカーネル部分のアップデートによるクラッシュを防止する技術が「eBPF」です。 No More Blue Fridays https://www.brendangregg.com/blog/2024-07-22/no-more-blue-fridays.html CrowdStrikeの事件については下記の記事を読むとよくわかります。 全世界的に発生したCrowdStrikeによるブルースクリーンオブデス問題の影響を受けたWindows端末は850万台で全体の1%未満 -
2024年7月19日に発生した世界的なIT障害であるクラウドストライク事件に関連し、Microsoftが「2009年に欧州委員会からの要求に応じたのが原因でCrowdStrikeのクラッシュがWindowsに波及するのを防げなかった」と示唆したことが報じられました。 Blue Screens Everywhere Are Latest Tech Woe for Microsoft - WSJ https://www.wsj.com/tech/cybersecurity/microsoft-tech-outage-role-crowdstrike-50917b90 Microsoft points finger at the EU for not being able to lock down Windows - Neowin https://www.neowin.net/news/micr
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